
パターマットおすすめの選び方|スコアアップを実現する自宅練習マット7選

FUNQスタッフ
- 2025年10月09日
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「スコアの約4割はパット」と分かってはいるものの、アプローチやドライバーの練習ばかりで、パター練習は後回しになっていませんか。「自宅で手軽に練習できれば、もっとスコアが縮まるのに…」と感じている方も多いでしょう。
この記事では、自宅でのパター練習の質を劇的に向上させるおすすめのパターマット7選を徹底解説します。
数多くの製品の中から、本当に実力がつく定番モデルから話題の最新モデルまでを厳選しました。この記事を読めば、あなたにぴったりの一枚が見つかり、ライバルに差をつける「寄せワン」量産の道が開けるでしょう。
失敗しないパターマットの選び方!3つの重要ポイント
自分に合わないマットを選んでしまうと、練習効果が半減するどころか、変な癖がついてしまう可能性もあります。ここでは、購入前に必ずチェックしたい3つのポイントを解説します。
選び方のポイント1:マットの転がり(速さ)で選ぶ
パターマット選びで最も重要なのが、ボールの転がる速さです。実際のグリーンに近い環境で練習することで、本番での距離感が養われます。
マットの速さは「フィート(ft)」という単位で表されます。数値が大きいほどボールが速く転がる「高速グリーン」を意味します。
- 8〜9フィート前後(標準〜やや速め): 日本のゴルフ場の平均的な速さです。初心者から上級者まで、まずこの速さを基準に選ぶのがおすすめです。
- 10フィート以上(高速): トーナメントが行われるような、整備された高速グリーンを再現しています。繊細なタッチを磨きたい中〜上級者向けです。
用語解説:スティンプメーターとは?
グリーンの速さを測るための道具、またその数値のこと。3フィート(約91.4cm)のアルミ製のレールからボールを転がし、自然に止まるまでの距離を計測します。例えば、10フィート転がれば、そのグリーンの速さは「10フィート」となります。
選び方のポイント2:練習したい内容に合う「機能性」で選ぶ
どのようなパッティングスキルを向上させたいかによって、選ぶべきマットの機能は変わります。
- 傾斜機能: フックラインやスライスラインなど、実際のコースで頻出する傾斜をつけた練習ができます。より実践的な感覚を養いたい方におすすめです。
- オートリターン(自動返球)機能: 打ったボールが自動で手元に戻ってきます。ボールを拾いに行く手間が省けるため、テンポ良く反復練習に集中できます。
- ガイドライン: まっすぐなストローク軌道や、正しいアドレス(構え)の確認に役立つラインが印刷されています。特に初心者の方は、ガイドライン付きのモデルを選ぶと上達が早まるでしょう。
選び方のポイント3:設置スペースと収納のしやすさで選ぶ
自宅で使うものだからこそ、サイズと収納性は見逃せないポイントです。
サイズ: 一般的なパターマットの長さは 1.5m〜3m です。
- 1.5m〜2m: ショートパットの精度向上に特化。省スペースで練習できます。
- 2.5m〜3m: ミドルパットまで対応可能。より実践的な距離感の練習ができます。
収納性: 練習しない時は、クルクルと丸めて収納できるタイプがほとんどです。日本の住宅事情を考えると、コンパクトに収納できるかは重要な選定基準になります。
編集部が厳選!パターマットおすすめ7選
ここからは、選び方のポイントを踏まえ、編集部が厳選した最新のおすすめパターマット7選をご紹介します。定番から最新モデルまで、あなたのレベルと目的に合った一枚がきっと見つかります。
1. Tabata / Fujitaマット U-2.3|迷ったらこれ!実践感覚が養える王道・定番マット
藤田寛之プロ監修、パター練習の決定版モデルです。最大の特徴は、ワンタッチで計5種類の傾斜ラインを設定できること。藤田プロが最適と判断した左右2段階(1.5度/3.0度)のフック・スライスラインを、自宅で手軽に練習できます。また、一般的な人工芝ではなく、芝目に左右されない自然な転がりを実現する新感覚の「フォーミングマット」を採用。人工芝特有の巻き癖や芝の抜けといった悩みから解放され、メンテナンス性に優れているのも魅力です。基本から応用まで、これ一枚で質の高い練習が可能です。
ブランド | タバタ |
商品 | Fujitaマット U-2.3 (GV0136) |
参考価格 | ¥9,900(税込) |
2. DAIYA GOLF / ダイヤオートパットHD|質の高い反復練習を実現する静音オートリターン
静音性に優れたオートリターン機能で、時間を気にせず反復練習に集中できる高機能モデルです。カップを外しても自動でボールが戻るため、初心者でもストレスなく練習に打ち込めます。マットには、スティンプメーター11.8フィートの高速グリーンを再現した「約1.8倍高密度人工芝」を採用し、実践的なタッチを養えます。さらに、返球距離を約1.0mから調節できる「返球距離調節ボリューム」を搭載しているのも大きな魅力。実際のコースで最も緊張する1mのショートパットを、これ一台で徹底的に練習できます。
ブランド | ダイヤゴルフ |
商品 | ダイヤオートパットHD (TR-478) |
参考価格 | ¥15,400(税込) |
3. ProPath / ProPath Putting Mat|全英覇者のコーチが監修した最新・本格マット
全英オープン覇者のコーチ陣が「3パット対策」をコンセプトに共同開発した、2025年7月発売の本格パターマットです。10〜11ftの高速グリーンを再現しており、練習から繊細なタッチを要求します。マット上には距離感とフェース向きを可視化する豊富なガイドラインが満載で、パッティングの精度を飛躍的に高めます。さらに、シワやヨレが少ない高品質な素材で、滑り止めや静音設計など日常での使いやすさも追求。ドリルを多数収録した日本語ガイドブックが付属し、飽きずに楽しく練習を続けられるのも大きな魅力です。
ブランド | プロパス |
商品 | ProPath Putting Mat |
参考価格 | ¥20,800(税込) |
4. パターマット工房PRO-GOLFSHOP / SUPER-BENT パターマット|リアルな転がりを追求した高品質・日本製
「まるで本物のグリーン」と評判の、日本製にこだわった高品質マットです。日本のゴルフ場のベントグリーンを徹底的に研究して作られており、リアルなボールの転がりを体感できます。このマットの真価を発揮するのが、付属の「距離感マスターカップ」。このカップは、ジャストタッチでは入らず、カップを30cmオーバーする「もうひと転がり」の強いタッチで初めてカップインするように設計されています。これにより、ショートを防ぎ、実戦で通用する”攻めのパッティング”が身につきます。
ブランド | パターマット工房PRO-GOLFSHOP |
商品 | SUPER-BENT パターマット |
参考価格 | ¥3,850(税込)~ |
5. PERFECT STROKE / BLACKMAT & T-Putting|軌道と距離感を体に刻む新コンセプト練習器具
2024年末から話題となっている、新しいコンセプトの練習器具です。黒いマットとT字型のストロークガイドがセットになっており、正しいストローク軌道を徹底的に体に覚えさせることを目的としています。ガイドに沿ってパターを動かすことで、理想的な軌道が自然と身につきます。マット上には距離感を養うための「グッドゾーン」が示されており、視覚と身体感覚の両面からパッティング精度を高めるアプローチがユニークです。我流のストロークを矯正し、基本からしっかり固めたい方に特におすすめです。
ブランド | パーフェクトストローク |
商品 | BLACKMAT & T-Putting |
参考価格 | ¥14,850(税込) |
6. PuttOUT / PuttOUT スリムパターマット|巻癖がつかない!いつでもどこでも本格練習できるスリムマット
「スペースがない」「持ち運びたい」という願いを叶える、幅25cmのスリムな本格派マットです。最大の特徴は、厚みのあるTPRゴムにより、広げた瞬間に巻き癖なく完全にフラットになること。いつでもスムーズで信頼性の高い練習環境を提供します。スティンプメーター10フィートのリアルな高速グリーンを再現しており、付属の専用バッグでどこへでも持ち運んで質の高い練習が可能です。
ブランド | パットアウト |
商品 | PuttOUT スリムパターマット |
参考価格 | ¥11,270(税込)~ |
7. Tabata / Fujitaマット 1.5|省スペースで集中力を高めるコンパクトモデル
「大きなマットを置くスペースはないけど、練習はしたい」そんな悩みを解決するのが、このコンパクトモデルです。長さ1.5mと省スペースながら、練習効果は抜群。カップの直径が実際のホールより小さく設計されており、より高い集中力とストロークの正確性が求められます。この小さなカップで練習を続けることで、本番のカップが大きく見え、精神的な余裕が生まれるでしょう。価格も手頃で、気軽にパター練習を始めたい初心者の方や、日々の練習を習慣化したい方の最初の一枚としておすすめです。
ブランド | タバタ |
商品 | Fujitaマット 1.5 (GV0141) |
参考価格 | ¥7,920(税込) |
パターマット選びのよくある質問
ここでは、パターマットを選ぶ際によく寄せられる質問にお答えします。
Q1. 初心者にはどんなパターマットがおすすめ?
A. ガイドライン付きで、標準的な速さのマットがおすすめです。まずは正しいアドレスで、ボールをまっすぐ打ち出す感覚を養うことが最優先です。そのため、ストローク軌道やボールの位置を示してくれるガイドラインがあると、上達の助けになります。また、速すぎるマットはタッチを合わせるのが難しいため、標準的な速さのものから始めると良いでしょう。
Q2. 予算5,000円以下で買える良いマットはありますか?
A. はい、あります。基本練習には十分なモデルが選べます。今回ご紹介した「タバタ Fujitaマット 1.5」のように、5,000円以下でも質の高い練習ができるモデルは存在します。高価格帯のモデルに比べると、傾斜機能がなかったり、素材が異なったりしますが、まっすぐ打つ練習には十分です。まずは手頃なモデルで練習を習慣化するのも良い選択です。
Q3. 「高速グリーン対応」は必要ですか?
A. ご自身がよくプレーするゴルフ場の速さによります。普段プレーするコースが高速グリーン(いわゆる”速いグリーン”)の場合は、それに近い速さのマットで練習すると距離感が合いやすくなります。しかし、そうでない場合は、速すぎるマットで練習すると、本番でタッチが合わなくなる可能性もあります。自分のプレースタイルが分からないうちは、標準的な速さのモデルを選ぶのが無難です。
まとめ
この記事では、スコアアップに直結するパターマットの選び方と、最新のおすすめ7選をご紹介しました。
最後に、重要なポイントを3つにまとめます。
- マット選びは「転がりの速さ」「機能性」「サイズ」の3点が重要。
- 長年愛される定番モデルは信頼性が高く、最新モデルは特定の課題解決に強い。
- 自宅での地道な練習の積み重ねが、スコアアップへの一番の近道。
パッティングに「絶対」はありませんが、練習量が増えれば自信につながります。この記事を参考に、あなたにぴったりの一枚を見つけて、今日から「パット名人」への道を歩み始めましょう。
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