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【2025年最新】登山用帽子の選び方|快適な山行を実現するおすすめ12選

「日差しが強くて首の後ろが焼けてしまった」「急な雨で視界が悪くなり、不快な思いをした」そんな経験はありませんか?

登山において、帽子は単なるファッションアイテムではありません。紫外線や雨、落下物から頭部を守り、快適性と安全性を大きく左右する重要な装備です。この記事では、登山用品を年間100時間以上テストする専門ライターが、数ある登山用帽子の中から本当に価値のある一品を見つけるための選び方のポイントを徹底解説します。

さらに、2025年の最新モデルの中から、初心者から上級者まで満足できるおすすめの帽子を12個厳選してご紹介。この記事を読めば、あなたの次の登山を最高に快適にする、運命の帽子がきっと見つかります。

失敗しない登山用帽子の選び方

自分にぴったりの帽子を選ぶために、押えておきたい4つの重要なポイントを解説します。なぜその機能が必要なのか、理由とあわせて理解することで、購入後の後悔を防ぎましょう。

帽子の形で選ぶ(ハット vs キャップ)

帽子の形状は、登山のスタイルや目的に合わせて選ぶのが基本です。それぞれにメリット・デメリットがあるため、特徴を理解しておきましょう。

ハット型(サファリハット、ブーニーハット)

360度全方向にツバがあるため、紫外線や雨粒から顔、首、耳を広範囲に守れるのが最大のメリットです。特に森林限界を超えた稜線歩きなど、日差しを遮るものがない場所で効果を発揮します。風で飛ばされないよう、あご紐付きのモデルを選ぶとより安心です。初心者の方は、まずこのハット型から検討するのがおすすめです。

キャップ型

前方にのみツバがあるため、風の抵抗を受けにくく、スポーティーで動きやすいのが特徴です。レインウェアのフードを被っても視界が干渉されにくく、藪漕ぎ(やぶこぎ)などでも邪魔になりにくいメリットがあります。後頭部がメッシュになっているモデルは通気性が高く、夏場の低山ハイクやトレイルランニングにも適しています。

機能性素材で選ぶ(防水透湿性・UVカット・速乾性)

登山用帽子は、使われている素材の機能性が快適さを大きく左右します。特に重要な3つの機能性に注目しましょう。

防水透湿性素材

山の天気は変わりやすいもの。急な雨から頭部を守るために、防水性は重要な機能です。同時に、行動中に頭部にかく汗を外に逃がす「透湿性」も欠かせません。この二つを両立したのがGORE-TEX®(ゴアテックス)に代表される防水透湿性素材です。
豆知識:GORE-TEX®︎とは?
水滴は通さないのに、水蒸気(汗)は通す微細な孔を持つ特殊なフィルム素材のこと。高い防水性と透湿性を両立し、多くのアウトドアウェアやギアに採用されています。

UVカット機能

標高が100m上がるごとに紫外線量は約1%増加すると言われています。高山では平地よりもはるかに強い紫外線に晒されるため、肌を守るUVカット機能は必須です。帽子のスペックに記載されている「UPF」の数値をチェックしましょう。

豆知識:UPFとは?

`Ultraviolet Protection Factor`の略で、衣類などの紫外線保護指数です。「UPF50+」が最高値で、夏の高山など日差しが強い場所ではUPF30以上のモデルを選ぶと良いでしょう。

吸汗速乾性

登山中は大量の汗をかきます。汗で濡れた帽子を被り続けると、不快なだけでなく、休憩中に風に吹かれて頭が冷え、体調を崩す原因にもなりかねません。ポリエステルなどの化学繊維で作られた吸汗速乾性の高い素材なら、汗を素早く吸収・乾燥させ、ドライで快適な状態を保ちます。

快適性を高めるディテールで選ぶ

細かな部分ですが、使い心地に大きく影響するディテールもチェックしましょう。

ベンチレーション(通気口)

帽子の側面や頭頂部に設けられたメッシュの通気口。ここから熱や湿気が効率的に排出され、長時間の着用でも蒸れにくくなります。

汗止め(スベリ)

帽子の内側、おでこに当たる部分です。吸汗速乾性に優れた素材が使われていると、汗が目に入るのを防ぎ、快適性が向上します。

サイズ調整機能

後頭部のドローコードやベルトでフィット感を調整できる機能。自分の頭にしっかりフィットさせることで、風で飛ばされたり、ズレて視界を妨げたりするのを防ぎます。

【2025年最新】編集部が厳選!登山用帽子おすすめ12選

ここからは、選び方のポイントを踏まえ、人気アウトドアブランドの最新モデルの中から厳選したおすすめの登山用帽子を12個ご紹介します。

1. Finetrack(ファイントラック)| レイルオン®カミノハット

極薄素材が生み出す、異次元の通気性
日本の気候を知り尽くした国産ブランド、ファイントラックが作る高通気ハットです。頭頂部と側面に、極薄のメカニカルストレッチナイロンリップストップ生地を配置。これにより、風が通り抜けるような優れた通気性を実現しています。高いUVカット性(UPF50+)と撥水性も備え、特に蒸し暑い日本の夏山ハイクで最高のパフォーマンスを発揮するモデルです。

ブランド Finetrack(ファイントラック)
商品 レイルオン®カミノハット
価格 ¥8,910(税込)

 

2. Foxfire(フォックスファイヤー)| ワイルドキャンパーズハット

風合いを育てる、ワックスドコットンハット
クラシックなアウトドアスタイルを好む方におすすめしたい、味わい深いハットです。生地にはパラフィン(ロウ引き)加工を施した帆布(はんぷ)を採用。高い防風性と撥水性を持ちながら、使い込むほどにチョークマーク(白化)やアタリが生まれ、自分だけの風合いに育っていきます。レザーのパーツも高級感を演出する、長く付き合える一品です。

ブランド Foxfire(フォックスファイヤー)
商品 ワイルドキャンパーズハット
価格 ¥7,480(税込)

 

3. Millet(ミレー)| ワナカ ハット

街でも山でも使えるフレンチデザイン
フランスのアウトドアブランドらしい、洗練されたデザインが魅力の軽量トレッキングハット。非常に軽量で速乾性に優れたDRYNAMIC™素材は、優れた紫外線カット効果も備えています。柔らかな素材でコンパクトに折りたたんでポケットやザックに収納できるため、旅行や普段使いにも便利です。

ブランド Millet(ミレー)
商品 ワナカ ハット
価格 ¥8,250(税込)

 

4. Marmot(マーモット)| GORE-TEX Safari Hat

雨天の信頼性で選ぶならこの定番
防水透湿素材GORE-TEX PACLITE®を使用した、全天候型のサファリハットです。縫い目にはすべてシームシーリング加工が施され、雨の侵入を完全にシャットアウト。晴天から雨天まで天候を問わず頭部を快適に保護し、雨の日の登山でも視界をしっかり確保したい方におすすめです。

ブランド Marmot(マーモット)
商品 GORE-TEX Safari Hat
価格 ¥7,150(税込)

 

5. Outdoor Research(アウトドアリサーチ)| オデッセイバケットハット

速乾UPF50+であらゆるアクティビティに対応
OUTDOOR RESEARCH アウトドアリサーチ オデッセイバケットハットは速乾性の高いバケットハットです。トレイルやウォーターアクティビティにお勧めの、速乾性に優れたバケットハット。UPF 50+ ファブリックを採用しているので紫外線下での行動をもっと自由に。顎紐と調節機能のあるドローコードで帽子が飛ぶことを防ぎます。軽量でコンパクトになるので、旅行の際に携帯するのもお勧めです。

ブランド Outdoor Research(アウトドアリサーチ)
商品 オデッセイバケットハット
価格 ¥7,480(税込)

 

6. THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)| ホライズンハット

登山帽子の代名詞的ベストセラー
登山やフェスで最も見かける帽子の一つと言っても過言ではない、超定番モデル。頭囲にぐるりと配置されたベンチレーションメッシュが抜群の通気性を確保し、暑い日でも快適さを保ちます。UVケア(UPF15-30)機能を備え、取り外し可能なあご紐も付属。豊富なカラーバリエーションと、比較的手に取りやすい価格も人気の理由です。

ブランド THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
商品 ホライズンハット
価格 ¥6,270(税込)

 

7. Arc’teryx(アークテリクス)| シンソラ シェード ハット

厳しい日差しから守る、究極のサンプロテクション
ミニマルで洗練されたデザインと、最高の機能性を追求するアークテリクスのサンハットです。非常に軽量な素材ながら、幅の広いツバと取り外し可能なサンシェードが、厳しい日差しから顔と首を徹底的にガードします。夏の高山縦走やロングトレイルなど、シビアな環境に挑むハイカーにおすすめのハイエンドモデルです。

ブランド Arc’teryx(アークテリクス)
商品 シンソラ シェード ハット
価格 ¥14,300(税込)

 

8. Salomon(サロモン)| BONATTI WATERPROOF FIVE PANEL

街からトレイルまで使える防水キャップ
アーバンユースにもアウトドアユースにも適した、防水性キャップの新シーズン版が登場。BONATTI 防水性素材とテープドシームで水を寄せ付けません。設計には 5 枚のパネルを使用し、織ネームラベルで現代的なスタイルを演出。街中の散策をはじめトレイルにも最適です。

ブランド Salomon(サロモン)
商品 BONATTI WATERPROOF FIVE PANEL
価格 ¥4,950(税込)

 

9. Karrimor(カリマー)| sudare cap

首筋の日焼けを防ぐユニークな機能派
その名の通り、日本の「すだれ」から着想を得た、日除け布付きのユニークなキャップです。本体には撥水性とUVカット機能を備えた素材を使用。後頭部に収納されたロールアップ式のサンシェードは、必要な時だけ引き出して首筋を日差しから守ります。サンシェードはメッシュ素材で通気性も確保されています。

ブランド Karrimor(カリマー)
商品 sudare cap
価格 ¥6,820(税込)

 

10. Columbia(コロンビア)| サーモンパスキャップ

どんなシーンにも馴染む、定番UVカットキャップ
コロンビア独自のサンプロテクション機能「オムニシェイド」UPF50を備えた、シンプルなデザインの定番キャップです。汗止め部分には吸湿速乾素材を採用し、汗をかいても快適な被り心地をキープ。後頭部のアジャスターで簡単にフィット感を調整できます。登山やキャンプはもちろん、タウンユースやフェスなど、あらゆるシーンで活躍する汎用性の高いアイテムです。

ブランド Columbia(コロンビア)
商品 サーモンパスキャップ
価格 ¥3,190(税込)

 

11. Ciele athletics(シエル アスレティックス)| GOCap Comp Century

冷却・防臭・フィット感をアップグレード
ベストセラーのGOCap CenturyをCompにアップグレードしました。GOCap Compは、ストレッチFLEXweave ファブリックをベースに、フィット感のある着心地とUPF+50プロテクションを実現。COOLmatic | PLUS MIKRAmesh™と組み合わせることで、冷却、発散、防臭を促進します。また、GOCap Comp Centuryは初めて3サイズ展開となり、自分にぴったりのサイズを見つけることができます。

ブランド Ciele athletics(シエル アスレティックス)
商品 GOCap Comp Century
価格 ¥5,940(税込)

 

12. THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)| バーブライトキャップ

抜群のフィット感と携帯性。アクティブな登山者のための軽量キャップ
やわらかな被り心地でフィット感が非常に高い、アクティブな登山シーンに最適なキャップです。軽量なストレッチソフトシェル素材「APEX Aerobic Super Light ECO」を採用し、後部のバックルで調整することで強風時でも脱げにくいフィット感を実現。景色を見上げる際にも邪魔にならないようコンパクトに設計されたツバは、芯材もやわらかく、丸めて携行することも可能です。UVケア(UPF15-30)機能も備えています。

ブランド THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
商品 バーブライトキャップ
価格 ¥6,820(税込)

 

登山用帽子選びのよくある質問

ここでは、登山用帽子選びに関する疑問や不安にお答えします。

Q1. 登山初心者ですが、最初に買うべきはハットとキャップ、どちらですか?

A1. 汎用性の高い「あご紐付きのハット」がおすすめです。
キャップに比べて紫外線や雨からの保護範囲が広く、あらゆる状況に対応しやすいのが理由です。特に、日差しを遮るものが少ないルートや、長時間行動する際には首や耳を日焼けから守れるメリットは非常に大きいです。風の強い稜線でもあご紐があれば飛ばされる心配が少なく、安心して使用できます。まずはハットを基本装備とし、慣れてきたら山行スタイルに合わせてキャップを買い足すのが良いでしょう。

Q2. 登山用帽子の価格帯はどれくらいですか?安くても大丈夫?

A2. ¥4,000〜¥14,000程度が中心価格帯です。安い帽子が悪いわけではありませんが、機能性とのバランスを見極めることが重要です。
価格の差は主に、GORE-TEX®︎などの高機能素材の使用、縫製の丁寧さ、ブランドの付加価値などによって生まれます。

  • 〜¥5,000: UVカットや吸汗速乾など、基本的な機能を備えたモデル。日帰りの低山ハイクなどであれば十分活躍します。
  • ¥5,000〜¥10,000: GORE-TEX®︎や独自開発の高性能素材を使用したモデル。防水性や通気性、軽量性など、特定の機能に優れています。
  • ¥10,000〜: 特殊な機能(着脱式シェード付きなど)や、ブランドのハイエンドモデル。

標高の高い山や悪天候が予想される山行では、信頼性の高い素材を使用した5,000円以上のモデルを選ぶと、より安全で快適です。

Q3. GORE-TEX®︎の帽子は夏場は蒸れますか?

A3. 晴天時にメッシュの帽子と比較すれば蒸れを感じる可能性はありますが、一般的な防水素材に比べれば格段に快適です。
GORE-TEX®︎は高い「透湿性」を持つため、汗による水蒸気を外に逃がしてくれます。しかし、その性能には限界もあり、真夏の低山で大量の汗をかくような状況では、通気性抜群のメッシュハットに快適性で劣る場合もあります。
「雨天時の絶対的な安心感」を取るか、「晴天時の最高の通気性」を取るか、というトレードオフの関係と考えると分かりやすいでしょう。雨の可能性が少しでもある山行ではGORE-TEX®︎は心強い味方になります。

Q4. 登山で汗だくになった帽子の正しい洗い方は?

A4. 基本は「中性洗剤での手洗い」と「陰干し」です。
汗や皮脂を放置すると、生地の劣化や撥水機能の低下につながります。以下の手順で定期的にお手入れしましょう。

  • 洗濯表示を確認: まず、帽子内側のタグで洗濯方法を確認します。
  • ぬるま湯で手洗い: 洗面器にぬるま湯とアウトドアウェア用の中性洗剤を少量溶かし、優しく押し洗いします。ゴシゴシ擦ると生地を傷める原因になります。
  • しっかりすすぐ: 洗剤が残らないよう、きれいな水で2〜3回すすぎます。
  • タオルで水気を取る: 清潔なタオルで帽子を挟み、優しく叩いて水気を吸い取ります。
  • 形を整えて陰干し: 型崩れしないよう形を整え、風通しの良い日陰で完全に乾かします。

撥水機能が落ちてきた場合は、乾燥後にアイロンを低温で当てたり、市販の撥水スプレーを使用したりすると機能が回復することがあります。

Q5. 登山用帽子はどこで買うのがおすすめですか?試着は必要?

A5. 初めて購入する場合は、アウトドア用品専門店での試着をおすすめします。
帽子はフィット感が非常に重要です。サイズが合わないと、頭が痛くなったり、風で簡単に飛ばされたりします。専門店では、知識豊富なスタッフに相談しながら、さまざまなブランドの帽子を実際に被り比べることができます。
試着する際は、自分の頭のサイズ(S/M/Lなど)だけでなく、深さや締め付け感、ツバの広さが自分のイメージと合っているかを確認しましょう。普段使っているサングラスを一緒に試着してみるのもおすすめです。

登山用帽子は快適な登山に欠かせないパートナー

この記事では、快適な登山に欠かせない帽子の選び方と、2025年の最新おすすめモデル12選をご紹介しました。

最後に、重要なポイントを3つにまとめます。

  1. 形状を選ぶ: 紫外線対策を万全にしたいならハット、動きやすさやフードとの相性を重視するならキャップを選びましょう。
  2. 素材で選ぶ: 「防水透湿性」「UVカット」「吸汗速乾性」の3つの機能に注目し、自分の登る山や季節に合わせて最適な素材を選びましょう。
  3. フィット感を確かめる: 快適性と安全のため、できるだけ専門店で試着して、自分の頭にしっかりフィットするものを選びましょう。

帽子一つで、登山の快適性は劇的に変わります。この記事を参考に、あなたにとって最高のパートナーとなる帽子を見つけ、安全で楽しい山登りに出かけてください。

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「好き、を生きよう」を地で行く、FUNQスタッフ。 初心者から上級者まで、知りたい情報をわかりやすくお届けしています。

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