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私の大切な山道具、11年目の登山靴で今年も秋の雲取山を歩く

登山に選ぶアイテムは人それぞれ。その一つひとつには、その人だけが感じてる使い心地や愛着があるものです。Mt.ランドネメンバーが長年愛用している山道具を紹介します!

軽量化の時代だけれど

みなさんは、どんな靴で山へ出かけていますか?

山道具の軽量化が進むなか、私はいまも11年前に買った重たい登山靴を履いています。オーダーメイドの革製で、片足700グラム。最近では珍しい存在かもしれません。

最初に買った登山靴は、ソールの張替えができないタイプ。3年で溝がすり減ってしまいました。新しい靴を探していたところ、明治大学の山岳部員は「ゴロー」という店で靴を作ると知り、歴史と伝統に憧れて、私もおなじ店で注文することにしたのです。

足の型を取り、革を選び、注文から待つこと3カ月。待ち焦がれていた一足は、それまでの靴とは比べものにならないくらい重かったけれど、その重さがなんだか頼もしく感じられました。

秋の雲取山で靴慣らし

初めてこの靴で出かけたのは、東京にある雲取山。紅葉も終わりかけた晩秋のころでした。1泊2日のテント泊は、靴慣らしにしては少しハード。案の定、下山で足が痛くなり、裸足で歩きたいと何度思ったことか。バス停のベンチにたどり着いたときは、心の底からホッとしました。

それからは、近郊ハイクからアルプスまで、どんなときもいっしょに歩き続け、気づけば11年。岩で擦れた傷も目立ってきたけれど、思い出が刻まれていくようで、それもまたいいなと感じています。

秋が深まったら、今年も雲取山へ出かけようと思います。いっしょに歩くのは、やっぱりこの靴。この秋も、その先も。いつか山へ行けなくなる日まで、この靴と歩いていきたいです。

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PROFILE

Mt.ランドネメンバー

Mt.ランドネメンバー

山や自然をこよなく愛し、自分たちの“好き”を共有するコミュニティーサービスの一員。会員限定イベントなどを通じて、山や自然の新しい魅力を見つけたり、自分らしいアウトドアを楽しんでいる。

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