
【eバイク おすすめ2025】専門店でいま売れている人気3モデルを比較!特徴とリアルな評価
eBikeLife編集部
- 2025年11月25日
eバイク専門店「代官山モトベロ」で聞いた“いま売れている”電動アシスト自転車3選。
ユーザーが求める新トレンドを売れているモデルとともに紹介。

電動アシスト自転車の選択肢が広がるなか、「実際に売れているモデル」はどれなのか? その答えを探るため、編集部はeバイク専門店「代官山モトベロ」を訪ねた。通勤や街乗り、週末ライドまで幅広いユーザーに支持される同店では、近年「ライフスタイルにより使い方やデザインで選ぶ人が増えている」という。そんな変化を背景に、スポーティな街乗りタイプからミニベロタイプのeバイク、週末のツーリングにも使えるモデルまで人気が分散。店長が実際に“いま売れている”と語る3台を厳選し、リアルな人気の理由を紹介する。

売れているバイク1、ミニベロタイプ【BESV PSA2】

| 価格 | 26万8000円(税込) |
| 充電時間 | 0%→80%:3時間40分 80%→100%:2時間 |
| 航続距離 | 約90km |
| 重量 | 19.6kg |
代官山モトベロでいま売れているモデルのひとつが、BESVの小径eバイク「PSA2」だ。見た目のコンパクトさからは想像できないパワフルな走行感と、AIによる“学習型アシスト”が人気の理由だという。店長いわく「PSA2は、従来の弱・中・強といった固定的なアシスト設定ではなく、AIが走行状況やペダリングのリズムを学習し、最適なアシスト比を自動で調整してくれる“スマートモード”を搭載している」のが特徴。

乗るほどに自分の走り方に馴染み、坂道でも自然で力強いアシストが得られる。とくに坂の多い代官山エリアでは、その差を体感できるユーザーが多く、「前モデルより明らかにパワーが上がり、ストレスなく走れる」と好評だ。

価格は約26万円と、従来モデルより3万円ほど高いが、実際に試乗した多くの人が「この違いならAI付きのほうが断然いい」と感じるという。単なる価格差ではなく、快適さの進化に価値を見出すユーザーが増えているのだ。

売れているバイク2、ストリートバイクタイプ【FUJI MX-E】

| 価格 | 19万8000円(税込) |
| 充電時間 | 0%→80%:3時間40分 80%→100%:2時間 |
| 航続距離 | 最大80km |
| 重量 | 19.6kg |
街乗りでも存在感抜群のBMXスタイルを採用した「FUJI MX-E」は、代官山モトベロでいま注目を集める電動アシストバイクのひとつ。クラシックなルックスにアシスト機構を融合させた一台で、「電動なのにストリート感がある」と若い世代を中心に人気が広がっている。店長によれば、「最近の電動アシスト自転車はスポーツ型か小径タイプが多い中で、ここまで本格的なBMXスタイルのものは珍しい」とのこと。黒とブルーの2色展開だったが11月にレッドも追加、街中でもひときわ目を引く。

機能面では、外装多段ギアを持たない“シングルギア仕様”がポイント。ギアが外れる心配が少なく、メンテナンス性が高い。「多段ギアは調整の自由度がある反面、チェーン外れなどのリスクも出てきます。その点MX-Eは構造がシンプルで安心して乗れる」と店長。

さらにBMXには珍しくリアキャリアが標準装備されており、カゴやチャイルドシートの装着も可能。見た目はストリート系ながら、日常使いへの拡張性も高いのが人気の理由だ。

また、取り外し式バッテリーを採用している点もユーザーから高評価。自宅で簡単に充電できるため、集合住宅や屋内保管のユーザーにも扱いやすい。「電動バイクの中には内蔵バッテリーで本体ごと持ち込まないと充電できないモデルもある。MX-Eはその点で利便性が高い」とのコメントも。
価格は19万8000円と、20万円を切る手ごろさも魅力。ハンドルやタイヤなどのカスタムも自由で、自分好みに仕上げる楽しみもある。ストリートの雰囲気と実用性を両立し、シンプルかつ自由に使えるeバイクとして、MX-Eは幅広い層に支持されている。

売れているバイク3、クロスバイクタイプ【YAMAHA CROSSCORE RC】

| 価格 | 34万1000円(税込) |
| 充電時間 | 約3.5時間 |
| 航続距離 | ハイモード:85km スタンダードモード:99km エコモード:128km プラスエコモード:188km オートマチックアシストモード:94km |
| 重量 | S・Mサイズ:23.5kg Lサイズ:23.7kg |
ヤマハの本格派クロスバイク型eバイク「CROSSCORE RC」。街乗りから通勤、週末のロングライドまで幅広く対応できる万能モデルで、「スポーツバイクの走行性能と、日常使いの実用性を兼ね備えた一台」として人気を集めている。店長によると、「前の2台に比べてタイヤが大径で安定感があり、バッテリー容量も大きいため、長距離走行に非常に向いている」とのこと。実際、パワフルなセンターモーターと9速ギアの組み合わせにより、坂道でも余裕のある走りを実現している。

さらに、このモデルの大きな特徴がスマート化されたディスプレイだ。上位グレードの「CROSSCORE Connected」では、ヤマハ独自のアプリとBluetoothで連携し、走行ログや平均速度、走行距離などをスマートフォン上でリアルタイムに確認可能。メンテナンス履歴も自動記録され、「次の整備時期を通知してくれる」といった機能も備える。店長も「単なる電動アシストではなく、“管理できる自転車”という点が新しい」と語る。ディスプレイ上では、走行モードごとの推定走行可能距離やバッテリー残量も視覚的に確認でき、ロングライド派にも安心感がある。

安全装備も抜かりない。油圧ディスクブレーキを採用し、制動力は従来のVブレーキより格段に向上。純正のフロントライトやサスペンションも標準装備され、夜間走行や段差の多い路面でも快適に走れる。
「CROSSCORE RCは、通勤だけでなく週末に自転車で遠出したい人にもぴったり。走りの質を求める層が選んでいます」と店長。デジタルとフィジカルを融合させたこのモデルは、まさに“次世代のスマートクロスバイク”。ヤマハならではの完成度で、日常からレジャーまでシームレスに楽しめる1台だ。

eバイクは「乗って楽しい」へ。ライフスタイルを豊かにするパートナーに
代官山モトベロで見えてきたのは、“電動アシスト=便利”だけではなく、“乗って楽しい”という価値を求めるユーザーの増加だ。BESV、FUJI、YAMAHAそれぞれが異なる個性で、今の暮らしと走りをアップデートする。進化したeバイクは、日常と遊びをつなぐ新しいパートナーとなりつつある。
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- CREDIT :
- 文・写真◉eBikeLife編集部
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