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【100楽山/宝登山】好きなお菓子をバックパックに詰め込んで。私の好きな冬の低山歩き

標高の高い山で雪が降り始めると、冬の低山歩きシーズンが到来します。ここでは、冬でも雪が積もりにくく、気軽に日帰りハイクが楽しめる山を紹介。今回は、山で写真を撮ることや、その写真でzineを作ることを楽しんでいる小熊 嶺さんに教えていただきました!

はじまりはお菓子選びから

肌寒くなるころから春先まで、私がよく登りにいくのが宝登山です。この山へ向かう日、私の登山はお菓子選びから始まります。というのも、スタート地点へ向かう乗換駅・熊谷駅には、朝から開いている地元銘菓コーナーがあるのです!定番のお饅頭から芋羊羹、草餅などの季節のお菓子まで…。今日の山頂でのおやつをうんうんと悩み、これ!と決めて買い込んだら、いそいそと電車に乗りこみます。

野上駅から田舎道を歩いて登山道へ。森に入るととてもきれいに光が差し込み、晴れの日には木漏れ日できらきらとしている道をずっと歩くことができます。ところどころ舞い散る紅葉が日の光に透けていたり、枯れ木にキノコが並んでいたり。春先には木々の合間に桜がぽつんと咲いていたりもします。

階段を登りきったら

▲ここからラストスパート!

宝登山登山口からがこのコースの正念場です。山頂までもう少しというところで200段近い階段が待ち受けています。何度登っても、やっぱりつらい……。ついつい「やだもう、こんなにきつかったっけ!」と心のなかでへこたれてしまいます。そんなことを思っていると、近くのだれかが息を切らしながらシンパシーのように私が考えていたことを口にしていて、笑ってしまいました。

階段を上り切ったら視界がふっとひらけて、ようやく山頂へ。何度登っても、この達成感には少しはしゃいでしまいます。山頂からは秩父の山並みがキレイに見えて、日によっては秩父盆地に雲海がふんわりとかかるのを眺めることができます。山頂はゆったりと開けたスペースになっているので、シートを持っていって、のんびりピクニックスタイルで休憩するのがおすすめです。

わたしのこの日のお昼ごはんは、熊谷駅で買った豆大福と、子どものころから大好きな小豆あんのパイ饅頭。コーヒーを淹れたらもう、無敵の組み合わせです。

▲大好きな盛りあわせ
▲森林の管理をしている方に根付をいただく

花もおやつも、のんびりもにぎやかも

宝登山の山頂には大きな梅園があり、1月終わりごろからは蝋梅の黄色と甘い匂い、2月半ごろからは梅のふんわりした桃色が楽しめます。冬の時期でもロープウェイで登ることができるので、山頂付近は通年でにぎわいをみせています。私は冬ならではの、ひと足はやいお花見のような楽しげな雰囲気がとても好きです。冬に少しだけ春を先取りしたい気持ちになったら、ぜひ宝登山へ登ってみてはいかがでしょうか。

おすすめのルート

野上駅~萬福寺~野上峠~宝登山登山口~宝登山山頂~長瀞駅(歩行時間:3時間30分)

紹介してくれたのは

小熊 嶺

山の小さな景色を探して撮るのが好きです。山歩きやその周辺の風景をモチーフにしたzineを作っています。

■SNSアカウント

Instagram:@_rei_666

X:@maaa262626

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PROFILE

ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

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