
【100楽山/鷹狩山】北アルプスが一望できる里山へ。私の好きな冬の低山歩き
ランドネ 編集部
- 2025年11月21日
標高の高い山で雪が降り始めると、冬の低山歩きシーズンが到来します。ここでは、冬でも雪が積もりにくく、気軽に日帰りハイクが楽しめる山を紹介。今回は、里山と町歩きをいっしょに楽しんでいるfumiさんに教えていただきました!
街から歩いて登山口、そのまま山頂まで

今回選んだのは、長野県大町市にある鷹狩山(標高: 1,164m)。JR信濃大町駅から登山口まで歩いて約30分、登山口から山頂までは1時間ほどで到着するので、気軽に山歩きを楽しみたい気分の日にぴったりな山です。ここでは、山頂から北アルプスの山々を一望できる大町市の里山・鷹狩山の魅力を紹介します!

空気が澄み渡り静かで真っ暗な寒夜から、夜が明けて山や町がやわらかい光に包まれる冬の朝の時間帯が、私はとても好きです。この日も少し早めの時間から、山頂を目指して歩みを進めていきました。大町市は標高が700mほどあるため、





山頂は見晴らしが良く展望台もあり、北は白馬岳から南は常念岳まで、北アルプスの山並みが一望することができます。この日は少し雲がかかっていたものの、冠雪した3,000m級の山々を眺めることができました。
下山したあとにおすすめな街歩きスポット
下山後にも大町市には楽しみがいっぱいあります。登山やウインタースポーツの前泊・後泊にもおすすめな、古き良き木造建築のゲストハウス松葉屋や、「山と人と街」をテーマとするライブラリーカフェの三俣山荘図書室など、立ち寄るのにぴったりなスポットが点在しているので、皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
ゲストハウス松葉屋

大正時代の木造建築を大切に残しながら、2025年7月にリニューアルオープン。温かみがあり、居心地の良さがすてきなゲストハウスです。バーが併設されているため、お酒も楽しむことができます。
三俣山荘図書室


三俣山荘図書室では、山や自然にまつわる本を手に取ることができ、温かいコーヒーを飲みながら山へと思いを馳せることのできる場所です。テラスからは、鷹狩山や後立山連峰が見えます。
山を通して四季を感じる

冬は寒くてなかなか布団から出られず、登山口までのアクセスも限られ、山への足取りが少しだけ重たくなってしまう季節かと思います。しかし鷹狩山を歩いたことで、里山を歩きながら季節の移り変わりを楽しみ、夏に歩いた山やこれから歩きたい山々の冬の姿を眺めて思いを馳せることも「冬の山歩きの楽しみのひとつ」であることに気づくことができました!
おすすめのルート
JR信濃大町駅~鷹狩山登山口(大町山岳博物館横)~鷹狩山山頂~鷹狩山登山口〜JR信濃大町駅
紹介してくれたのは

fumi
愛媛県出身。2018年に地元の石鎚山へ登ったことがきっかけで、登山を始める。現在は関東に住み、一年を通して休日の山歩きを楽しんでいます。
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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