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標高2,000mのランプの宿・高峰温泉を拠点に歩く、高峰高原よくばり旅

宇宙HIKEのフィールドワークで向かった、標高2,000mの露天風呂への旅のようすをご紹介します。この旅で収めた写真を展示する写真展が1月に新宿で予定されていますので、気になる方は宇宙HIKEInstagramをチェックしてみてください。

宇宙HIKE Instagram 

公共の交通機関で気軽に行ける天空の露天風呂

画像提供:橋田恵美子

高峰温泉玄関、ここまでバスが入ります。高峰高原の一番のお楽しみは、なんといっても高峰温泉の誇る「標高2,000mの露天風呂」。山歩きから戻り、さっそく温泉へ。外用の下駄に履き替えたら、下足箱に置いてある脱衣用のカゴを持っていくことをお忘れなく。林を抜けると、下界を見下ろせる解放的なお風呂。白濁したお湯に浸かれば、思わず「あ~」と声が出ます。高原の爽やかな空気が頭を冷やしてくれるので、つい長風呂に。1時間も入っていた人も居るとか。

画像提供:77_works

温泉上がりには、ビールと夕食が最高!その後の星空観察会では、満天の空に広がる星々を宿のご主人に説明していただけます。星が見えないときは談話室で、高峰温泉の見所のムービー上映会もあります。

朝食後のお楽しみは野鳥観察

翌朝、朝食後のお楽しみは野鳥観察です。談話室の窓越しに、エサ台にやってくるカケス、コガラ、ホシガラスなどを、ご主人の説明を聞きながら見ることが出来ます。やけにせわしないコガラは仲間と一緒に来ては危険を教え合っているとか。ヒマワリの種を前足で持ちながら食べるリスは、本当にカワイイ。つい時間を忘れます。

画像提供:Yukari Teragaki

2つのコースで楽しめる山歩き

画像提供:Yukari Teragaki

温泉以外のアクティビティはなんといっても山歩き。ここでは「トーミの頭」と「水ノ塔山」の2つをご紹介します。温泉に泊まりの荷物を預けて、日帰り装備で行きましょう。

トーミの頭コース

画像提供:77_works

噴火警戒レベルによって、登山可能範囲が変わる浅間山ですので、ハイキング前には必ず気象庁や自治体で確認しましょう。

車坂峠まで戻って、表コースでトーミの頭へ向かうのがおすすめです。峠から明るいカラマツ林を1時間ほどでビューポイント槍ヶ鞘に到着。ここから見える浅間山は、外輪山に囲まれたカルデラの中に大きくそびえていて圧巻です。秋には「浅間ゴールド」と呼ばれるカラマツと黄葉が作り出す景色に圧倒されることでしょう。ここから10分ほどで着くトーミの頭からの景色も見事です。帰りは中コース経由で高峰温泉に戻ると変化があって楽しいですよ。

水ノ塔山~東篭ノ登山

人気のある浅間山方面と違って、こちらは静かな稜線歩きが楽しめます。高峰温泉から水ノ塔山の山頂までは1時間ほど。山頂からは、北アルプスも望める眺めの良い稜線を東篭ノ登山までプチ縦走。時間があれば西篭ノ登山を往復してから、高山植物が豊富な池の平湿原へと降ります。

ここは6月にはイワカガミやハクサンシャクナゲ、7月にはレンゲツツジやアヤメ、89月にはヤナギランやノアザミ、リンドウなど、いろんな花が楽しめる湿原です。ゆっくり湿原を楽しんだら、帰りは湯の丸高峰林道を使って温泉までは1時間くらい。どちらの山に登っても、降りてきたら温泉へ直行ですね。

周辺のおすすめスポット

高峰高原だけでも十分楽しめますが、せっかくですから周辺のおすすめを2つだけご紹介します。

まずは、小諸駅前にある小諸城址公園(懐古園)は外せません。天守閣や矢倉はありませんが、古城の石垣と紅葉の組み合わせは見事の一言。それなりに人出があっても、城内が広いのでゆっくり見学できます。

歩き疲れたら、富士見展望台近くにある茶屋で「みそおでん」をどうぞ。本場信州みその濃厚な味が口一杯に広がりますよ。秋だけでなく、桜咲く古城も素敵ですから、季節を変えて訪ねたい場所です。

最後は穴場中の穴場、中込にある苔と紅葉が見事な貞祥寺です。ここは車でないとアクセスしづらいですが、里山の斜面に建つ本当に静かなお寺です。紅葉の中に建つ三重塔と池に映る紅葉と苔の緑の対比を楽しめますよ。

まだまだ、高峰高原とその周辺の見所はありますが、紙面が尽きました。観光スポットがたくさんあるエリアですので、この記事もご参考に、自分なりの旅を見つけましょう。では、良い旅を。

 

写真&テキスト◎渡辺宏紀(宇宙HIKE
Instagram@whiroki1960

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宇宙HIKE

宇宙HIKE

Photographer 松本茜主催、山と写真のコミュニティー。 宇宙を旅するように山へ登り、旅や写真を使って「自分」にフォーカスする。 ユーモア溢れるメンバーが集まり、日々楽しみながらいろんなフィールドで活動を続けている。

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