
【25年最新】手首の痛みを解消!エルゴノミクスマウスおすすめ5選|腱鞘炎対策に疲れにくい名機とは?
FUNQスタッフ
- 2025年12月24日
INDEX
PC作業が長時間化する現代において、指先や手首への負担は無視できない課題となっています。特に2025年現在、リモートワークとオフィスワークのハイブリッド化が定着したことで、場所を問わず「身体への負荷をいかに最小化するか」という視点は、マウス選びの重要なポイントとなっています。
最新のエルゴノミクス(人間工学)モデルは、解剖学的な見地から筋肉の緊張を緩和する設計が標準化されています。また、AIツールの普及に伴い、物理的なボタン配置によって認知負荷(思考の遮断)を減らす工夫も進んでいます。
この記事では、2025年12月時点で、体への負担軽減と実用的な機能性を両立させた5つのモデルをご紹介します。
厳選!2025年末の最新おすすめモデル5選
① ロジクール:MX Master 4
「触覚フィードバックによる認知負荷の低減と、6年ぶりの静かな進化」
2025年10月に発売されたMX Masterシリーズの最新フラッグシップです。前作の形状を継承しつつ、2025年モデルでは「触覚フィードバック」が導入されました。これは、クリックやホイール操作の際に微細な振動を返すことで、入力の確実性を脳に伝える仕組みです。
-
特徴: 57度の傾斜が前腕の緊張を緩和。AIツールを呼び出す「Actions Ring」ボタンを新設。
-
公式サイト: Logicool MX Master 4
② Kensington:エキスパートマウス TB800 EQ
「腕全体の動作を排除する、大型トラックボールの合理的選択」
2025年12月19日に最新のカラーバリエーション(レッド版)が投入された、トラックボールのロングセラー機です。マウス本体を物理的に動かす必要がないため、肩や肘の関節を動かす頻度を大幅に削減できる点が、通常のマウスとの決定的な違いです。
-
特徴: 左右対称デザイン。最大1kHzのポーリングレートで、クリエイティブ作業も精密に行えます。
③ ロジクール:MX Ergo S
「角度調整機能による、個々の解剖学的差異への適応」
傾斜角度を0度または20度に切り替えられる親指操作型のトラックボールです。2025年のアップデート版では、クリック音が旧モデル比で80%削減されました。MX Ergoのアップデート版。0度か20度の角度調整が選べるため、自分の手首が最も楽な角度で固定できます。
-
特徴: 旧モデルからクリック音を80%削減。静かなオフィスや自宅での深夜作業に最適。
-
公式サイト: Logicool MX Ergo S
④ サンワサプライ:400-MAWBS228BK
「垂直保持による前腕への低負荷と、アルミ製パーツによる操作精度の追求」
2025年9月末に発売された本モデルは、手首を楽な角度で保持する「バーティカル(垂直型)」デザインの急先鋒です。通常のマウス操作で見られる「前腕の回内(内側に捻る動き)」を構造的に排除することに主眼が置かれています。1万円を下回る高いコスパも誇ります。
-
特徴: 横スクロール対応のチルトホイール。ブラウジングやExcel作業が圧倒的に楽になります。
-
公式サイト: サンワダイレクト 400-MAWBS228BK
⑤ エレコム:IST PRO (M-IPT10MRSBK)
「高性能ベアリングと独自通信技術による、摩擦抵抗と遅延の最小化」
エレコムが「最大のパフォーマンスを、最小の動きから」というコンセプトで開発した、親指操作型トラックボールのハイグレードモデルです。最新技術を凝縮しており、既存のトラックボールユーザーの不満を物理的に解決するアプローチが取られています。
-
特徴: 「高性能ボールベアリング」を採用し、ボールを動かし始める際の「引っかかり」が軽減
-
公式サイト: エレコム IST PRO
【比較表】2025年モデルのスペック一覧
| モデル名 | 形状 | 注目機能 | 接続方式 |
| MX Master 4 | 傾斜型 | 触覚 フィードバック/ AIボタン | Logi Bolt / BT |
| TB800 EQ | 大玉TB | 1kHzレポートレート | 2.4GHz / BT |
| MX Ergo S | 角度調整TB | 超静音クリック / USB-C | Logi Bolt / BT |
| 400-MAWBS228BK | 垂直型 | アルミ製高速スクロール | BT (3台切替) |
| ISTO PRO | 親指TB | 高性能ボールベアリング支持 | 有線 / 2.4GHz / BT |
4. よくある質問(Q&A)
Q. エルゴノミクスマウスを導入すれば、手首の痛みは解消されますか?
A. 必ずしもそうとは限りません。 マウスはあくまで「負担を軽減するための予防的なツール」であり、治療器具ではありません。現在の痛みが姿勢の悪さや道具の不適合に起因する場合、改善の見込みはあります。神経の損傷や深刻な炎症がある場合は、デバイスを変えるよりも先に専門医の受診をおすすめします。
Q. 形状が特殊ですが、精密な操作は可能ですか?
A. 慣れが必要ですが、精度自体は低下しません。 最新のセンサーを搭載しているため、物理的な読み取り精度は通常のマウスと同等、あるいはそれ以上です。ただし、筋肉の使い方が変わるため、導入から数日間はカーソルの「止め」が甘くなる傾向があります。多くのユーザーは1週間程度の試用で慣れるため、元の操作精度を取り戻します。
Q. なぜ最新のモデルは高価なものが多いのですか?
A. センサーの高性能化に加え、高耐久素材や通信の安定性向上のためです。 2025年現在はマルチデバイス接続やAI連携が標準化されており、ソフトウェアのサポート期間も延びています。安価なマウスと比較して、長期間の姿勢維持とデバイスの安定動作を担保するためのコストが含まれていると考えるのが妥当かもしれません。
まとめ
マウス選びは、未来の自分への「小さな投資」です。
マウスはただの消耗品から、自分の健康を守るものへ変化してきたと言っても過言ではありません。以下の3点を一度立ち止まって考えていただくことをおすすめします。
-
手のサイズ: 無理なく自然に添えられるか
-
作業スタイル: 直感的に、思考を止めずに動かせるか
-
疲れの場所: 今、どこが悲鳴を上げているか
今のあなたにぴったりのマウスを選んで、2026年を「痛みとは無縁の、軽快な1年」にしていきましょう。
SHARE
























