
晩秋の入笠山は撮りたいものに溢れている。霜が降りる輝く湿原へ
宇宙HIKE
- 2026年01月19日
平日の仕事休みを使い、宇宙ハイクメンバーに声をかけ、グリーンシーズン終了間際の入笠山へフォトハイクに行ってきました。平日に加え、ヒュッテ入笠もお休みということもあり、富士見駅から乗るシャトルバスは私たちグループ含め3組程度。
入笠山は冬支度が始まったようで、朝は霜が降りるほど。どれだけ寒いのか少々不安でしたが、ゴンドラ山頂駅に着いたら、そんな不安を持っていたことを忘れるくらい、気持ちのよいお天気で、絶好のハイキング日和でした。
愛を叫びたくなるほど、貸し切りの湿原

歩き始めてまもなく入笠湿原に到着します。秋色に染まった広大な景色が、まさにドーンと目の前に広がり、この景色の中を歩ける喜びで気分が高まります。そして、そんな湿原に私たち以外だれもいない、至福の貸切登山。
入笠山には数回行っていますが、こんなことは初めてです。世界の中心にいるかのごとく、湿原の中心で愛を叫びたくなりそうですが、それは心の中で留め、愛を叫んでいる気分で気持ちよく階段を降りて行きます。すると早朝ではないのにも関わらず、まだ残っていました、霜が。

最初は、葉っぱの影になっているところだけに霜が残っているのかと思いましたが、階段を降り進むとびっしりとついていました。

進みません、撮りたいものがありすぎて

霜を見つけるやいなや一斉に撮り始めます。写真のコミュニティですから、絶好の被写体があればいろいろな角度で撮るので、なかなか進みません。

ようやく湿原を抜けると、カゴメの森を経由して、お花畑前で小休憩。

そして、山頂まであと30分。お花畑の脇の道を登ります。実際は30分以上かかっていました。というのも、お花畑を過ぎるとサルオガセの森が待ってきたのですから、撮らない理由がありません。

撮って進んで、進んでは撮ってをくり返し、ようやく山頂へ。何組かの登山者はいるものの、ほとんど貸し切り状態です。

お天気もよく、遮るものがない山頂の360度パノラマの景色にしばし酔いしれます。富士山、八ヶ岳、アルプス山々に囲まれていることを改めて実感します。



お昼ごはんを簡単に済ませ、山頂での撮影も充分楽しみ下山開始。下りでは、登りで通らなかったお花畑の中を進み、存分に撮影を楽しみます。ススキが日の光でキラキラして、撮りたい衝動が掻き立てられます。そして逆光もまたキレイです。


アキノキリンソウという花が、この時期は花が枯れ落ちて白く綿毛のようにポヤポヤしてます。それがそこかしこにあるので、雰囲気のある前ボケや後ろボケ写真が、割とお手軽に撮れ、楽しくなって同じような写真をついつい量産してしまいます。


早朝にあったはずの霜はすっかり溶けて、地面はけっこうぬかるんでいましたが、それを気にする以上に撮影に没頭してしまいました。

最後の最後まで

帰りのシャトルバスに乗るため、終盤は撮影したい誘惑がなさそうな道を歩きました。そうでもしないと、帰れなくなってしまいます。とはいうものの、シャトルバスに乗り遅れた場合、富士見駅までタクシーという手段もあります。途中、木漏れ日を撮りたくなりましたが、ここは時間優先で。でもちょっとだけ……。
なんとかタクシーに頼ることなく、無事時間通りにシャトルバスに乗ることができました。そして本日の締めくくりとして、富士見駅近くにあるカフェで、あずさの時間までゆっくり。
オンリ
https://www.instagram.com/onri_fujimi/
と思いきや、コーヒーの湯気や美味しそうなケーキを前にしたら、やっぱり撮影してしまいますね。


撮りたいものに溢れた贅沢なフォトハイクの一日でした。また違う季節にも行こうと思います。
写真&テキスト◎Miwako Taguchi(宇宙HIKE)
https://www.instagram.com/mocoblancmiwako?igsh=MWd2c2xhbjk1eDI2aQ%3D%3D&utm_source=qr
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PROFILE
宇宙HIKE
Photographer 松本茜主催、山と写真のコミュニティー。 宇宙を旅するように山へ登り、旅や写真を使って「自分」にフォーカスする。 ユーモア溢れるメンバーが集まり、日々楽しみながらいろんなフィールドで活動を続けている。
Photographer 松本茜主催、山と写真のコミュニティー。 宇宙を旅するように山へ登り、旅や写真を使って「自分」にフォーカスする。 ユーモア溢れるメンバーが集まり、日々楽しみながらいろんなフィールドで活動を続けている。



















