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【2025年最新】登山用ブラジャーおすすめ8選|汗冷えしない選び方

この記事では、なぜ登山に専用ブラが必要なのか、そして膨大な商品の中から後悔しない一枚を選ぶための具体的なポイントを徹底解説します。さらに、定番の人気モデルから最新の高機能モデルまで、厳選したおすすめの登山用ブラジャー8選をランキング形式でご紹介。この記事を読めば、あなたにぴったりの一枚が見つかり、次の山行がもっと安全で快適になるはずです。

※この記事は2025年9月26日時点の情報を基に作成しています。価格や仕様は変更される場合がありますので、公式サイトで最新の情報をご確認ください。

【監修】スタイリスト 東 美穂

本記事は、アウトドア専門誌『ランドネ』などでも活躍し、登山歴10年以上のスタイリスト東美穂さんの監修のもとで作成しました。豊富な経験を活かし、登山に必要なウェアや道具のアイテム選びを解説します。

登山女子の悩み「下着の汗冷え」、専門ブラで解決しませんか?

「登頂した山頂で休憩していたら、汗で濡れた下着が冷えてきて急に寒くなった…」
「普通のスポーツブラで登山したら、ザックの肩紐が当たる部分が擦れて痛い…」

登山を楽しむ女性なら、一度はこんな経験があるかもしれません。実はその不快感、登山専用のブラジャーに変えるだけで劇的に改善される可能性があります。

専門家が教える!後悔しない登山用ブラジャー選びの4つのポイント

見た目や価格だけで選んでしまうと、登山の快適性を大きく損なう可能性があります。以下の4つのポイントを押さえて、自分に最適なモデルを見つけましょう。

ポイント1:素材で選ぶ!「速乾性」が最も重要

登山では季節を問わず大量の汗をかきます。汗で濡れた衣類は体温を奪い、「汗冷え」を引き起こします。これは不快なだけでなく、低体温症のリスクにも繋がるため、下着の素材選びは非常に重要です。

  • 絶対に避けたい素材:綿(コットン)
    吸水性は高いですが、一度濡れると全く乾きません。肌に濡れた布が貼り付いた状態が続き、汗冷えの最大の原因となります。
  • おすすめの素材①:化学繊維(ポリエステルなど)
    汗を素早く吸い上げて生地の外へ発散させる「吸汗速乾性」に優れています。多くのスポーツウェアで採用されており、汗をかくアクティビティの基本素材です。
  • おすすめの素材②:メリノウール
    羊毛の一種で、汗を吸っても冷えにくい「保温性」と、天然の「抗菌防臭効果」が特徴です。特に連泊する縦走登山など、着替えが限られるシーンで絶大な効果を発揮します。肌触りが良いのも魅力です。

ポイント2:汗冷え対策の切り札「ドライ系アンダー」を知る

「とにかく汗冷えを防ぎたい」という方には、「ドライ系アンダー」の活用がおすすめです。これは、肌に一番近い部分に着る、汗処理に特化したアンダーウェアです。

  • ドライ系アンダーとは?
    生地自体が水分を含まない「撥水(はっすい)性」を持つ素材で作られています。汗を素早く上のレイヤー(スポーツブラなど)に通過させるため、肌面は常にドライな状態が保たれます。
  • 着用方法
    肌 → ドライ系アンダー → スポーツブラ」の順に重ね着します。この一手間をかけるだけで、特に汗をかきやすい方や、休憩中の冷えが気になる方の快適性は劇的に向上します。

ポイント3:サポート力と快適性のバランスを見極める

登山では、歩行、特に下りで体が大きく揺れます。バストを適度にホールドする「サポート力」は必要ですが、締め付けが強すぎると呼吸が苦しくなり、疲労の原因にもなります。

  • 適度なサポート力
    ランニング用のようなハイサポートモデルは、人によっては窮屈に感じることがあります。バストの揺れを抑えつつ、長時間の着用でも苦しくない、中程度のサポート力を持つモデルがおすすめです。
  • 快適な着用感
    ザックのショルダーハーネスが当たる肩周りは、ストラップが幅広のものを選ぶと食い込みにくく快適です。また、縫い目が肌に擦れないよう、シームレス構造やフラットな縫製が採用されているモデルを選ぶと良いでしょう。

ポイント4:自分の身体に合う「フィット感」

どんなに高機能なブラでも、サイズが合っていなければ意味がありません。アンダーバストやカップが身体にぴったりフィットするものを選びましょう。

購入前には必ず試着するか、メーカー公式のサイズチャートを参考に、ご自身の身体を正確に測定することが重要です。特にアンダーバストは、ザックのベルトを締めた状態でも苦しくないか、少し余裕を持ったフィット感を確認するのがポイントです。

編集部が厳選!登山用ブラジャーおすすめ8選

それでは、上記の選び方を踏まえて、登山初心者から上級者まで満足できる、おすすめのブラジャー8モデルをご紹介します。

1. finetrack(ファイントラック)/ドライレイヤー®ベーシックフィットブラ

汗冷え対策の最終兵器
汗冷え対策の決定版として名高い、ドライレイヤー®の定番ブラです。2020年のリニューアルで、耐久撥水性は「150洗80点」という驚異的なレベルに進化し、ドライ性能が約1.5倍長持ちするようになりました。新たに追加された抗菌防臭機能も嬉しいポイント。汗をかいても肌面を常にドライに保ち、濡れたブラの不快な冷たさを感じさせません。独自のカップ構造と柔らかな生地で、ストレスフリーな着心地を実現しています。

ブランド finetrack(ファイントラック)
商品 ドライレイヤー®ベーシックフィットブラ
価格 ¥6,270(税込)

 

2. MILLET(ミレー)/ウィメンズ ドライナミック メッシュ ブラ

究極の汗抜けを実現する網シャツ
ファイントラックと並ぶ、汗処理系アンダーウェアの代表格。水分を含まないポリプロピレンを主原料とし、大きな網目状のメッシュ構造が最大の特徴です。この網目が汗を素早く吸い上げて肌から引き離し、上位のレイヤー(Tシャツなど)に移行させます。通気性が非常に高く、熱がこもりにくいため、汗をかいても肌面のドライ感を強力に保ち、汗冷えのリスクを大幅に軽減します。

ブランド MILLET(ミレー)
商品 ウィメンズ ドライナミック メッシュ ブラ
価格 ¥4,730(税込)

 

3. CW-X(シーダブリューエックス)/スポーツブラ HTY198

高木美帆選手も愛用する高機能モデル
ワコールの人間科学研究開発センターが開発した、高機能コンディショニングウェアブランド。スピードスケートの高木美帆選手も愛用するこのモデルは、独自の5方向サポート機能を搭載し、走ったり跳んだりする激しい動きからバストのユレを軽減します。薄く軽い素材で、着用時の肩への圧迫感が少ないのも特徴。カップ肌側は縫い目を少なくした優しい肌あたりで、長時間の着用でも快適です。登山の下りなど、特に揺れが気になるシーンで安心感を与えてくれます。

ブランド CW-X(シーダブリューエックス)
商品 スポーツブラ HTY198
価格 ¥7,260(税込)※参考価格

 

4. onenova(ワンノバ)/3Dワイヤレスブラ

天然素材が叶える24時間の快適性
「24時間素肌を守る」をコンセプトに、天然素材メリノウールの機能性を最大限に引き出した一枚。汗蒸れ・汗冷え・汗臭といった登山の悩みを解消する消臭・抗菌、調温・調湿機能に優れています。ノンワイヤーとは思えない立体的な3D構造カップがバストを優しくホールドし、ズレにくく美しい形をキープ。なめらかでチクチクしない肌触りで、登山から日常生活までシーンを選ばずに使える快適性が魅力です。

ブランド onenova(ワンノバ)
商品 3Dワイヤレスブラ
価格 ¥6,850(税込)

 

5. C3fit(シースリーフィット)/ハイブリッドメッシュブラ

サポート性と通気性を両立
サポート力と快適性のバランスに優れた、C3fitの定番ミディアムサポートブラ。独自開発のカップ形状が、バスト全体を面で優しくホールドし、登山中の揺れをしっかり軽減します。カップ肌面には汗を外に逃がす特殊なシートを採用し、汗をかいてもドライ感をキープ。背面はより通気性の高いメッシュに切り替えられており、ザックによる背中の蒸れを効果的に抑えます。呼吸に合わせて伸縮する柔らかなアンダーゴムも、長時間の着用を快適にしてくれる嬉しいポイント。環境へ配慮したリサイクル素材を使用している点も魅力です。

ブランド C3fit(シースリーフィット)
商品 ハイブリッドメッシュブラ
価格 ¥6,050(税込)※参考価格

 

6. Icebreaker(アイスブレーカー)/メリノ 150 サイレン ブラ

連泊登山でも安心の高品質メリノ
高品質なメリノウール製品のパイオニア、アイスブレーカーの定番モデル。夏は涼しく冬は暖かいメリノウールの特性はそのままに、ナイロン芯にウールを巻き付けたコアスパン生地を採用。天然素材の快適性は維持しつつ、一般的なウール製品に比べて耐久性と速乾性を向上させています。チクチクしない優しい肌触りと天然の抗菌防臭効果で、数日間にわたる縦走登山でも安心して着用できる、頼れる一枚です。

ブランド Icebreaker(アイスブレーカー)
商品 メリノ 150 サイレン ブラ
価格 ¥7,700(税込)

 

7. B.V.D.(ビー・ブイ・ディ)/山ブラ DRY MOLD BRA

日本の登山シーンが生んだ専用設計
老舗アンダーウェアメーカーB.V.D.が、日本の登山愛好家の声をもとに開発した「山ブラ」。吸水速乾性に優れた生地と、通気性の高いモールドカップ(立体成型カップ)を採用し、汗抜けの良さと綺麗なバストラインを両立。ザックのハーネスとの干渉を避けたカッティングなど、細部にまで登山に特化した工夫が凝らされています。

ブランド B.V.D.(ビー・ブイ・ディ)
商品 山ブラ DRY MOLD BRA
価格 ¥4,840(税込)

 

8. THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)/エクスペディションドライドットブラ

独自の二重構造で汗を処理
行動量が多い遠征や、天候変化が激しい山行を想定した高機能ベースレイヤー。肌面にはっ水加工を施したドライ層と、表面に汗を拡散させる吸水層で構成した独自のダブルニット構造が特徴です。汗は肌面からドット状の接結面を通じてスムーズに表面へ移行し、素早く乾燥。これにより、汗をかいても肌面のドライ感が続き、汗冷えのリスクを軽減します。ニオイを抑えるポリジン加工も施されています。

ブランド THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
商品 エクスペディションドライドットブラ
価格 ¥7,700(税込)

 

登山用ブラジャー選びのよくある質問

ここでは、登山用ブラジャー選びのよくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

Q1. 登山初心者ですが、本当に専用のブラは必要ですか?

A1. はい、本格的に登山を始めるなら必要性が高いです。
理由は、安全と快適の両面で大きなメリットがあるからです。最大の理由は「汗冷え」の防止です。日常用の綿のブラは汗で濡れると乾かず、休憩中に体温を奪ってしまいます。これは不快なだけでなく、体力を消耗させ、最悪の場合、低体温症のリスクを高めます。また、登山専用品はザックを背負うことを前提に、肩紐が擦れにくいなど快適性の工夫がされているため、長時間の行動でもストレスが少ないです。

Q2. 値段が高いものと安いものでは、何が違いますか?

A2. 主に「素材の機能性」「立体縫製によるフィット感」「耐久性」が異なります。
高価なモデルは、メリノウールや特殊な撥水素材など、より高度な機能を持つ素材を使用していることが多いです。また、身体の動きを妨げないよう複雑なカッティングや縫製(立体裁断)が施されており、フィット感や動きやすさが向上します。ご自身の登山スタイルと予算に合わせて選ぶのが良いでしょう。

Q3. ナイトブラやヨガ用のブラで代用できますか?

A3. 短時間の軽いハイキングなら可能な場合もありますが、本格的な登山にはおすすめできません。
理由は、求められる機能が異なるためです。ヨガ用のブラは動きやすさを重視していますが、大量の汗を素早く乾かす「速乾性」は登山用ほど高くない場合があります。ナイトブラは就寝時の快適性を目的としているため、歩行時の揺れを抑える「サポート力」が不足しています。

Q4. 山小屋やテントで連泊する場合、どうすればいいですか?夜寝るときも着けたままですか?

A4. 汗の臭いを抑える「メリノウール製」を選ぶか、予備を1枚持っていくのがおすすめです。就寝時は、よりリラックスできるものを選ぶと良いでしょう。
数日間着替えることができない縦走登山では、メリノウール製のブラが圧倒的に有利です。天然の優れた抗菌防臭効果で、汗をかいても臭いが発生しにくく、快適に過ごせます。就寝時については、日中と同じサポート力が強いブラではリラックスできない方も多いです。締め付けの少ないノンワイヤーのブラや、カップ付きのキャミソールを就寝用に持参すると、より快適に眠れます。

Q5. 夏山と冬山で、ブラを使い分ける必要はありますか?

A5. 必ずしも必要ではありませんが、使い分けることで各シーズンの快適性は格段に向上します。
登山のブラ選びで最も重要な「汗処理」という基本は、季節を問いません。しかし、求められる性能の優先順位が少し異なります。

  • 夏山通気性速乾性が最優先です。メッシュ素材を多用したものが快適です。
  • 冬山保温性と「濡れ戻りしないこと」が最優先です。汗が肌に戻ると急激な冷えに繋がるため、ドライ系アンダーの重要性が夏以上に高まります。

Q6. ザックの肩紐や胸のベルトがブラに当たって痛いです。対策はありますか?

A6. はい、ブラの形状を選ぶことで軽減できる可能性があります。
まず大前提として、ザックのフィッティングが合っているか確認することが最も重要です。その上で、ブラ側でできる対策としては、肩紐(ストラップ)が幅広で、縫い目や金具などの凹凸がないモデルを選ぶことが有効です。できるだけシームレスでシンプルな作りのブラを選ぶようにしましょう。

軽やかな一歩は、正しい登山用ブラジャー選びから

最後に、この記事の要点を3つにまとめます。

  1. 素材選びが最重要:汗冷えを防ぐため、綿は避け「化学繊維」か「メリノウール」を選ぶ。
  2. ドライ系アンダーの活用:汗かきな方は、ファイントラックやミレーのドライ系アンダーを重ね着すると快適性が劇的に向上する。
  3. フィット感が鍵:サポート力と快適性のバランスが良い、自分の身体にぴったり合うモデルを選ぶ。

下着は登山の快適性と安全性を左右する、縁の下の力持ちです。これまであまり意識してこなかった方も、この記事を参考にあなたにぴったりの一枚を見つけて、次の山行をもっと快適に楽しんでください。

監修者プロフィール

東 美穂(スタイリスト)

ファッション誌やウェブメディアを中心に活躍するスタイリスト。アウトドア専門誌『ランドネ』では、登山やアウトドアに必要なアイテム選びや、自然を快適に楽しむための知見を活かした記事を担当している。

山歩きが好きになったきっかけは、釣り場を求めてGoogleマップを片手に道なき道を歩き、岩場や沢を自ら開拓してきた体験。森林や苔、ガレ場、稜線など多彩な表情をのんびり楽しめる山を好み、現在もお気に入りの山を探しながら歩き続けている。

キャンプ・釣り・スノーボードなど幅広いアウトドアを実践し、実体験に基づいた「機能性と使いやすさを重視した登山アイテムの選び方」が多くの読者に支持されています。

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「好き、を生きよう」を地で行く、FUNQスタッフ。 初心者から上級者まで、知りたい情報をわかりやすくお届けしています。

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