秋の北八ヶ岳でダムドのカスタムカーと山を楽しむ「DAMD VILLAGE CAMP&HIKE」レポート

都心がまだ夏を引きずる9月の終わり、北八ヶ岳の山麓には秋の風が吹きはじめていました。そんな季節に、ダムドユーザーとランドネ読者が集う1泊2日のイベント「DAMD VILLAGE CAMP&HIKE」が開催されました。少し異なる趣味の人たちが交わり、お互いの「好き」に触れ合った時間をレポート。

ビーナスラインをコンボイ走行！ 移動そのものが楽しい時間に

集合はJR茅野駅。そこからランドネ読者のみなさんはダムドのカスタムカーに乗り込み、ビーナスラインを目指します。

途中、生産者直売所「たてしな自由農園」で地元の果物やおやつを買い込み、八島湿原で自己紹介とランチタイム。標高約1,630mの大草原に、心地よい風が吹き抜けていました。

再びハンドルを握り、コンボイ走行で高原の道を駆け上がります。
連なる車列の窓からは、黄金色のススキと、八ヶ岳の稜線が見え隠れ。「気持ちいい！」「こんなにゆっくり景色を見ながらドライブしたのは久しぶり」という声が。

山歩きをメインで楽しむ人にとって、車は登山口へ向かうための手段という印象があるもの。けれどこの日は、移動そのものが旅の一部として楽しめる時間になりました。

霧ヶ峰富士見台で記念撮影！

「霧ヶ峰富士見台」では、見晴らしのいい駐車場にダムドのカスタムカーをずらりと並べて記念撮影を実施。

参加者同士で車を見比べて質問をしたり、カスタムのこだわりを伝え合ったり。「このアレンジ、かわいいですね！」「なるほど、こうカスタムすればかっこよくなるのか！」と、自然に会話が盛り上がっていました。

姫木平でキャンプ。それぞれのスタイルがにじむ

一行は再び車を連ねてビーナスラインを走り、白樺の林が美しい「姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド」へ。高原の澄んだ空気のなか、ダムドのカスタムカーが並び、その隣でテントが次々と立ち上がっていきました。

バックパックに詰めた山岳テントをササッと設営し、森の散策をする人もいれば、車の上にルーフテントを広げたり、大型テントを設営して居心地のいいサイトを作ったりと、時間をかけて空間づくりを楽しんでいる人も。それぞれのスタイルや個性が光ります。

「このキャンプサイト、かわいい！」「このランタン、どこのですか？」と声をかけ合ううち、車好きと山好きの距離が自然と縮まります。みなさん、異なるアウトドアスタイルが一堂に会する貴重な機会を楽しんでいました。

クラフトビール片手に、八ヶ岳の味覚を堪能

ランタンの灯りが点りはじめ、森の木々が夕闇に溶けていくころ、クラフトビール「8Peaks BREWING」を手に乾杯！

ビールと食事をふるまってくれたのは、茅野市に拠点を構えるブルワリー「8Peaks BREWING」の代表・齋藤由馬さんら3名。

齋藤さんは、ビールの個性や、地元で採れる食材とのペアリングについて話してくれました。この日用意されたビールは3種。地元の恵みを活かしたビールがコップに注がれ、参加者の表情も自然とほころびます。

おつまみには、茅野の名店「ピーター」の坂本育也さんが手がけるソーセージやベーコン、放牧豚のソテーが並びました。噛むほどに旨味が広がる肉料理は、フルーティーなウィートエールや爽やかなIPAと相性抜群！

さらに、茅野駅にある土産物店「モン蓼科」の店長・﨑山達也さんがセレクトした八ヶ岳のワインや、ウイスキー「信州」も堪能。
どれも、この土地の水や空気を感じさせるようなやさしい味わいで、八ヶ岳の豊かさを実感するひとときになりました。

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