
ランドネ×コシェルドゥ 「山小屋猫」と「カメラ猫」誕生! 伝統技法で生まれた、小さな猫たちが映す“山と暮らし”
ランドネ 編集部
- 2025年12月04日
INDEX
岩手県・紫波町で生まれているコシェルドゥの起き上がり人形。
ひとつずつ手で形を整え、和紙を貼り、彩色を施す――。
古くから受け継がれてきた“内張り”の技法を守りながら、現代の暮らしに寄り添う人形を作り続けています。
そんなコシェルドゥの手で、新たに生まれたのが ランドネ限定の「山小屋猫」と「カメラ猫」。
日本人として初めて 世界8000m峰全14座の完全登頂を果たした登山家・竹内洋岳さんとコシェルドゥの起き上がり人形との出会い、そして、竹内さんとランドネ編集部が出会い、この2匹のかわいい猫さんが生まれました!
※2025年12月5日(金)12:00~発売スタート!
家の中の猫を、山へ連れ出したら?という想像から
日本人初登頂竹内洋岳さんが起き上がり人形に出会ったのは、コロナ禍のころ。
外出も山歩きもままならず、室内で過ごす時間が増えた時に見つけた小さな起き上がり人形が、心に灯りをともしたそうです。

竹内さんは、“もしこの猫が山にいたら?”という想像から、愛用品のザックやピッケルを身につけた自身の写真を職人に送り、コシェルドゥ×竹内洋岳の山登り猫の制作がはじまりました。

岩手の工房で受け継がれる「内張り」という特別な技法
コシェルドゥのおふたりが守るのは、日本でも数少ない“内張り”の技法。石膏で作った型の内側に和紙を貼り、抜いて乾かす方法です。
外側から紙を重ねる一般的な張り子とは異なり、細かく表現ができるそう。この静かなこだわりが、猫たちに柔らかな温度を宿しています。

“山小屋で過ごす時間”と“カメラと歩く喜び”
今回、ランドネでは山の楽しみをカタチにしたいと思い、パッと思いついたのが“山小屋泊”と“写真を撮ること”。山小屋泊といえば、山小屋で食べるカレー、冷えた身体を包むダウン、暗い小屋の夜に欠かせないヘッドライト。写真を撮るのが楽しい、、、と言いつつ、おいしいものに心うばわれてしまうのがランドネらしさ。おいしいものは、竹内洋岳さんにご登場いただいたランドネNo.138「あんぱん持って山歩き」のあんぱんにしました。多くの山好きさんになじみ深いひとときが、そのままちいさな猫に凝縮されています。

作り手と受け手が重ねる、“つながる”という感覚
「山をやる人だけのものでも、民芸好きの人だけのものでもない。かわいいと思って、机に置いてくれるだけでうれしいです」と、竹内洋岳さんは、この人形に込めた思いをこう語っています。
小さなきっかけから、山にも文化にも興味が広がっていけばいい。
山と民芸。日常と非日常。
それぞれの世界をつないでくれるのが、今回の小さな猫たちです。
インタビューの背景や制作秘話は、『ランドネ142(12/23発売)』にてさらに詳しく紹介しています。
ランドネ限定の起き上がり人形
12月5日FUNQTENにて発売です!
山小屋猫
山小屋の“おいしい時間”がぎゅっと詰まった一体。

カメラ猫
歩きながら撮る“楽しさ”を、そのまま形に。

各3,960円(税込)
径:約5㎝ 高さ:約7㎝
素材:和紙・粘土
製造国:日本製
※数量限定
※2025年12月5日(金)12:00~発売スタート!
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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