
箱根登山鉄道に乗って山から街へ。とっておきの紅葉ハイク・箱根湯坂路
宇宙HIKE
- 2026年01月22日
箱根でハイキングと言えば、金時山や明神ヶ岳などが有名ですが、往復のバスが渋滞に巻き込まれると、時間が読めないのが辛いところ。そこで今回は、渋滞知らずのハイキングコース「箱根湯坂路(はこねゆさかみち)」をご紹介します。
静かな箱根を楽しむ

このコースのおすすめのポイントは、次のとおり。
・駅から登山
・緩やかな下りがメインのコース
・人が少なめ
・下山口に日帰り温泉施設あり
・徒歩で箱根湯本駅に帰れる
それではいざ、紅葉の箱根へ行きましょう。
旅の始まりは、箱根湯本駅。箱根登山鉄道に乗り小涌谷駅へ移動します。スイッチバックをくり返しながら急勾配の鉄路を進む登山鉄道。車窓の眺めも楽しみのひとつです。小涌谷駅に着いたら、バス通りを横切り、住宅街への坂道を上ります。「千条の滝(ちすじのたき)」の道標を左に入り、道なりに進んで行くと遊歩道の入口です。



駅から徒歩25分ほどで千条の滝に到着。この滝、落差は数メートルと低いものの、横幅が広く、幾筋もの流れがしぶきを上げて流れ落ちています。水辺の癒される空間。同行の仲間がしばし滝撮影に熱中していました。



さあ、橋を渡って登山道に入りましょう。樹林帯を縫うように登山道が続いています。浅間山まで40分ほどの登り。紅葉の季節は、頭上にも谷間にも赤や黄色の木々が見えて、飽きることがありません。





浅間山から箱根湯坂路へ

浅間山(せんげんやま)の山頂は、広々とした尾根の上にあります。芝生の上で休んでもよし、テーブルとベンチを利用してもよし。少し寒かったので、コーヒーを淹れて温まりました。仲間との登山談義に花が咲きます。



ゆっくりと昼休憩をとったら、いよいよ箱根湯坂路を歩きます。幅の広いゆったりとした尾根道。箱根湯本を目指して約2時間、緩やかに下って行きます。




頭上には赤いモミジ。足下には散り敷いたモミジの葉。湯坂路のおすすめシーズンは、何といっても紅葉の時期。11月中旬から下旬にかけて見頃です。


途中、ススキに囲まれたところがあり、秋の風景を満喫。フォトスポットがたくさんあるので、仲間のシャッターが止まりません。コースタイムを多めに見積もっておいたほうが良さそうですね。


やがて、登山道は深い森に入ります。やや急な木の根道を下り、さらに進んで行くと湯坂城址に出ます。土塁の跡がかすかに残るこの山城は、室町時代の終わりにこの辺りを治めていた大森氏によって築城されたものだそうです。


湯坂城址から先は、石畳が敷かれています。枯葉が積もっていると滑りやすいので慎重に下りましょう。城址から約20分で湯本の街に降り立ちます。下山したところに、日帰り温泉施設「和泉」があるので、立ち寄り入浴にとても便利。


温泉街のお土産屋さんを見ながら箱根湯本駅まで歩きましょう。今日のお土産は何が良いかな。

帰路に就く前に、ちょっと足を伸ばして「HAKONATURE BASE」に寄り道するのはいかがでしょう。箱根湯本駅から登山鉄道の鉄橋をくぐり、急坂を5分ほど上った先にある施設。カフェ、登山用品店、地ビールレストランなどがあり、箱根の自然を楽しむ拠点となっています。




歴史ある箱根湯坂路。紅葉時期がおすすめですが、桜や新緑の頃も美しいそうです。ぜひ一度訪れてみてください。
【今回のコース】
箱根湯本駅~箱根登山鉄道で小涌谷駅へ~千条の滝~浅間山~箱根湯坂路~箱根湯本駅
【周辺施設】
日帰り温泉施設 和泉
https://hakone-izumi.info/
HAKONATURE BASE
https://activity.hakonature.jp/spot/9k0u_glrk
写真&テキスト◎Yukari Teragaki(宇宙HIKE)
https://www.instagram.com/yukari.tera17?igsh=Z3lncHl3bzBqZ2xs&utm_source=qr
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PROFILE
宇宙HIKE
Photographer 松本茜主催、山と写真のコミュニティー。 宇宙を旅するように山へ登り、旅や写真を使って「自分」にフォーカスする。 ユーモア溢れるメンバーが集まり、日々楽しみながらいろんなフィールドで活動を続けている。
Photographer 松本茜主催、山と写真のコミュニティー。 宇宙を旅するように山へ登り、旅や写真を使って「自分」にフォーカスする。 ユーモア溢れるメンバーが集まり、日々楽しみながらいろんなフィールドで活動を続けている。



















