
野生動物との適切な距離を保つために。音で居場所を知らせるアイテム「OTOMORI」
ランドネ 編集部
- 2026年03月17日
自然のなかへ足を踏み入れるとき、私たちは野生動物の生活圏に入りこんでいるともいえます。そんな場面で、人と野生動物の距離を適切に保つために生まれたのが、木染職人が手がける火薬発砲アイテム「OTOMORI(オトモリ)」です。
OTOMORIは、クマやシカ、イノシシなどの野生動物に対して、音を使って人の現在位置を知らせることで、突然の遭遇を防ぐためのアイテム。山歩きや渓流釣りなど、野生のフィールドに入るすべての人に使ってほしいという思いから生まれました。
木染職人が手がける「SENシリーズ」の新作
OTOMORIを展開するのは、兵庫県にある木工メーカー「井上木珠工芸」。同社が手がける「SENシリーズ」は、木染めによる独特の色合いと、日常でも持ち歩きたくなるようなデザインが特徴です。

また、OTOMORIは“単なる道具”ではなく、ザックやベルトに取り付けるアクセサリーのような存在を目指して制作。金属パーツと木を組み合わせながらも、木染めによる柔らかな風合いを活かした仕上がりになっています。
選べる3タイプのモデル展開

OTOMORIは、用途やデザインに合わせて3タイプをラインナップ。カラーは日本の四季を感じられる5色展開で、山を歩くなかで季節の移ろいを楽しむような、落ち着いた色味が使われています。マットな質感に仕上げているので、経年劣化も楽しめるのが魅力です。
①Slim(スリム)¥8,800
ペン型のスリムな形状で、軽装の登山や携帯性を重視する人におすすめ。
②Standard(スタンダード)¥14,300
アルミとステンレスを使用した、シンプルで扱いやすいモデル。
③Deluxe(デラックス)¥19,800
銅を使用した重量感のある仕様。自然に溶け込む美しい風合いが特徴。
「OTOMORI」の使い方
- 市販の爆竹の束からゆっくりと1本抜き取る
- 爆竹の先端の導火線を90度に折り曲げる
- 折り曲げた導火線をOTOMORIの口に入れ、溝に引っ掛ける
- 人のいない方へ発砲口を向けて、ライターなどで導火線に火をつける
- 着火後は銃身を立てて、筒のなかに滑り落ちるようにする
- 使用後の火薬は必ず消火確認をして、携帯用灰皿などへ廃棄する
自然に入るときの、新しいマナーとして。
野生動物が暮らすフィールドでは、人と動物がお互いに距離を保つことが大切です。自然を楽しみながらも、そこに生きる動物たちへの敬意を忘れない。「OTOMORI」は、そんな自然との向き合い方を考えるきっかけになるかもしれません。
ぜひ、バックパックにひとつ取り付けてみてはいかがでしょうか。
Instagram:@inoue_kidama_kougei
SHARE
PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。



















