
私がいま一番夢中になっている 「バックカントリースキー(雪山を滑る)」とは。まだ見ぬ景色を目指して
宇宙HIKE
- 2026年03月31日
スキーを始めたきっかけや、雪山を滑れるようになるまでのストーリーをご紹介します!魅力を感じ、新しいフィールドへ飛び込むきっかけになることを願い。
学生時代、みんなで始めたスキー

学生のころに入っていたサークルで、唯一スキーの経験者だった仲間の1人が、流行りに乗ってみんなで始めよう!ということで、スキーツアーを企画してくれました。そのイベントに参加してみたのがスキーとの出会い。
見るものすべてが新鮮

たしか、長野県北部にある斑尾高原スキー場へ行ったような。雪国に行くことさえも初めてだったので、見るものすべてが新鮮で心が躍ったのを覚えています。道具はもちろんすべてレンタル。見様見真似でゲレンデにくり出すも、すぐに滑れるわけもなく、あっちこっちで滑っては転んでをくり返していました。
上手くなるには人に習え!
その後、すっかりスキーに夢中になり、社会人になって車を持った事で、さらにゲレンデに通うようになりました。もっと上手に滑りたいと、スキースクールのバイトを始めてみたのです。毎日ゲレンデに出て、スクールが終わったあとは、校長やほかの先生たちに鍛えてもらったおかげで、だいぶ上達していきました。
雪山への誘い

30代のころ、私は東北に住んでいました。あるとき、関東の友だちから雪山を滑りに東北へ行くから、一緒に行かないかと誘われます。ゲレンデじゃなくて山を滑るの?滑るためにリフトで上がるのではなく自分で登るの?最初は、まったく興味を持ちませんでした。
友だちは懲りずに毎度誘ってくれ、数年後、そんなに楽しいのなら行ってみようと仲間に加わりました。
初めての雪山は、青森県の八甲田の山

豪雪でよくニュースに登場してくる、酸ヶ湯温泉はここにあります。テレビで見るとおりの豪雪地帯。そんな土地柄のためか、昔から山スキ ーが盛んな場所。ガイドツアーが充実していて、初めてバックカントリースキーをするにはもってこい。山を知り尽くしてる地元のガイドさんに導かれ、いざ!
だれも滑っていないパウダーを滑る楽しさ

八甲田山エリアは、まずロープウェイで上がることができます。そこから大きな樹氷のあいだを滑らないといけないけれど、その先にメンツル(だれも滑ってない面)真っ白な大斜面が広がっています。

滑り始めはドキドキ、次第に雪の感触を足元に感じながら、だれもいない雪面を自由に滑る喜びへと変わっていき、思わず声が出てしまう。

ヒャッホ~!
滑り終わったあと、斜面を振り返り、自分が描いたシュプール(滑った跡)を眺めると、じわぁ~っと満足感が心を満たしていくんです。これで私はバックカントリースキーにはまってしまいました。
山を滑るのに必要な道具

冬山登山とほぼおなじ装備と、もっとも大事なのが三種の神器(ビーコン・プローブ・スコップ)。あとは、滑り道具として踵を上げることができるビンディングが付いたスキー板と、歩くモードと滑走モードの切り替えができるブーツがあるとなおよし。
道具選びで一番難しいのは、スキー板とブーツ。色んなタイプのものが売られているので、経験者やお店の方に相談して購入する事をオススメします!
私がお世話になったのは、パドルクラブ名古屋店。
https://www.paddle-club.com/nagoya/
信頼できるスタッフの方のアドバイスがあったからこそ、いまがあります。
ゲレンデスキーとは違うバックカントリースキー

とにかく装備を背負って登る体力と、ゲレンデのように管理・整備された斜面ではない、自然そのままの山を滑るので、あらゆる斜面と雪質を滑れる技術が必要です。あとは、山と対峙するほかのアクティビティとおなじように、山のこと・お天気・レスキュー、そして雪崩の知識をもってリスクを減らすことで、バックカントリーを楽しむことができると思います。

最後に厳しいことを書きましたが、謙虚な心と安全第一を心がけていれば、山はすばらしいシチュエーション体験させてくれ、心からの喜びや感動を与えてくれると感じています。

すでに春の気配を感じる今日このごろですが、春はまた違った雪質を楽しんだり、景色をゆっくり見ながら滑りを楽しむシーズンになります。ゴールデンウィーク明けまで楽しめますよ。私も残り少ない、今シーズンのバックカントリーへ出かけたいと思います。まだ見ぬ景色を目指して。
写真&テキスト◎諏訪道子(宇宙HIKE)
https://www.instagram.com/michey.mtlife/?hl=ja
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PROFILE
宇宙HIKE
Photographer 松本茜主催、山と写真のコミュニティー。 宇宙を旅するように山へ登り、旅や写真を使って「自分」にフォーカスする。 ユーモア溢れるメンバーが集まり、日々楽しみながらいろんなフィールドで活動を続けている。
Photographer 松本茜主催、山と写真のコミュニティー。 宇宙を旅するように山へ登り、旅や写真を使って「自分」にフォーカスする。 ユーモア溢れるメンバーが集まり、日々楽しみながらいろんなフィールドで活動を続けている。



















