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水の大切さから考える防災/今月のレシピ【坦々スープ】| CAMMOCの「キャンプしてたら防災できた!」#48

キャンプの道具や知識には、防災に役立つことがたくさんあります。この連載では、防災士資格をもつCAMMOCからアウトドア好きのみなさんへ、もしもの時に役立つちょっとしたヒントとアイデアレシピをお届けします。

当たり前ではないことに気付く

朝起きて顔を洗い、食事をつくり、手を洗う。何気ない毎日のなかで、私たちはたくさんの水に支えられて暮らしています。けれど、それはあまりにも当たり前で、普段は意識することがほとんどありません。そんななか、キャンプをするようになって感じたことは、「あ、水ってこんなに貴重なんだ」という気付きです。
人は、水がないと数日で命に関わるとも言われ、1人1日約3Lが必要とされています。当たり前にあるものが、じつは“生きるために欠かせないもの”。キャンプでは、そのことを改めて教えてくれました。

普段何に水を使っている?

人が「1人1日約3Lの水が必要」と言われるのは、あくまで“飲むための水”としての量です。
・飲料水▶1L~
・調理水▶2L~(ご飯を炊く、スープなどに使う)
※この目安量は、年齢や体調、体格、季節、生活スタイルなどにより異なります。

さらにこれに加えて、生活用水は「1人1日約10~20Lの水が必要」と言われています。生活用水というのは、朝の洗面や歯磨き、トイレ、シャワー、お風呂、洗濯、掃除などに使う水。飲み水ではないものの、衛生を保つために欠かせない大切な水です。

水はどこから来て、どこへ行く?

普段、蛇口をひねれば出てくる水。その裏側は……
【雨→ダムや川→浄水所→家庭→下水→処理→自然】
自然の水がきれいにされて届き、また再び自然へと戻っていく。でも、このどこかが止まると、水は届かなくなります。

近年、雨の降り方にも変化があり、大きな災害もあり、自然環境も大きく揺らいでいます。今も“節水”の呼びかけがあるように、この流れを少しだけ意識しながら、水を大切に使っていきたいですね。

ライフラインが止まるとどうなる?

水が使えないと困るのは、“飲み水”だけではありません。
・手や体、食器、洗濯物が洗えない
・トイレが流せない
・掃除ができない
・料理の幅が限られる
つまり、“不便”ではなく“生活の質が一気に落ちる”。ここで大事なのは、「どれを優先するか」を考えておくことです。

キャンプで気付く「水の使い方」

キャンプでは、水は“用意するもの”。だから自然と身に付いた術があります。
・用途と量を把握する
・無駄にしない
・工夫して使う
例えば…
・ウェットシートやアルコールスプレーで身の回りの衛生を保つ
・水なしで使えるドライシャンプーの活用
・食器類にはアルカリイオン水スプレー
・ワンプレートで洗い物を減らす
ほんの少しの工夫で、水の使用量はグッと変わります。こうしたアイテムや工夫は、災害時にもそのまま役立ちます。

やってみよう、もしもの体験

水を「使う」と「整える」を体験してみよう

▶やってみる①
水の量を決めてすごしてみる

用意するもの
・水(3L程度など、あえて量を決める)
・ペットボトルやジャグ

飲む・手を洗う・食事に使うなど、すべてをその中でどう使うか考えながら過ごしてみます。

▶やってみる②
簡単な濾過を試してみる

用意するもの
・ペットボトル(2本)
・小石・砂利・砂・炭(バーベキューの炭の残りなどでOK)
・布やキッチンペーパー
・輪ゴム
・ハサミやカッター

ペットボトルを半分に切り、飲み口側を逆さにしてろうとのようにします。
飲み口に布やキッチンペーパーを詰め、その上に小石や砂を重ねます。
そこに水をゆっくり流し、見た目の変化を確かめてみましょう。

▶やってみる③
水を安全に使う方法を知る

用意するもの
・市販の浄水器

濾過した水は、見た目はきれいになりますが、この状態ではそのまま安全に飲めるわけではありません。実際に飲むためには、煮沸したり、浄水器を通したりといった工程が必要になります。

※泥水などをそのまま浄水器に通すと、砂や細かなゴミがフィルターに詰まりやすくなり、ろ過の効率が落ちてしまうことがあります。そのため、水を濾過する場合は、先に②のような簡単な濾過で大きなゴミを取り除いてから使うのがおすすめです。

当たり前に気付くとき、備えがはじまる

いつもは何気なく使っている水も、蛇口をひねれば当たり前のように出てくるのは、インフラが整っているからこそ。キャンプで水を扱う中で、その当たり前に気づく瞬間があります。

使う量を考えること、どれを優先するかを選ぶこと、限られた中で工夫して使うこと。そんなひとつひとつの経験が、もしもの時に役立つ備えにつながっていきます。そして同時に、日々の暮らしのなかで、水を大切に使うという感覚も育っていきます。

小さな気づきから、暮らしと備えは自然とつながっていくもの。できることから、ひとつずつ。
そんな向き合い方が、これからの安心につながっていきます。

今月のレシピ【坦々スープ】

水を使わず混ぜるだけの「豆乳坦々スープ」。肉味噌の代わりに、備蓄しているサバ味噌缶もおすすめです!温めても、常温や冷やして食べても美味しいので、季節に合わせてお好みで作ってみてください。ご飯や麺を入れて満足感ある一品にもできます!

材料( 1人分)

無調整豆乳…200ml
市販の肉味噌…30g (サバ味噌缶の場合は1/2缶)
すりごま…大さじ1
めんつゆ…小さじ1
ごま油…少々
ラー油…少々
おろしニンニク…少々
おろし生姜…少々
お好みで…小ねぎ、フライドオニオン、砕きナッツ、パクチー、きゅうりなど

作り方

1.器にすりごま、めんつゆ、ごま油、おろしニンニク、おろし生姜を入れる。
2.豆乳を注ぎ、肉味噌やお好みのトッピングをのせる。
3.ラー油をかけて完成。

クリエイターズユニット
CAMMOC(キャンモック)

左から、三沢真実、三宅香菜子、内舘綾子。
クリエイターズユニットCAMMOC(キャンモック)。

現在は三沢真実・内舘綾子を中心に活動。「キャンプのある暮らし」をテーマに、空間コーディネートや撮影監修、防災講演、ラジオなど幅広く展開。本連載では、創設メンバーの三宅香菜子がレシピを担当。
著書『ラクして備えるながら防災 フェーズフリーな暮らし方』『うまみがギュッ!干すだけ簡単 はじめてのドライフード』
HP:https://cammoc.com
Instagram:www.instagram.com/cammoc

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PROFILE

キャンモック

キャンモック

「キャンプのある暮らし」をコンセプトに空間やフードのコーディネート、キャンプ撮影の監修、防災講演など、多数メディアで活躍するクリエイターズユニット。無理なく無駄なく楽しくできる「SDGs防災キャンプ」を提唱。 https://cammoc.com/

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