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グッドイヤー・イーグルスポーツ、軽量に仕上げられたエントリーモデル

グッドイヤーのロード用タイヤのエントリーモデルがイーグルスポーツ。トレーニング、サイクリング、デイリーユースなどを睨んだコンセプトだが、あくまで「スポーツライドを楽しむライダー」に向けたものだという。

「Dynamic:Pace」と名付けられたコンパウンドは、スポーツバイクらしい転がり抵抗とグリップの両立を目指したもの。トレッドの厚みを確保しており、さらに強度と耐切断性の高い60TPIケーシングを使っているので、耐パンクベルトを使わなくとも十分な耐パンク性を確保できたという。そのぶん軽く仕上がっており、28Cの実測重量は271g。公称重量の280gより軽かった。

クリンチャーのみで、サイズラインナップは25C~32C。オールブラックのほか、クラシックなイメージとなるタンカラーも用意される。価格は4840円で、今回試乗したタイヤのなかで最も安い部類に入る。

センターのみスリックで、サイドはシボ加工のベースに直線状のトレッドパターンが入る。

EAGLE SPORT

価格:4,840円(税込)

  • カラー:ブラック、タン
  • サイズ(重量):700×25C(250g)、700×28C(280g)、700×30C(295g)、700×32C(305g)

詳細はこちら

試乗レビュー ライター安井行生✕TRYCLE田渕君幸

ここではサイクルショップTRYCLE田渕君幸代表とライター安井行生が試乗レビューをお届け。TRYCLE LODGE MIYAGASE 相模原市を拠点にツアー・オブ・ジャパン相模原ステージでも使われる宮ケ瀬湖周辺のアップダウンのあるコースで試し、その感じたところを対談形式でお伝えする。

デイリーユース用タイヤとは思えない

田渕:これはグリップがよかった。この価格帯のデイリーユース用タイヤとは思えない。

安井:ですね。微舵領域からグリップが明確に立ち上がります。耐久性重視のタイヤではグリップは諦めないといけないことが多いですが、これは違いますね。自由自在にバイクを振り回せます。当然、安全性にもつながるところなので、こういう方向性は大歓迎。

田渕:しかも、こういうコンセプトのタイヤにしてはタイヤ全体がしなやかで、ソフトな乗り心地ですね。バタバタ感が少ないです。

安井:はい。さすがに軽量タイヤのような上質な快適性はありませんが、減衰が速くて振動を越えた後でもバタつきが尾を引かないので、荒れた路面でも微妙な操作がバイクの挙動にきっちり反映される。安心感があって自然に扱える。

田渕:転がり抵抗も意外と低いですよね。この価格でクリンチャーなのに、この走りはかなりレベル高い。この走りがあればチューブレスじゃなくても全然問題ないです。5000円を切るプライスパフォーマンスですし、通勤・通学はもちろん、普段の練習にもいいでしょう。ガンガン使ってすり減らして使いつぶすべきタイヤです。

安井:ハイエンドレーシングタイヤとは違いますが、これはこれでいい出来ですね。普段使いには贅沢なくらいです。触ってみるとトレッドがかなり分厚いので、耐摩耗性という意味でも長寿命でしょう。

田渕:コンセプトどおり、オールラウンドに使えるタイヤですね。それほど重くもないし、コストパフォーマンスが高い。

安井:こういうコンセプトのミドルグレードのタイヤって、安くて頑丈だけど走りは重くて乗り心地は悪くて、雑味があって安っぽい走りになることが多かったですが、このクラスのタイヤも基本性能の底上げを感じました。フレームやコンポやホイールは近年、ミドルグレードの製品の性能向上が著しいですが、タイヤもしかりですね。

問:フカヤ https://fukaya-nagoya.co.jp/

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PROFILE

安井行生

安井行生

大学卒業後、メッセンジャー生活を経て自転車ジャーナリストに。現在はさまざまな媒体で試乗記事、技術解説、自転車に関するエッセイなどを執筆する。今まで稼いだ原稿料の大半を自転車につぎ込んできた。

安井行生の記事一覧

大学卒業後、メッセンジャー生活を経て自転車ジャーナリストに。現在はさまざまな媒体で試乗記事、技術解説、自転車に関するエッセイなどを執筆する。今まで稼いだ原稿料の大半を自転車につぎ込んできた。

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