
Feel EARTH 2025 with Jeep®イベントレポート

フィールドライフ 編集部
- 2025年10月02日
INDEX
2年ぶりの開催となった、心と体で地球に触れるキャンプイベント「Feel EARTH」。
今回も「Camp Jeep」との共同開催で、8月23~24日の2日間にわたってにぎやかに行なわれた。
暑く&熱かった2日間のようすをお届けする。
編集・文◉フィールドライフ編集部
写真◉後藤武久、島津美紗、井上和隆
「フィールアース」は、小誌『フィールドライフ』と兄弟誌『PEAKS』『ランドネ』、自転車誌『バイシクルクラブ』、ゴルフ誌『EVEN』、そしてJeepが共同で開催するキャンプイベント。
2年ぶりの開催となった今年は舞台を苗場スキー場へと移し、〝外で遊ぶ楽しさ〞を共有した。各エリアにはアウトドアに関連したワークショップや体験型ブース、販売ブースなどがそろい踏み。全国的に残暑の厳しい今年は、この地でもかなり暑い2日間となったが、みんな元気いっぱいで楽しんでいた。
Jeepエリアには今年も、Jeepオーナーが楽しめる「Jeepラウンジ」を設置。また、オフロードでのJeep乗車体験など、Jeepならではの体験を提供した。
ステージではアウトドアを愛するゲストによるトークライブ、アーティストたちによるミュージックライブが繰り広げられた。日が落ちるころにはステージ前の広場でキャンプファイヤーが焚かれ、炎を囲み輪になって「マイムマイム」を踊る。大盛り上がりの一夜となった。
イベントの締めは、勝者には豪華賞品がプレゼントされる「じゃんけん大会」。そして最後を飾るのはJeepオーナーの隊列を見送る「コンボイ走行」。熱く楽しかった2日間が無事に幕を閉じた。
STAGE[ステージ]
会場の特設ステージでは、トークライブにミュージックライブ、夜のキャンプファイヤーに“締め”のじゃんけん大会など、さまざまなコンテンツを代わるがわる開催! 2日間をとおして、会場を大いに盛り上げた。
TALK LIVE
多彩なスピーカーが集ったトークライブは四角友里さんからキックオフ。これまでの旅を語る田中陽希さん
のトーク、たけだバーベキューさんが語りながら作る“ライブクッキング”などアウトドア好き必聴の内容。
MUSIC LIVE
ミュージックライブは、『ランドネ』でおなじみのKeishi Tanakaさんのパフォーマンスから。Leolaさん、磯野くん(YONA YONA WEEKENDERS)、荒井岳史さんと歌い継ぎ、ラストのアンコール曲はサザンオールスターズの『真夏の果実』。夕暮れどきの苗場の暮れゆく空のもと、メロウなサウンドで会場に華を添えた。
CAMP FIRE
晴天に恵まれた1日目。日が暮れるとキャンプの醍醐味、キャンプファイヤーへ。そして、燃え上がる火を前に楽しむのがフィールアース恒例、参加者全員による「マイムマイム」! 子どもから大人まで、みんなで手を取り合って大きなサークルを作り、掛け声とともに歌って踊る──キャンプイベントならではの時間が夜を灯した。
FUN
クロージングは参加者総出のじゃんけん大会! 勝者には、出展メーカー提供の豪華景品がお土産としてプレゼント。最後は記念撮影をして、イベントは閉幕へ。
Jeep AREA[ジープ]
「Feel EARTH」との共同開催でイベントを盛り上げた「Camp Jeep」。
迫力あるオフロード体験やラストのコンボイ走行を見ると、Jeep車がほしくなってしまいそう!
Jeep OFF ROAD
会場内の特設コースにて、参加者がJeep車に同乗してオフロードを体験試乗。急斜面の上り下りや、写真のような大きな凹凸を走るときには思わず「うわっ!」と声が上がるが、Jeep車ならラクラクとクリア。通常ではなかなか体験できない路面の走りを堪能した。
Jeep LOUNGE
Jeepオーナーだけが参加できる「Jeepラウンジ」。アロマ体験ワークショップやオーナー集合写真、サッカー元日本代表の石川直宏さんによるオリジナルサッカーボールつくりなど、特別プログラムを開催。全国を横断中の「ピンクラングラー」(1枚目の写真)もイベント参加。
MARKET & WORKSHOP
ネックピローになるダックなどJeepオリジナルアイテムの「Jeep オフィシャルストア」をはじめ、タイヤのBFGoodrich、マルチツールのレザーマン、アウトドアブランドのホグロフス、キャンプ・アウトドア情報メディアのハピキャンなど、Jeepに関係の深い各社が出展。
CONVOY
イベントの最後を飾るのは「Camp Jeep」の名物企画、コンボイ走行。Jeepオーナーの車両で隊列を組み、会場を出発して帰路へ。スタッフが手を振って見送るなか、「ありがとう!」「また会いましょう!」の言葉が交差し、たくさんの笑顔がこぼれる。
KIDS PARK[キッズパーク]
「Logbum Camp」が贈る、子どもたちが楽しめるコンテンツがそろったエリア。
キッズたちの歓声に、見守るパパ&ママも思わず笑顔になっていた。
BUNGEE TRAMPOLINE
ハーネスを装着し、大ジャンプに挑戦。地面から高く飛び上がるスリルとフワッと浮く感覚がやみつきに。コツがつかめたら空中で一回転も!
SLACK LINE
幅1~2インチのベルトを渡るアクティビティ。ベルトの幅や地面からの高さが異なる5本が設置されており、自分のレベルに合わせて楽しんでいた。
AIR SLIDER
ふわふわの巨大すべり台。空気でふくらんだ柔らかい素材なので、スピード感はあるけれど安全。親子でいっしょにすべって楽しむ姿も多数。
BOULDERING
カラフルなホールドをつかみながら登る。ルートを考えながら登るので、体だけでなくアタマもフル回転! 登り切ったときの達成感は格別。
TRAMPOLINE
飛んだりはねたり、楽しく弾める子ども向けトランポリン。フェンスに囲まれているので枠外に落ちることがなく安全。
SNAG GOLF
柔らかいボールと特製クラブを使うゴルフゲーム。初めてでも手軽にゴルフのスイングを体験でき、的に当てる爽快感を味わえる。
FOOD AREA[フード]
遊び疲れた体とお腹を満たすキッチンカーやフードブースは計10店が登場。
おいしさはもちろん、にぎやかに飾られた車体も目を楽しませてくれた。
QTARO
普段は新潟名物、笹団子専門店。ひんやり食感のアサイーボウルにチアシードをトッピング。
蔵走ります。
新潟県の越後妻有地域で育てられる、きめ細やかで柔らかい豚肉「妻有ポーク」使用のサンド。
だいちのめぐみ
上越の卵を上越の醤油に黄身漬けし、上越の米にのせた「上越特産肉みそタマゴール丼」。
RIKOBO’S FOOD TRUCK
フライドポテトの上にローストビーフと新玉ねぎをトッピングした「ローディットフライ」。
ビトロー
越後湯沢駅前の欧風料理店が出店。ニンニクだれを利かせたステーキ丼でスタミナチャージ!
8 Peaks BREWING
山の食事に合うビールを製造する八ヶ岳山麓のローカルビールブランド。開発秘話も楽しい!
Kitchen掌(たなごころ)
和牛の赤ワイン煮込みが大人気。写真は「ローストポークと地元産野菜のカスクートサンド」。
RIOT BEER
世田谷発のクラフトビール。音楽からインスピレーションを受けてさまざまなビールを醸造。
Stellina-Pitta & uanci e cheer
イタリア産小麦100%使用のナポリピッツァ。能登復興支援メニューの能登牛コロッケも美味。
Shelter hut
山&コーヒー好きなふたりが営む、店舗をもたないカフェ。アイスコーヒーに山の形のサブレを。
Randonnée & PEAKS AREA[ランドネ&ピークス]
バラエティ豊かなブランドやクリエイターが出展したランドネ&PEAKSエリア。
家族や友人みんなで楽しめる体験型コンテンツが充実し、ブランド担当者と直接話せる機会ともなった。
プラネタリウムテント
満天の星を観賞できるプラネタリウムテントが登場! 星のソムリエ・猪俣慎吾さん解説のもと、仰向けになって星空観賞。
ランドネ編集部
手持ちアイテムにシルクスクリーン印刷する体験会を開催。ランドネ公式キャラクターをプリントしてイベントの思い出に。
妄想と山とわたし
絵描きの伊藤佳美さんによる本・アイテムの物販のほか、山の絵をその場で描き上げるオーダーメイドのイラストワークも。
HIGASHI ALPS
その名のとおり“架空の山のおみやげ店” がテーマのレーベル。店頭にはオリジナルイラストのワッペンバッヂやキャップが。
midorinotent
一つひとつ手作業でものづくりするブランド。定番アイテムのハンターベストをはじめ、トートバッグ、ハットなどを販売。
FUNQTEN
アパレルやクッカー、手ぬぐいやサコッシュなど小物類まで、PEAKS・ランドネがプロデュースするアイテムをセレクト。
MOUNTAIN DAISY PRODUCTS
“自然と仲良くなるためのプロダクト” がコンセプト。ブランドを手がける四角友里さん自身が店頭に立つ貴重な機会に。
Slow hike
マイペースに山を楽しむ“ゆるハイカー” に向けた山道具ブランド。サコッシュなどの定番アイテムを多数ラインナップ。
BAMBOO SHOOTS
中目黒に根ざしたセレクトショップ。オリジナルブランドの商品も展示・販売された。シルクスクリーン体験も実施。
peak design
アメリカ・西海岸のブランド。キャンプや登山シーンで使えるカメラアクセサリーやトラベルアイテムが多数店頭に。
IFME
“子どもたちの健やかな成長を育む” がコンセプトのキッズシューズブランド。最適な一足を探すための足形計測も実施。
cancan
原宿発のライフスタイルブランド。ブース前にテーブルゲーム“CAPS” の対戦台を設置。子どもも大人も、いざ尋常に勝負!
環境省
苗場を域内に含む上信越高原国立公園の特徴と魅力を写真やパネルで解説。苗場山の山行ガイドや環境省の取り組みも紹介。
Nature Hike
軽量・高品質なアウトドアブランド。登山やキャンプで使えるテント、エアーポンプ、ハンディライトなどを展示・販売。
macpac
バックパックやポットなどを展示・販売。ブランドの独自素材、アズテックの残反を使うアップサイクルワークショップも。
SUNSKI
レンズカラーの好み、偏光の効果が実地でわかるのは野外ストアならでは。グラスホルダーを作る無料ワークショップも開催。
みんなで楽しむアウトドアDJ体験!
野外DJブースがオープン! 初体験でもレクチャーを受けてだれでもDJ に早変わり、好みの曲でバイブスをぶち上げ!
地図を片手に宝探し
頼りになるのは地図とコンパス。会場内に設置されたチェックポイントを家族や仲間と探して楽しむ冒険型アクティビティ。
オロナイン
初出展。黄緑色の“オロナインカラー” を自然のなかで探すゲームや、キーホルダーを作る家族向けワークショップを開催。
ワンポールソロテントの立て方講座
荷物が多くなりがちなキャンプ……だが、道具の選び方と工夫でぐっと気軽に! そのノウハウをこいしゆうかさんが直伝。
NONIWA
アウトドア×暮らしのショップ、GRID の出店のほか、吊るされたマッチに火をつける早さを競う“マッチファイヤー”も。
Bicycle Club AREA[バイシクルクラブ]
バイシクルクラブ創刊40周年を記念して古い自転車が集まる「苗場オールドバイクミーティング」が開催。フリマ15店舗が集まったほか、2日目はライドミーティングも開催。試乗コーナーにはeバイクやロードなど5社が出展した。またキッズMTBコース、eバイクのライドツアーも好評だった。
※この記事はフィールドライフ[No.88 秋号]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
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編集・文◉フィールドライフ編集部
写真◉後藤武久、島津美紗、井上和隆
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PROFILE

フィールドライフ 編集部
2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。
2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。