
さいたまクリテリウム、国内出場選手32名を発表 埼玉出身の金子宗平らが「スペシャルチーム」で参戦

Bicycle Club編集部
- 2025年10月08日
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2025年11月9日(日)にさいたま新都心駅周辺で開催される「J:COM presents 2025 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」の実行委員会は10月8日、新たに出場が決定した国内選手ら32名を発表した。これにより、すでに出場が発表されている海外招聘選手11名と合わせ、大会の輪郭が明らかになってきた。
埼玉出身選手による「スペシャルチームジャパン for さいたま」が結成
今回の発表の目玉は、地元・埼玉県出身選手で構成される選抜チーム「スペシャルチームジャパン for さいたま」の結成だ。メンバーには、埼玉県美里町出身で、今年の全日本選手権ロードレース3位、個人タイムトライアル2位と輝かしい成績を収めた金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)が4大会連続で出場。さらに、本庄市出身の湯浅博貴(チームサイクラーズ・SNEL)が初出場として名を連ねた。
金子は、「世界中のスター選手と共に、熱気あふれるさいたまの街を走れることをとても楽しみにしています。埼玉県出身選手として、皆さまに夢や希望を届けられる走りを目指して全力を尽くします」と、4度目の出場に向けて力強いコメントを寄せた。
このほか、国内からはチームブリヂストンサイクリング、マトリックスパワータグ、Astemo宇都宮ブリッツェンなど8チーム23名の参戦が決定した。
女子・パラ・ジュニアのトップ選手も集結
クリテリウムを彩るのは、男子のトッププロだけではない。
女子レースには、今年の全日本選手権ロードレースで初優勝を飾り、現在オランダのチームで活躍する小林あか里(MtDウィメンズエリートサイクリングチーム)が初出場。高校選抜2位の実績を持つ筒井楓(山梨県立笛吹高等学校)も3大会連続で出場する。
パラサイクリングでは、パラリンピックや世界選手権で活躍を続ける川本翔大や、タンデム自転車の木村和平など、5組6名のトップ選手が集結。
さらに、9月の「秩父宮杯埼玉県自転車道路競走大会」高校生上級カテゴリーで優勝した滝口敬司(神奈川県立保土ケ谷高等学校)が、昨年に続き個人タイムトライアルレースに出場することも決定した。
選手と夢の2日間を過ごせる「チーム帯同プラン」も発売
また、大会をより深く楽しむための特別な観戦チケット「チーム帯同プラン」の先着販売も10月8日より開始された。「海外チームに帯同できるスペシャルな体験!」をコンセプトに、レース前日のファン感謝祭や前夜祭への参加、当日の選手バスでの会場移動、レース前のコース走行、ピットエリアでの交流など、スーパースターたちと夢のような2日間を過ごせるプレミアムな内容となっている。
今後も追加選手の発表が予定されており、1ヶ月後に迫った大会への期待はますます高まっている。
新たに出場が決定した選手一覧(10月8日時点)
国内参加選手(8チーム23名)
- スペシャルチームジャパン for さいたま:金子宗平、湯浅博貴
- チームブリヂストンサイクリング:山本哲央、岡本勝哉、矢萩悠也
- マトリックスパワータグ:アレクサンドロス・アグロティス、織田聖、安原大貴
- Astemo宇都宮ブリッツェン:小野寺玲、花田聖誠、阿蘓来夢
- キナンレーシングチーム:橋本英也、柚木伸元、新宮颯太
- VC福岡:向川尚樹、中島雅人、辻野壱哉
- ヴィクトワール広島:中村圭佑、白川幸希、永井健太
- 愛三工業レーシングチーム:草場啓吾、北嶋桂大、初川弘浩
女子選手(2名)
- 小林あか里(MtDウィメンズエリートサイクリングチーム)
- 筒井楓(山梨県立笛吹高等学校)
パラサイクリング選手(5組6名)
- 川本翔大(通常の二輪自転車/MC2)
- 福井万葉(トライシクル/MT2)
- 野田昭和(ハンドサイクル/MH2)
- 官野一彦(ハンドサイクル/MH2)
- 木村和平(ストーカー) & 中藤賢吾(パイロット)(タンデム自転車)
第73回秩父宮杯埼玉県自転車道路競走大会 優勝選手(1名)
- 滝口敬司(神奈川県立保土ケ谷高等学校)
問:さいたまクリテリウム実行委員会 https://saitama-criterium.jp/
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