
スピードスケート金メダリスト・小平奈緒が語る“究極の一台”、「Build Story」公開|SPECIALIZED

Bicycle Club編集部
- 2025年10月17日
2018年平昌オリンピックの金メダリスト、小平奈緒さん。スピードスケート界の第一線を駆け抜けてきた彼女が、自身の哲学と美学を注ぎ込んで一台のロードバイクを組み上げるまでの物語を語る、特別な動画コンテンツ「Build Story – 小平奈緒」が、自転車ブランド「スペシャライズド」によって公開された。
「速さ」だけではない、バイクに宿る“物語”
スペシャライズドが新たに始めた「Build Story」は、ライダーがフレームセットをキャンバスに、一つ一つのパーツを自ら選び、唯一無二の一台を創り上げる背景にある“物語”に焦点を当てる企画だ。
その第一弾として登場したのが、2022年に現役を引退し、現在はスペシャライズドのアンバサダーも務める小平奈緒さん。彼女が新たな相棒として選んだのは、スペシャライズド史上最速のレースバイク「S-Works Tarmac SL8」だ。
公開された動画と特設ページでは、小平さんがフレームカラーやパーツ構成に込めた想い、そして現役引退後の現在のライフスタイルと自転車との関わりについて、自身の言葉で深く語っている。
「心と体の健康のために、ほぼ毎日」
小平さんは、S-Works Tarmac SL8について、「スケートで言えば、スプリンターが愛用するような剛性があります。それでいて軽量なので、長い距離も問題なく走れる、そんなフレームなのかなと感じました」と、トップアスリートならではの鋭い感性でその性能を評価。
そして、現役引退後の生活の変化にも触れ、「コーヒースタンドでの仕事も始まり運動できる時間が限られてしまう環境になりました。そんな中でも、自転車ならいつでもどこでも身体を動かしに行けます。心と体の健康のために、ほぼ毎日乗るようにしています」と、自転車が現在の彼女のライフスタイルに欠かせない存在であることを明かした。
競技の第一線から退いた今もなお、彼女が追い求める「美しさ」「意思」「物語」といった価値観が、一台のバイクに宿っている。そのストーリーは、これから自転車を始める人から、自分だけの一台を求めるベテランライダーまで、すべてのサイクリストにとって大きなインスピレーションとなるだろう。
なお、小平さんが選んだ「S-Works Tarmac SL8」のフレームセットを購入すると、一体型ハンドル「Roval Rapide Cockpit」がプレゼントされるキャンペーンも2025年12月25日まで開催されている。
問:スペシャライズド・ジャパン https://www.specialized.com/jp/ja/
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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