
パナレーサーがUCIグラベルワールドシリーズのタイトルスポンサーに 「GRAVELKING」の名を冠し3年間サポート
Bicycle Club編集部
- 2025年11月13日
グラベルタイヤのパイオニアであるパナレーサーが、国際自転車競技連合(UCI)との間で、UCIグラベルワールドシリーズのタイトルスポンサー契約を締結したことを発表した。契約期間は2026年から2028年までの3年間。これにより、同シリーズは「GRAVELKING UCIワールドグラベルシリーズ」として、世界各地で開催されることになる。
2025年のパートナー契約からタイトルスポンサーへ昇格
パナレーサーは2025年シーズン、UCIグラベルワールドシリーズのオフィシャルパートナーとして、世界23か国・全33大会をサポートしてきた。今回の契約は、その関係性をさらに強化し、大会名称にブランド名を冠するタイトルスポンサーへと昇格するもの。世界の舞台で「GRAVELKING」の性能と信頼性を証明し、ブランド価値を一層高める狙いだ。
年々大会数を増やし、エリートレベルのライダーからアマチュアまで、幅広い層が参加する一大シリーズへと成長したUCIグラベルワールドシリーズ。その名をシリーズに冠することで、パナレーサーは世界のグラベルシーンを牽引するリーディングブランドとしての地位を確固たるものにする。
グラベルシーンの黎明期から文化を支えてきたパナレーサー
写真 宇都宮ブリッツェン
パナレーサーとグラベルの関わりは深い。まだグラベルというカテゴリーが確立されていなかった2014年に、いち早く専用タイヤ「GRAVELKING」を開発・発売。以来、多様化する路面やライディングスタイルに対応するラインナップを拡充し、グラベルタイヤの“定番”としての地位を築き上げてきた。
製品開発だけでなく、グラベル文化の醸成にも積極的に貢献。米国の「Big Sugar Gravel」や「GRAVEL WORLDS」、アイスランドの「The Rift Gravel」といった世界的なイベントへの協賛をはじめ、日本国内でも「ニセコグラベル」や、初の本格グラベルレース「GRAVEL CLASSIC YAKURAI」をサポート。昨年からは、自社の本拠地である兵庫県丹波市でファンライドイベント「グラベルキングライドin丹波」を主催するなど、グラベルライドの楽しさを伝える活動を精力的に続けている。
両代表がコメント「国内外のグラベル文化の醸成に貢献」
今回の契約締結に際し、パナレーサー株式会社の代表取締役社長、大和竜一氏は次のようにコメントしている。「ここ数年、世界的な盛り上がりを見せているグラベルライドにいち早く注目し、専用タイヤ『GRAVELKING』を展開してきた当社にとって、世界のグラベルライダーが参戦するUCIグラベルワールドシリーズのタイトルスポンサーとなれることを誇りに思います。この大会を通じて国内外のグラベル文化の醸成に貢献するとともに、グラベルライダーとの関係強化を通じた製品開発を進めて参ります」
また、UCIグラベルワールドシリーズのディレクターであるエルウィン・ヴェルヴェッケン氏も、「UCIグラベルワールドシリーズのタイトルスポンサーとしてパナレーサーを迎えることができ、大変嬉しく思います。同社の高品質なタイヤと革新的な製品開発力によって、本大会ひいてはグラベルライドがさらに盛り上がることを期待しています」と、新たなパートナーシップへの期待を語った。
グラベルシーンの成長と共に歩んできたパナレーサー。その名が刻まれた新たなシリーズの開幕は、世界のグラベルライダーにとって、よりエキサイティングなシーズンの到来を告げるものとなるだろう。
問:パナレーサー https://panaracer.com/
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