
ミニバンでもSUVでもない ゴルフ好きが今あえてホンダPRELUDEを選ぶ理由|BEST GOLF CARS & GOLF SUVS
EVEN 編集部
- 2026年01月30日
今乗るべきクルマをEVEN編集部とゴルフ大好きモータージャーナリストの塩見智氏が考える連載企画。
今回は昨年、往年のブランド復活で日本中を沸かせたホンダ『PRELUDE』をゴルファーが選ぶ是非について。

車雑誌「NAVI」編集長を担当後、フリーのモータージャーナリストに。YouTube「自動車Ch.ソルトンTV」にて新車インプレッションを中心に自動車情報を発信中。ゴルフ大好き日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。ドライバーはもう5、6年同じPXGを使用中。
HONDA PRELUDE〈FF〉
SPEC
- 全長×全幅×全高 4520×1880×1355mm
- 車両重量 1460kg
- エンジン 直列4気筒1993cc+モーター
- 最高出力 104kW(141ps)
- 最大トルク 182N・m(18.6kg・m)
- モーター最高出力 135kW(184ps)
- モーター最大トルク 315N・m(32.1kg・m)
- トランスミッション 電気式無段変速機
- 駆動方式 前輪駆動
- 車両本体価格(税込) 6179800円~
昨年度の日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考で最優秀賞こそ逃しましたが、2位に食い込んだのは『ホンダ・プレリュード』でした。往年の2ドアスポーツクーペの復活に心躍らせた方も多いはず。ゴルフ用途で考えればミニバンやSUVが優れているのは当然ですが、ドライブする悦びや華やかさではクーペの方が上。とは言え、クーペでは満足にキャディバッグを積めません。その点、新型プレリュードはキャディバッグ2本を楽々積載できます。流麗なクーペを駆って訪れるツーサムゴルフ、これはもうある意味では立派なゴルフビークルだといえるでしょう。
プレリュードは燃料タンクとバッテリーを搭載するハイブリッドカーなのですが、リアハッチを開けて2+2のシートの後席を倒せば、前輪駆動ならではの凹凸の少ない広くて使いやすい荷室が広がります。
ホンダはプレリュードの約四半世紀ぶりの復活にあたり、同車を単純なリバイバルでなく現代に求められるプレリュードとして、e:HEVと呼ぶハイブリッドシステムを組み込んだクーペに仕立て直しました。
ホンダ独自のe:HEVは2モーターの燃費追求型のハイブリッドシステム。それをそのまま移植するのでなく、新開発の『ホンダS+シフト』を組み合わせて搭載しています。これは走りのテイストを選択するドライブモードとは別に、バッテリー駆動の介入を調整できる機構で、無段変速ながら仮想の有段トランスミッションを構築し、パドル操作での変速フィールを演出する機構で、この操作感がとにかく気持ち良くさせてくれます。ホンダにとってこのS+シフトは今後、電気自動車へとシフトしていく中で橋渡し的役割を担う存在です。
ベース車両は同社の『シビック』ですが、迫力のあるスタイリングを狙い、足回りにはトレッドの広い〝タイプR〞用が採用されています。これによりハンドリングも実に軽快です。流麗なデザインとクーペとしては優れた積載性、WLTCモード23.6km/Lの燃費性能と、どこまでも気持ちの良い走りの両立。絶対的な速さに価値基準を置かないスペシャリティカーは、ゴルフカーにもってこいの存在といえるでしょう。無論、先進の安全機能やACCも搭載しているのでラウンド後の高速も楽にこなせます。かつてデートカーとして名を馳せたプレリュードだけに、パートナーとのゴルフデートカーにとって最適な一台となるのは間違いありません。
キャディバッグ2本をすっきり納めるツーサム仕様
ガバっと開いて荷物の出し入れがしやすいハッチバックのテールゲート。深さはないものの、後席シートを倒せば8.5インチのキャディバッグが余裕で2本収まる。リアシートは60:40の分割可倒式で、3名乗車、3バッグもなんとか可能。「テールゲートが電動ではなく手動なのが残念」と塩見氏。


ガバっと開いて荷物の出し入れがしやすいハッチバックのテールゲート。深さはないものの、後席シートを倒せば8.5インチのキャディバッグが余裕で2本収まる。リアシートは60:40の分割可倒式で、3名乗車、3バッグもなんとか可能。「テールゲートが電動ではなく手動なのが残念」と塩見氏。
- 荷室寸法
- 奥行 920mm
- 奥行(後席前倒時)1585mm
- 幅 最大1070mm
- 開口部地上高 826mm
- 荷室容量 663L(後席前倒時)
- MAX 3 BAGS
DETAILS

19インチのアルミホイールから覗くBrembo社製ブレーキキャリパー。

グライダーからヒントを得たという低いノーズから続くなだらかなルーフラインが印象的。

『シビックタイプR』譲りの足まわりを採用、ワイドトレッド化も奏功した官能的なリアビュー。

触れたくなる質感の助手席側ダッシュボードは、PRELUDEロゴの刺繍と青いステッチがアクセント。
前席はホールド性を高めた運転席と快適な助手席という非対称設計のシート。後部座席は大人が乗車するには厳しい。

本革巻きステアリングはアルカンターラとのコンビ仕様。かなり太めな下部はACC運転時の操作性を考慮したもの。
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写真○六本木泰彦 文○藤井順一
問ホンダお客様相談センター 0120-112010
取材協力○富士市原ゴルフクラブ【アコーディア・ゴルフ】 0436-96-1211
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PROFILE
EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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