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国内女子ツアーで絶好調の菅楓華 強さの秘密をコーチに聞いた

国内女子ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で6位タイとまずまずのスタートを切ると、続く第2戦「台湾ホンハイレディース」で2位に6打差をつける圧勝でツアー通算2勝目を挙げた菅楓華。その後も「Vポイント×SMBCレディス」で2位タイ、「アクサレディス」で3位と好調をキープしている。

最終日にスコアを伸ばせるスイングづくり

菅をジュニア時代から指導している榑松陽介コーチに、オフに取り組んだことを聞いてみた。

「本人と話したところ、飛距離はそこまで求めていないということでした。それよりは安定性ですね。そこで真栄城(輝也)トレーナーと相談して、まず基礎体力とフィジカルの強化に取り組むことなりました」(榑松)

そのトレーニングメニューはかなりハードな内容だったそうだが、菅は黙々とこなしたという。

「ジュニアの頃から継続する力がすごいんです。地味な練習やトレーニングもひたむきにやりますね。これは彼女の大きな強みだと思います。スイング面では、スウェーデン発のゴルフ理論、バランスゴルフの考え方を取り入れながら、セットアップを見直しました。具体的には、背骨に対してシャフトが直角になるように前傾角度をそろえていったのです」(榑松)

その結果、アドレスの前傾角度が以前より少し深くなったという。メリットはどこにあるのか。

「より効率的にスイングの力をボールに伝えられることです。言い換えると、体の負担が少なくなるわけです。当然、疲れにくくなりますし、怪我のリスクを下げることにもつながりますね」(榑松)

後半になってもパフォーマンスが落ちない

実際に、「台湾ホンハイレディース」では、ハードなコンディションに他選手が苦しむ中で3日目と4日目に60台を出して、逆転で優勝している。続く「Vポイント×SMBCレディス」でも、3日目に60台を出して前日の11位タイから2位タイへと浮上。「アクサレディス」の最終日も3日目に65で回り、28位タイから3位へとジャンプアップした。

第2戦の優勝会見では、「難しいコースをアンダーで回ることができて、自分を褒めてあげたい」と話した菅。厳しいコンディションでも結果を出せるのは大きな強み、さらなる活躍が期待できそうだ。

菅楓華

2005年生まれ、宮崎県出身。2025年は「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」でツアー初優勝を遂げるなど16回のトップ10入りを果たし、メルセデスランキング4位と飛躍のシーズンになった。

榑松陽介

宮崎県の「フェニックス・ゴルフ・アカデミー」でインストラクターを務めながら、菅楓華らプロゴルファーを指導している。基本を大切にしながら、最新のメソッドも積極的に取り入れる柔軟性が持ち味だ。

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PROFILE

フクダトモオ

EVEN / EVEN編集長

フクダトモオ

1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て『EVEN』編集部へ。186センチの長身で、自称“青山のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。2025年4月に『EVEN』編集長に就任。

フクダトモオの記事一覧

1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て『EVEN』編集部へ。186センチの長身で、自称“青山のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。2025年4月に『EVEN』編集長に就任。

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