
『三菱ケミカル』今度のオレンジは驚くほど振りやすくて飛ぶ!
フクダトモオ
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本誌編集長がビッグドライブ連発
カウンターバランス設計の代表作としてツアーシーンでも人気のシャフト
『TENSEI オレンジ』に待望のニューモデルが登場した。
驚くほど振りやすいと評判の“新オレンジ”の最速インプレッションをお届け。
三菱ケミカル TENSEI 1K Pro Orange RIP+
新技術を搭載した次世代のオレンジ

新搭載の「RIP+テクノロジー」がチップ部の低トルク化を実現。前作から受け継ぐカウンターバランスとの両立により、振り抜きの良さと大型ヘッドとの高いマッチングを融合した。50Rから80TXまで幅広いスペックを揃える。
Spec
○重量・フレックス:50(R、S、X、 TX)、60(R、S、X、TX)、70(S、X、 TX)、80(S、X、TX)
○トルク:4.9~2.8
○キックポイント:MID-HIGH
○価格:1本¥55,000
インパクトで当たり負けしない
ニューシャフトの発表・発売が相次いでいる。いくつか試打させてもらった中で、振り抜きの良さを感じたのが三菱ケミカルの『テンセイ1Kプロオレンジリッププラス』だ。飛距離も安定して出たので、これは新たな武器になる予感!
「テンセイのオレンジといえば、カウンターバランス設計です。重心を手元側に移動させているので、ヘッドを軽く感じますよね。バックスイングでヘッドがスムーズに上がりますし、切り返しからスピーディに振り抜くことができるわけです」と話すのは、ゴルファーズメディアラボの佐野フィッターだ。なるほど、新オレンジの驚異的な振りやすさはカウンターバランス設計によるものだったのか。
佐野好太

Golfer’s MEDIA LABOのフィッティング&アッセンブリー・ディレクター。フィッティングやチューニングの技術と豊富な知識でユーザーからの信頼も厚い。
Analysis of Fitters
最近のドライバーはヘッド重量が重いため、振り遅れやすくなっています。そのミスをカウンターバランス設計によって防いでくれるシャフトです。特筆すべきは新テクノロジー「RIP+」によって、先端部分を重くすることなく適度な剛性をもたせてねじれにくくしていること。振り抜きやすさとヘッド安定性を向上させた、新時代の“オレンジ”といえるでしょう。
テンセイと聞くとツアープロ御用達のハードなシャフトと感じるかもしれないが、新オレンジはまったくそんなことはなく、シャフト全体が適度にしなってヘッドが走る。それでいて、インパクトで当たり負けしないのも驚きだった。
「福田さんが感じた厚みのあるインパクトを実現しているのが、今回新たに搭載された『RIP+』というテクノロジーです。一般的に、シャフトの先端剛性を高めるにはカーボンを多層化する必要がありますが、そうすると先端の重量が増えてしまいカウンターバランス設計ができません。そこで、従来よりも薄い素材を効果的に配置することで、先端の重量を増やすことなく低トルク化を実現しています」(佐野)
実際、インパクトでボールを押している感覚があり、それが初速にも現れていた。また、ねじれにくさがオフセンターヒットへの強さにもつながっているのか、芯を外しても飛距離のロスが少なく、安定してキャリー250ヤード前後の数字を叩き出していたのは心強い。
この点は編集部イチの飛ばし屋である清水も同意見で、「先端の強さを感じます。慣性モーメントが大きいヘッドとの相性も良さそうですね」と好感触を口にする。
「今回のオレンジは前作の元調子から中元調子に変わりました。全体的にハードさも軽減されているので、より幅広いゴルファーにとって扱いやすいシャフトへとアップデートしています。とくに、カウンターバランス設計が振り遅れを防いでくれるので、右へのスライスやプッシュアウトをなくしたい方はぜひ試していただきたいですね」(佐野)
EVEN編集部によるインプレッション
安定感があって飛距離がそろう (EVEN編集長 福田)

振り心地が抜群で、気持ち良くスイングできました。そのおかげでクラブスピードも出ていますし、とにかく球がねじれません。一発の飛びというよりは、安定感があって飛距離がそろうイメージですね。右プッシュやチーピンのミスが出にくい、実戦的なシャフトだと思います。
Data
- クラブスピード 45.1m/s
- ボールスピード 66.2m/s
- スピン量 2453rpm
- 打ち出し角 14.4°
- キャリー 251.5yards
- トータル 265.4yards
※TrackMan 4で計測したベストショット
Analysis of Fitters
カウンターバランスによって手元寄りに重心があるので、振りやすいのだと思います。ほぼストレートに打ち出して、軽く左に曲がる理想的な弾道ですね。
左を怖がらずに叩ける (編集部 清水)

先端がしっかりとしていて球を押していける感覚があるので、左へのミスを怖がらずに叩けますね。慣性モーメントが大きい最近のヘッドとのマッチングも良さそうで、ブレない弾道で飛ばせると思います。
Data
- クラブスピード 53.3m/s
- ボールスピード 74.9m/s
- スピン量 2338rpm 打ち出し角 14.2°
- キャリー 290.5yards
- トータル 305.8yards
※TrackMan 4で計測したベストショット
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PROFILE
EVEN / EVEN編集長
フクダトモオ
1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て『EVEN』編集部へ。186センチの長身で、自称“青山のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。2025年4月に『EVEN』編集長に就任。
1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て『EVEN』編集部へ。186センチの長身で、自称“青山のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。2025年4月に『EVEN』編集長に就任。



















