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【2025年最新版】自転車のビンディングシューズの選び方|初級~中級者まで徹底ガイド

はじめに

ロードバイクに慣れてくると、多くのサイクリストが次に検討するのが「ビンディングシューズ」。ペダルと靴が固定されることで、より効率的なペダリングが可能になります。しかし、「種類が多くて何を選べばいいかわからない」「シマノ、SIDI、フィジーク、どれがいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ロードバイク初心者から中級者に向けて、ビンディングシューズの選び方をわかりやすく解説します。クリートの種類やフィット感、価格帯別のおすすめモデルまで網羅して紹介していきます。

1. ビンディングシューズとは?

1-1. ビンディングとは何か

ビンディングシューズは、専用の「ビンディングペダル」と「クリート(靴底に装着する金具)」を使い、ペダルとシューズを固定する仕組みのあるサイクリング用シューズです。一般的なフラットペダルに比べ、引き足が使えるため、効率的なペダリングが可能になります。

1-2. ロード用とMTB用の違い

ロードバイク用ビンディングシューズとMTB用シューズの大きな違いは、クリートの種類と靴底の硬さです。

ロード用のシューズとクリート
MTB用のシューズとクリート
種類 特徴
ロード用 3穴タイプ。歩きにくいがペダリング効率が高い
MTB用 2穴タイプ。歩きやすいがペダル面が小さい

2. ビンディングシューズを使うメリット

  • 効率的なペダリングが可能に
  • パワーのロスが減る

  • 長距離ライドでも疲れにくくなる

  • 見た目がスマートに

3. ビンディングシューズの選び方7つのポイント

 

3-1. 主なロードバイク用クリートの種類

規格 対応ブランド クリートの特徴 ペダルの特徴
SPD-SL(シマノ) シマノ ・3つ穴タイプ(3ボルト)
・面で支えるため安定性が高い
・カラー別で遊び(フロート角)を選べる
ロードバイク向け定番、広い踏面で効率的
LOOK KEO(ルック) LOOK ・3つ穴タイプ(3ボルト)
・軽量でコンパクトな設計
・カラー別で遊びを調整可能
軽量性重視、レース志向が強い
TIME(タイム) TIME ・3つ穴タイプ(3ボルト)
・左右の「横の遊び」と「回転の遊び」が独立
・膝に優しい設計
自然な動きを重視、膝の負担軽減に優れる
SPEEDPLAY(スピードプレイ・現WAHOO) WAHOO(旧SPEEDPLAY) ・4つ穴または3つ穴変換可
・両面キャッチで着脱しやすい
・細かいフィット調整が可能
ペダリング自由度が高い、タイムトライアル・ヒルクライムなどに向く
SPD(シマノ) シマノ ・2つ穴タイプ(2ボルト)
・歩きやすい
・MTB、グラベル、ツーリング兼用可

まずは使用している、もしくは購入予定のビンディングペダルと互換性があるクリート規格を確認しましょう。

シマノ・SPD-SLのクリート

またシマノに限らず、クリートにはメーカーごとにフローティング機構が備わっている。フロート角度が大きいものから完全固定のタイプまであるが、まず最初は、ストライクゾーンの広いフロート角があるもの(シマノであれば黄色)をオススメしている。

3-2. フィット感(幅、甲の高さ)

fi‘zi:kのシューズ。左がワイドフィット、右がレギュラーサイズのアウトソール。

フィット感は最も重要なポイント。足幅が広い人はワイドタイプ、甲が高い人はハイボリューム設計のモデルを選ぶとよいです。シマノや、fi‘zi:k、LAKE、などは日本人の足型に合うモデルが多い傾向にあります。

3-3. ソールの剛性(カーボン or ナイロン)

カーボン製のソール
  • ナイロンソール:柔らかめで初心者におすすめ

  • カーボンソール:軽くて硬いが高価。上級者向け

ソール剛性が高いほどパワー伝達効率は上がりますが、歩きにくくなるため、自分の用途に合わせて選びましょう。

3-4. クロージャーシステム(留め具)

BOAダイヤル
タイプ 特徴
BOAダイヤル 細かい調整が可能でフィット感◎
ベルクロ 安価だが調整幅は少なめ
ラチェット 確実な固定感がある。以前の主流

最近はBOAダイヤルが主流。特にBOA L6、Li2は信頼性が高く、ライド中でも調整しやすい。

3-5. 通気性とアッパー素材

長時間のライドでは通気性も重要。メッシュやマイクロファイバー素材が使われているものはムレにくく快適です。特に夏場やヒルクライムにおすすめ。

3-6. 重量

100g違うだけでもロングライドでは差が出ます。競技志向の方はカーボンソール+軽量アッパーを選ぶとよいでしょう。

3-7. 価格帯とコストパフォーマンス

価格帯 想定ユーザー 特徴
1万円前後 初心者 ナイロンソール、ベルクロ中心
2~3万円台 初~中級者 BOA、カーボン混、バランス型
4万円以上 上級者、レース志向 カーボンソール、軽量、剛性高

4. 用途別おすすめモデル紹介(2025年最新版)

初心者向け:SHIMANO RC302

  • 価格:19,800円

  • 特徴:BOAダイヤル採用、エントリーモデルとして最適

  • 評価:快適性と剛性のバランスがよく、最初の一足にぴったり

レース向けミドルグレード:fi‘zi:k ヴェント・オムナ

  • 価格:約2万6900円

  • 特徴:フィジークならではのパフォーマンスモデル

  • 評価:レースを志すユーザーに向けた意欲作ミドルグレード

 

レースを追求したミドルグレードシューズ「ヴェント・オムナ」|fi‘zi:k

レースを追求したミドルグレードシューズ「ヴェント・オムナ」|fi‘zi:k

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ロードレース向けコスパモデル:FLR F-3

  • 価格:18,700円

  • 特徴:ロープライスのサイクリングシューズの開発を掲げて誕生

  • 評価:性能はミドルグレードでも、一歩抜けたロープライスを実現

 

ハイコスパだけでない高いフィット性の追求!エフエルアールから新型「F-3」登場|FLR

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ロードレース向け上級モデル:TREK ヴェロシス ロードシューズ

  • 価格:44,900円

  • 特徴:フラッグシップモデルに迫る高性能を実現

  • 評価:トレックの技術力が結集した、最上位のフィット感 

 

 

 

5. よくある質問(Q&A)

Q1:ビンディングシューズって初心者には難しくない?

片面がフラットタイプのSPD対応ペダル

最初は立ちゴケの不安もありますが、練習すればすぐ慣れます。片面フラットの「片面ビンディングペダル」から始めるのもおすすめ。

Q2:街乗りでも使える?

SPDタイプならソールの中にクリートがあるので歩けます。SPD-SLは、基本的には歩行に不向きですが、SPD-SL対応のシューズカバーやラバー付きクリートを使えば、駅やコンビニ程度なら問題ありません。

Q3:クリートの位置調整ってどうやるの?

母指球(黒線)からかかと側に5mm程度の位置(赤線)に、クリートの中央を合わせる。最初は大まかでよく、慣れてきたら微調整するといい

膝や足首に負担がかからないよう、自然なペダリングができる位置を探りながら調整します。ショップでフィッティングしてもらうのが確実です。

6. まとめ|自分に合った一足を選ぼう

ビンディングシューズは、サイクリングのパフォーマンスを大きく変える重要アイテムです。「用途」「足型」「ソール」「価格帯」などを軸に、自分に最適な一足を選びましょう。

初心者にはシンプルなモデルから、ステップアップと共にカーボンソールやBOAダイヤルモデルへ。シューズ選びもロードバイクの楽しみのひとつです。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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