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グッドイヤー・コネクタースピード、速さとグリップを両立する万能モデル

グッドイヤーの新型グラベルタイヤ、コネクターシリーズにはトレッドパターンが異なる3種類がある。

センター部がスリックで、ショルダーに浅いパターンを入れたコネクター・スリックは、荒れた舗装路や締まったダートに最適化されたモデル。そして整ったグラベルを高速で駆け抜けるグラベルレース用モデルのコネクター・スピード。最後はシリーズのなかで最も汎用性があり、あらゆる地形に対応するコネクター・インター。

今回試乗するのは、レース用のコネクター・スピード。セミスリックパターンのセンター部分と、悪路に食い込むブロックパターンを採用したサイド部分により、ストレートの速さとコーナリングの信頼性を両立した万能モデルだ。コンパウンドも改良され、従来モデルと比較すると転がり抵抗が33%も下がっているという。

グラベルタイヤとしては高密度な120TPIケーシングでしなやかな乗り心地を実現しつつ、サイドウォールは強化され、従来比で強度が67%も向上。サイドカットの可能性を低減する。

サイズは40C、45C、50Cの3種類。ここで試乗した40Cは実測466gだった。カラーはブラックとトランスペアレントが用意される。

CONNECTOR SPEED

価格:10,340円(税込)

  • カラー:ブラック、トランスペアレント
  • サイズ(重量):700x40c(445g)、700x45c(510g)、700x50c(570g)

詳細はこちら

試乗レビュー ライター安井行生✕TRYCLE田渕君幸

ここではサイクルショップTRYCLE田渕君幸代表とライター安井行生が試乗レビューをお届け。平坦な河川敷のコースで走り、その感じたところを対談形式でお伝えする。

日本のグラベル遊びに合う一本

田渕:ガレガレのハードなところにいくようなタイヤではなく、オンロード寄りのグラベルタイヤですね。舗装路の走りがかなり軽いので、コンセプトである「締まったダートでのグラベルレース用」という用途だけでなく、タイヤクリアランスが広いロードバイクに入れて河川敷をちょっと冒険してみるのもいいだろうし、ランドナー的な遊び方にも合うと思いました。

安井:トレッドデザインから分かるように、舗装路での速さを重視したグラベルタイヤですが、砂とか細かい砂利には強い。試乗コースの途中に深い砂セクションがありましたが、そこでよく路面を食ってくれました。その半面、石の粒径が大きくなってくると、もっとサイドのノブが大きいモデル(同じコネクターシリーズのコネクター・インターなど)のほうが合います。でも、「家を出て舗装路を走って河川敷に行って、砂利道や砂セクションを楽しんで、また舗装路で帰ってくる」というような楽しみ方にはすごくいいと思います。

田渕:日本のグラベルの遊び方って、グラベルセクションをオンロードでつないで楽しむというケースが多いですよね。アメリカとかヨーロッパのような、グラベルが延々と続くようなところは少ない。そういう意味でも、このコネクター・スピードは日本のグラベル遊びに合いますね。乗り味がしなやかなことにも驚きました。グラベルではこのしなやかさが気持ちいい。そのぶん低圧だとオンロードではもっさり感が出やすいと感じます。でもグラベルに入るとそれがちょうどいい。だから、ポンプを持って行って、オンロードを走るときとオフロードを走るときで空気圧を調整するといいでしょう。

安井:もちろんどんなタイヤもそうすればいいんですが、このタイヤはそれによって性能がきっちり引き出せますね。

問:フカヤ https://fukaya-nagoya.co.jp/

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PROFILE

安井行生

安井行生

大学卒業後、メッセンジャー生活を経て自転車ジャーナリストに。現在はさまざまな媒体で試乗記事、技術解説、自転車に関するエッセイなどを執筆する。今まで稼いだ原稿料の大半を自転車につぎ込んできた。

安井行生の記事一覧

大学卒業後、メッセンジャー生活を経て自転車ジャーナリストに。現在はさまざまな媒体で試乗記事、技術解説、自転車に関するエッセイなどを執筆する。今まで稼いだ原稿料の大半を自転車につぎ込んできた。

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