
ヨネックス史上最軽量540gのバイクフレーム「CARBONEX SLD」に新色3カラーと限定完成車が登場|YONEX

Bicycle Club編集部
- 2025年09月12日
スポーツ用品メーカーのヨネックスは、同社史上最軽量となる540g(Sサイズ/未塗装)を実現した日本製カーボンバイクフレーム「CARBONEX SLD(カーボネックスSLD)」に、新たに3色のカラーバリエーションを追加し、2025年9月下旬より発売することを発表した。
「Made in Japan」の品質、ヨネックス史上最軽量モデル
「CARBONEX SLD」は、ヒルクライム性能の高さで定評のある「CARBONEX」シリーズの高い推進力を踏襲しつつ、さらなる軽量化を追求したディスクブレーキモデル。フレーム単体重量わずか540gという驚異的な軽さを実現し、ヒルクライムはもちろん、一般のロングライドなど幅広いシーンでその性能を発揮する。
その軽量性と高性能を支えるのが、ヨネックス独自のカーボンテクノロジーと、新潟県長岡市の自社工場での一貫生産体制だ。
新カーボン素材の採用
フォークとチェーンステーには、強度と高弾性率を両立する東レの新素材「トレカ®M40X」を、シートステーには変形からの復元力に優れるニッタの新素材「2G-Namd™ Speed」を採用。これにより、剛性バランスを最適化しつつ、ペダリングパワーを効率よく推進力に変換する。
独自のナノサイエンス技術
フレーム全体には、粘り強さと反発性能を高次元で両立する「NANOMETRIC DR」を使用。少ない素材量で高強度を維持し、従来品比で約16%もの軽量化を達成した。
チタニウムシルバーなど、落ち着いた3色が追加
今回、既存の2カラーに加え、新たに以下の3色がラインナップに加わる。
- チタニウムシルバー
- ペールグリーン
- ミッドナイトネイビー

これにより、ライダーは自身のスタイルに合わせて、より幅広い選択肢の中から好みのカラーを選ぶことができるようになる。
Di2完成車も数量限定で発売
フレームセットでの販売に加え、シマノの電動コンポーネント「ULTEGRA Di2」および「105 Di2」を搭載した完成車も、2025年11月より数量限定で発売される予定だ。
CARBONEX SLD フレームセット
価格:627,000円(税込)
- 発売時期:2025年9月下旬
- 新カラー:チタニウムシルバー, ペールグリーン, ミッドナイトネイビー
- 継続カラー:ブルー/グリーン, マットブルー/マットグリーン
- サイズ:XS, S, M
- フレーム重量:540g(Sサイズ/未塗装)
- ディスクブレーキ規格:フラットマウント (F:160mm, R:140mm)
- アクスル規格:F: Φ12mm×100mm, R: φ12mm×142mm
- BB規格:PF86
- その他:DI2専用フレーム, タイヤクリアランス最大28C
CARBONEX SLD ULTEGRA Di2 完成車
価格:1,276,000円(税込)
- 発売時期:2025年11月予定
- カラー:全5色(新色含む)
- サイズ:XS, S, M
- コンポーネント:Shimano ULTEGRA Di2 R8170
- ホイール:Shimano ULTEGRA C36 (WH-R8170-C36-TL)
- タイヤ:iRC TIRE FORMULA PRO S-LIGHT 28C TLR
- ハンドル:DEDA ZERO100
- ステム:DEDA ZERO100
- サドル:fi’zi:k VENTO ANTARES R5 140mm
- シートポスト:DEDA ZERO100
CARBONEX SLD 105 Di2 完成車
価格:880,000円(税込)
- 発売時期:2025年11月予定
- カラー:全5色(新色含む)
- サイズ:XS, S, M
- コンポーネント:Shimano 105 Di2 R7170
- ホイール:Shimano WH-RS171-CL
- タイヤ:iRC TIRE ASPITE PRO RBCC 28C CL
- ハンドル:DIXNA ジェイフィット エバージョン2
- ステム:DIXNA Vシェイプステム
- サドル:ATMOS SHAPING Crレール
- シートポスト:オリジナル アルミシートポスト
日本の技術の粋を集めた「Made in Japan」の超軽量バイクフレームに加わった新たなカラーバリエーション。性能だけでなく、見た目にもこだわりたい多くのヒルクライマーやサイクリストから、大きな注目を集めることになりそうだ。
問:ヨネックス https://www.yonex.co.jp/
- BRAND :
- Bicycle Club
SHARE
PROFILE

Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。