
ツール・ド・ランカウイ第1ステージはスプリント勝負に|ユキヤ通信

Bicycle Club編集部
- 2025年09月29日
9月28日にマレーシア・ランカウイ島で開幕した「29th Tour de Langkawi(ツール・ド・ランカウイ/UCIプロシリーズ)」。新城幸也所属のソリューションテック・ヴィーニファンティーニをはじめ、日本からは愛三工業レーシングが参戦している。
第1ステージは雨ののちスプリント勝負へ

第1ステージは、雨のコンディションの中で97kmを走破するショートステージ。
序盤からアタック合戦が続き、30km付近で4人の逃げが決まり、集団はワールドツアーチームがコントロールする展開。ソリューションテック・ヴィーニファンティーニは雨に濡れた危険な路面の中でもポジションを確保し、終盤のスプリントに備えて隊列を維持、最終的にエーススプリンター、ドゥシャン・ラヨビッチ(セルビア)のためにまとまりある走りを展開。
最終的にスプリント勝負となり、マッテオ・マルチェッリ(XDSアスタナチーム、イタリア)が勝利、ラヨビッチはスプリントで6位、新城は集団内63位でフィニッシュした。
リザルト 第1ステージ
1位 マッテオ・マルチェッリ(XDSアスタナチーム、イタリア) 2時間00分22秒
2位 エルレンド・ブリクラ(ウノXモビリティ、ノルウェー) 同タイム
3位 アルヴィド・デ・クレイン(チューダー・プロサイクリングチーム、オランダ) 同タイム
4位 マヌエル・ペニャルベル(チーム・ポルティ・ビジットマルタ、スペイン) 同タイム
5位 アレクサンダー・クリストフ(ウノXモビリティ、ノルウェー) 同タイム
6位 ドゥシャン・ラヨビッチ(チーム・ソリューションテック=ヴィーニファンティーニ、セルビア) 同タイム
63位 新城幸也(チーム・ソリューションテック=ヴィーニファンティーニ、日本) 同タイム
新城幸也のコメント

『これまで晴れが続いていたのに、レース初日から雨が降るスタートとなってしまった。30kmほどのアタック合戦後に4人の逃げが決まり、集団はワールドツアーがコントロールに入った。雨で濡れた路面で危険だったので、直ぐ後ろのポジションを確保してフィニッシュスプリントに備えた。今日のチームは常に皆一緒に居ることが出来て、完璧なチームワークだった。プランではリードアウトではなく、強いスプリンターを連れて来ている、アスタナ、ウノXなどワールドツアーチームのスプリンターの後ろにドゥサンの位置を残り1kmで確保すること! 非常に上手く行き、僕が残り2kmで先頭で牽引することに。僕の後ろにはジョルジオ、フィリップ、ドゥシャンと2名のアシストが残っていた。順調に牽引を続けていたのだが、僕の次のジョルジオがタイミングを早まって、まだ残り1km看板まで行っていないのに、ペースアップしてしまった。ドゥサンは後ろから追い抜くスプリントではなく、前から仕掛けることになってしまい、後半失速して6位となった。僕が先頭であと300mでも引いていたら結果は変わっていただろうけど、これもレース。若い選手にはこのプレッシャーに慣れてもらわないとね。それまでの動きも最高だったし、今大会のメンバーなら、チームで前に出れる脚があることがわかったので、明日から修正してステージ優勝目指します。』
大会オフィシャルサイト
Beat The Heat | PETRONAS Le Tour de Langkawi 2025
- BRAND :
- Bicycle Club
SHARE
PROFILE

Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。