
奥四万十の激坂に挑め! チームで走るMTBマラソン「松野四万十バイクレース」が11月16日開催

Bicycle Club編集部
- 2025年10月22日
愛媛県と高知県にまたがる奥四万十の雄大な自然を舞台に、2名以上のチームで走るマウンテンバイク(MTB)イベント「松野四万十バイクレース 2025」が、11月16日(日)に開催される。普段は立ち入ることのできない国有林内の林道が特別に解放され、距離130km、獲得標高3,000m超という国内屈指の過酷なクロスカントリーマラソンに挑むことができる。現在、10月26日まで参加エントリーを受け付け中だ。
四国の大自然を駆け抜ける、究極の林道アドベンチャー
愛媛県松野町の「道の駅 虹の森公園まつの」をスタート・ゴール地点とする本大会。その舞台は、愛媛県松野町・宇和島市、そして高知県四万十市の2県3市にまたがる広大な山岳エリアだ。普段はサイクリストが足を踏み入れることのできない国有林内の林道が、この日のためだけに特別に解放される。
コースは、オフロード率約50%。四国ならではの深い森と美しい渓谷、そして日本の原風景とも言えるのどかな里山を繋ぎながら、アップダウンを繰り返す。特に、最長カテゴリーである「アルティメットクラス」は、距離約130km、獲得標高3,000m超という、体力と精神力の限界が試される究極のクロスカントリーマラソンとなっている。
チームで挑むタイムレース 2つのクラスとE-BIKEカテゴリー
このレースは、2名から5名でチームを組み、チーム全員でチェックポイントを通過しながらゴールを目指すチームタイムレース形式だ。レース中は必ず2名以上で走行することが義務付けられており、チームメンバー全員が目視できる範囲で走らなければならないなど、チームワークが試される独自のルールが設けられている。
クラスは、距離と難易度に応じて2種類が用意されている。
- アルティメットクラス:約130km / 獲得標高3,000m超
- アドバンスドクラス:約100km
さらに、両クラスにE-MTB(電動アシストマウンテンバイク)で参加できる「E-BIKEクラス」も設定。表彰はないが、完走賞が用意されており、体力に自信のないライダーでも奥四万十の壮大なコースに挑戦できる。E-BIKEは1日3,000円でレンタルも可能だ(台数限定)。
早朝スタート、2つの関門が待ち受けるサバイバルレース
レース当日は、午前5時30分という早朝にスタート。長い一日の始まりだ。コース上には2つの関門が設けられており、規定時刻までに通過できなければ失格となる、まさにサバイバルな展開が予想される。
車両は、フリーホイール式のMTBであることが規定されており、シクロクロスバイクやルック車での参加は認められていない。また、早朝の暗闇やトンネル区間を走行するため、光量の高い前照灯や後尾灯の装備が必須となっている。
奥四万十の豊かな自然の中で、仲間と共に自らの限界に挑む「松野四万十バイクレース」。過酷だからこそ得られる達成感は、何物にも代えがたいものになるだろう。我こそはという猛者たちの挑戦が待たれる。
松野四万十バイクレース 2025 大会要項
- 開催日:2025年11月16日(日)
- 開催場所:愛媛県松野町 道の駅 虹の森公園まつの(開会式)
- 募集期間:2025年8月15日(金)~10月26日(日)
- コース:
- アルティメットクラス(約130km)
- アドバンスドクラス(約100km)
- E-BIKE アルティメットクラス(約130km)
- E-BIKE アドバンスドクラス(約100km)
- 参加費(1名あたり):
- アルティメットクラス:17,000円
- アドバンスドクラス:14,000円
- 参加資格:2~5名のチームで参加。16歳以上(アルティメットクラスは18歳以上)。
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