ミノウラ DS-2200 省スペースな縦置きスタンドの決定版に新色ホワイトが登場｜MINOURA

Bicycle Club編集部

2025年12月20日

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日本の住宅事情に寄り添ったサイクルアクセサリーを数多く手がけるミノウラ。そのラインアップの中で、省スペースな「縦置き」と手軽な「横置き」の両方に対応し、ベストセラーとなっているディスプレイスタンド「DS-2200」に、待望の新色「ホワイト」が登場した。

待望の新色ホワイトが登場、明るい内装と相性抜群

愛車の保管方法はサイクリストにとって永遠のテーマだ。特に室内保管においては「いかに場所を取らず、かつ出し入れを楽にするか」が重要になる。ミノウラの「DS-2200」は、独自のタイヤ受け機構によってその両立を実現した、ディスプレイスタンドの定番モデルだ。

今回、従来展開されていたブラックに加え、新色として「ホワイト」がレギュラーカラーに追加された。明るいトーンのインテリアや、モノトーンで統一した空間にも合わせやすいカラーの登場により、選択の幅が広がっている。

持ち上げ不要、タイヤで踏むだけで固定される「シーソーギミック」

DS-2200の最大の特徴は、振り子のように動く「シーソー形状のタイヤ受け」を採用している点だ。

一般的な縦置きスタンドでは、前輪をフックに掛けるために車体を高く持ち上げる必要があるが、DS-2200はその労力を劇的に軽減している。後輪をタイヤ受けのレールに乗せると、車重によってシーソーが動き、自動的にタイヤをホールドする仕組みになっているのだ。

ユーザーはハンドルを持って前輪を浮かせ、転がすように後輪をセットするだけでいい。アプローチ部分の段差もなくされているため、重量のあるe-バイクやMTB、あるいは小柄な方や女性でも、自転車を「よっこいしょ」と持ち上げることなく、少ない力でスムーズに収納することができる。

縦・横どちらも対応、置き場所を選ばないフレキシビリティ

本製品は、ハンドルと前輪を持ち上げてフックに掛ける「垂直保管（縦置き）」と、タイヤ受けに車輪を差し込むだけの「水平保管（横置き）」の2つのスタイルに対応する。

縦置き用の支柱は、ベース部分に対する取り付け位置を「左右どちらか」にオフセットして設定できる点も秀逸だ。壁際ギリギリに寄せたい場合や、部屋のコーナーに設置したい場合など、家具の配置や住環境に合わせてデッドスペースを最小限に抑えることができる。

また、支柱の上部には小物用フックが追加装備されており、ヘルメットやカギなど、ライドの必需品をバイクと一緒にまとめて管理できるのも嬉しい配慮だ。

様々な車種に対応する調整機能

対応するホイール径は18インチの小径車から、700Cのロードバイク、そして29インチのMTBまでと非常に幅広い。タイヤ受けのレール内側幅は80mm確保されており、昨今増えている太めのタイヤを履いたグラベルロードなどでも問題なく使用できる（※泥除け付きなど一部車種を除く）。

タイヤサイズに合わせた調整も、タイヤ受けプレートと支柱の取り付け位置を変更するだけで完了。オプションパーツなどを買い足すことなく、1台で多様な自転車に対応できる汎用性の高さも魅力の一つと言えるだろう。

インテリアに馴染む新色「ホワイト」

機能性はそのままに、今回追加されたカラーが製品の魅力をさらに高めている。

待望の新色「ホワイト」は、清潔感があり圧迫感を軽減してくれるカラー。白い壁紙の部屋や、明るい色調のフローリングとの相性が抜群で、室内保管のハードルとなりがちな「機械的な無骨さ」を和らげてくれる。

価格は、ブラック、ホワイト共に15,840円（税込）となっている。