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ファクターがブガッティとコラボした「Bugatti Factor ONE」を発表 UCIルール度外視の究極エアロロード

イギリスの気鋭レーシングブランド、ファクターが、伝説的なハイパーカーブランド、ブガッティとの画期的なコラボレーションモデル「Bugatti Factor ONE」を発表した。UCIルールにとらわれない独自の空力設計と、ハイパーカーのDNAを融合させた世界250台限定のプレミアムバイクだ。日本国内での販売価格は418万円(税込)となる。

極限のパフォーマンスを追求する両ブランドのDNAが融合

モータースポーツ史に輝くタイプ35から始まり、ヴェイロンやシロン、最新のトゥールビヨンに至るまで、常に常識を覆す最高峰のハイパーカーを生み出し続けてきたブガッティ。一方のファクターは、O2 VAMやOSTRO VAM、HANZOなど、最速のUCIリーガルバイクを次々と世に送り出してきた。極限のパフォーマンスと細部への異常なまでの執着という共通の哲学を持つ両ブランドがタッグを組み、一切の妥協を排して生み出されたのがこの「Bugatti Factor ONE」だ。

ファクターのCEOであるカルヴィン・チャン氏は、日本国内向けのディーラーミーティングにてその開発秘話を語った。「ブガッティのCEOから『もっと速いバイクは作れないのか』と問われた際、我々のエンジニアチームは『UCIルールを無視すれば作れる』と答えました。そこから、“ルールの先”にある最速のロードバイクを生み出す挑戦が始まったのです」

「ルールブックの破棄」から生まれた圧倒的なエアロダイナミクス

特筆すべきは、このバイクがUCI(国際自転車競技連合)の車両規定を意図的に逸脱して設計されている点だ。その恩恵を最も受けているのが、極端に広げられたワイドスタンスのフロントフォークである。

チャン氏によれば「フロント部分はクリーンな空気が最初に当たる最も重要な部分」であり、このワイドフォークはタイヤ周辺の乱気流をコントロールし、ヨー角(斜めからの風)に対しても圧倒的なエアロアドバンテージを維持する。さらに、フォークアングルを立たせ、ライダーの重心をフロントアクスルの真上に近づけることで、スーパーバイク(MotoGPなどの競技用オートバイ)に近い、よりダイレクトで安定したハンドリングを実現したという。

スプリンター向けから「全ステージ対応」の万能機へ。重量は7.3kg

当初、このバイクのベースとなるFactor ONEはスプリンターやリードアウト向けとして開発がスタートした。しかしプロ選手によるテストを重ねるうちに、下りでの圧倒的な速さが実証された。さらに「時速10km以上であれば、重量よりもエアロダイナミクスの方が重要になる」という風洞実験のデータも後押しし、結果的にプロチームは平坦から山岳まで、あらゆるステージでこのバイクを使用するようになったという。

気になる重量だが、チャン氏が乗る54サイズで約7.3kgに仕上がっている。「OSTRO VAMよりもわずか300g重いだけ」(チャン氏)という驚異的な軽さだ。

さらにジオメトリーも現代のプロレースに合わせて最適化されている。近年のワイドタイヤ化に伴う重心の上昇を抑えるため、BBドロップを5mm下げて安定性を向上。また、トライアスロン界からのフィードバックを取り入れ、シートチューブアングルを立たせてサドルを前乗りにできる設計を採用。これにより、骨盤の角度を開き、より深いエアロポジションを快適に維持できるようになっている。

ペア1298gの専用ホイールと「380mm専用」のハンドルバー

各部のコンポーネントも、妥協を許さない専用設計だ。足元を支えるのは、新開発された「Black Inc Bugatti Hyper 62 Wheels」。62mmハイトのディープリムでありながら、前後ペアでわずか1298gをマーク。カーボンスポークを採用し、サイクリング界のハイパーカーホイールと呼ぶにふさわしい性能を誇る。

また、究極のエアロを追求した結果、一体型ハンドルバーの幅は「380mm」のみの展開となる(ステム長は5種類から選択可能)。セライタリア製の専用サドルには、ブガッティのステアリングホイールと同じアルカンターラ素材が使用され、CARBON-TI製のディスクローターやチェーンリングにもブガッティのロゴが刻まれるなど、所有欲を満たすディテールが随所に光る。

ブガッティオーナーだけの特権「車体同色ペイント」

フレームカラーは、ブガッティを象徴する鮮やかな「ブガッティブルー(フレンチレーシングブルー)」に、ブラックのカーボン柄が透けるツートングラフィック。ヘッドチューブには、ブガッティの歴史的シンボルである「Dancing Elephant(踊る象)」があしらわれている。

世界限定250台という希少性に加え、驚くべきオプションも用意されている。「もしあなたがブガッティの車を所有しているなら、愛車と全く同じカラーにアップチャージでペイントするオーダーが可能です」(チャン氏)。

日本国内での販売価格は380万円(税抜)/418万円(税込)。車体には、遠征時にスノーボードケースほどのサイズにコンパクトに収納できる専用のトラベルバッグ(FACTOR / POST CARRYCO. LOOMER TRAVEL BAG)も付属する。ハイパーカーの頂点と、ロードバイクの頂点が融合した「Bugatti Factor ONE」。その歴史的な一台を手にする幸運なサイクリストは誰になるのだろうか。

Bugatti Factor ONE

価格:3,800,000円(税抜) / 4,180,000円(税込)

  • フレーム:TEXTREME®, TORAY®, NIPPON GRAPHITE® PITCH-BASED FIBER, 3K FINISH
  • フォーク:BUGATTI WIDE FRONT END 147 MM WIDTH(UCIルール非準拠)
  • ハンドルバー:FACTOR INTEGRATED BARSTEM(幅380mm固定、ステム長5サイズ)
  • ドライブトレイン:SRAM RED eTap AXS
  • クランク:SRM ORIGIN PM9 Powermeter
  • チェーンリング:BUGATTI-BRANDED CARBON-TI, X-CARBORING 48/35
  • ホイール:BLACK INC HYPER 62(1298g)
  • タイヤ:BUGATTI-BRANDED CONTINENTAL TT TYRES
  • BB・プーリー:CERAMICSPEED T47 ALPHA / OSPW
  • サドル:BUGATTI-BRANDED SELLE ITALIA SLR CARBON(アルカンターラ)
  • 付属品:FACTOR / POST CARRYCO. LOOMER TRAVEL BAG、専用ボトルケージ、コンピューターマウント
  • 生産台数:世界限定250台(シリアルナンバー入り)

問:トライスポーツ https://www.trisports.jp/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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