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FACTOR ONEが「日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2026」のファイナリストに選出

「いま注目のスポーツバイクはなにか?」をフリーランスの自転車ジャーナリストたちが決めるスポーツ自転車の年間アワード「日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー(BOTY)」。今年も、直近1年間に登場した最新モデルの中から、2026年を象徴する存在となるバイクを選び出す選考が行われ、その第一段階としてファイナリスト5台=5BESTが決定した。

自転車ジャーナリストが選ぶ国内唯一のスポーツ自転車アワード

BOTYは、特定メディアに属さないフリーランスの自転車ジャーナリストたちによって企画・運営される、国内唯一のスポーツ自転車アワードだ。今年で9回目となる「日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2026」を決める。

性能比較にとどまらず、技術革新、時代性、市場への影響力といった多角的な視点から、その年を象徴する1台を選出する。選考対象は、前年以降に国内で発売されたロードバイクおよびグラベルバイク。選考委員による投票によって候補が絞られ、その中から最終的な「5BEST」が決定される仕組みとなっている。

2025年の受賞バイク▼

バイシクル・オブ・ザ・イヤー2025は異例の2台が受賞「アンカー・RE8」と「ウィンスペース・SLC3」

バイシクル・オブ・ザ・イヤー2025は異例の2台が受賞「アンカー・RE8」と「ウィンスペース・SLC3」

2025年03月19日

2026年を象徴する「5BEST」、4台目はFACTOR ONE

 

選考委員の投票により選ばれたファイナリストバイクを1日1台ずつ公開していく。

その4台目がFACTOR ONE(ファクター・ワン)だ。

「ロードバイクの形はどれも似たり寄ったりになってきた」——そんな近年の業界の定説を真っ向から打ち砕く、強烈な“形状的異端児”がイギリスのファクターから登場した。

クリテリウム・デュ・ドーフィネでプロトタイプが実戦投入されるやいなや世界中の話題をさらった新型「ONE」は、近年緩和されたUCI(国際自転車競技連合)の機材設計レギュレーションを極限まで活用し、全く新しい空力アプローチを採り入れたピュアレーシングマシンだ。

ヘッドチューブ前方に突き出した「チン(顎)」のようなフェアリングと、フロントフォークがコラム軸よりも前に位置する独自の「バイオネット(銃剣)フォーク」システム。その奇抜すぎるルックスは、単に自転車単体での空気抵抗を減らすためではなく、「最大の空気抵抗の元凶である“人間の脚”をフォークが作り出す負圧エリアで覆い隠す」という、マン・マシーン一体の空力設計から導き出された必然の形である。

さらに驚くべきは、ハイパーカーブランド「ブガッティ」とタッグを組み、ついに“UCIルールすら度外視した”究極の限定コラボモデルまで生み出してしまったことだ。ルールと常識の限界に挑み、エアロロードの歴史に新たな1ページを刻んだこの衝撃作が、今年のファイナリストに名を連ねた。

FACTOR ONEの詳細はこちら▼

驚きのフォルム最速のエアロロードバイク「ファクター・ワン」は驚くほど普通だった|FACTOR

驚きのフォルム最速のエアロロードバイク「ファクター・ワン」は驚くほど普通だった|FACTOR

2026年01月25日

明日はいよいよ最後の1台を公開

明日は、残る1台のファイナリストバイクを紹介していく。

それぞれ異なる思想と価値を持つ5台の中から、
2026年を象徴する1台はどれになるのか。

その答えは、まもなく明らかになる。

BOTYファイナリストは2025年2月〜2026年2月末に発表されたバイクから選出

BOTYのファイナリスト(5BEST)は、明確なプロセスに基づいて選出される。まず選考対象となるのは、2025年2月〜2026年2月末までの約1年間(実質13ヶ月)に国内で登場したスポーツ自転車。

対象カテゴリーはロードバイクおよびグラベルロードに限定され、E-Bikeやクロスバイク、シクロクロスなどは対象外となる。その中から、選考委員が「今年のシーンを象徴する」と考えるモデルをリストアップする。

「5BEST」選考プロセス

  • 選考委員7名がそれぞれ最大10モデルを推薦
  • 推薦数の多かったモデルを集計
  • 上位5台を「5BEST」として決定

この段階で選ばれる5台は、単なる話題性ではなく、技術・設計思想・市場での存在感を含めた総合評価によって浮かび上がることになる。

最終的な大賞の決定方法

5BESTに選出されたモデルは、さらに最終選考へと進む。選考委員による試乗および議論を経て行われる最終選考会において、改めて投票が行われ、最も票を集めた1台がBOTY大賞として選出される。

BOTY2026 選考委員

BOTY2026の選考を担うのは、以下の7名の自転車ジャーナリスト。それぞれが豊富な試乗経験と専門的視点を持ち、独立した立場から評価を行う。

  • 吉本司
  • 安井行生
  • 橋本謙司
  • 相原晴一朗
  • 浅野真則
  • 山口博久
  • 難波賢二

歴代「大賞」受賞モデル

BOTYで選ばれてきた歴代の受賞モデルはいずれも、その時代のトレンドや技術革新を象徴する存在だ。

  • 2018年:GIANT PROPEL ADVANCED SL O DISC
  • 2019年:SPECIALIZED S-Works VENGE
  • 2020年:CANNONDALE SuperSix EVO Hi-MOD DISC
  • 2021年:SPECIALIZED S-Works AETHOS
  • 2022年:BRIDGESTONE ANCHOR RP9
  • 2023年:TREK MADONE SLR(Gen7)
  • 2024年:CANYON GRAIL CFR
  • 2025年:WINSPACE SLC3、BRIDGESTONE ANCHOR RE8

エアロロード、軽量ロード、そしてグラベルロードが選ばれるなど、受賞モデルの変遷からもロードバイクの進化の流れが見て取れる。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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