マンダリンオリエンタル、ドバイに初のゴルフリゾートを開業へ ― 2030年誕生予定の『ジュメイラゴルフエステーツ』

EVEN 編集部

2025年09月29日

ゴルフとラグジュアリーが融合した新しいライフスタイル拠点

マンダリンオリエンタルは、世界的に名高いラグジュアリーホテルブランドとして知られています。その同グループが2030年、アラブ首長国連邦ドバイに初となるゴルフリゾート『マンダリンオリエンタルジュメイラゴルフエステーツドバイ』を開業することを発表しました。

この施設は、ドバイで進行中の大規模開発プロジェクト「ネクスト・チャプター」の一環として誕生するもので、同ブランドにとってはドバイ3軒目の新規ホテルとなります。ゴルフリゾートとしての役割はもちろん、レジデンスやウェルネス施設を併設し、自然と調和したライフスタイルを提案する拠点になる予定。

上質な滞在を約束する客室とレジデンス

ホテルは全121室の客室とスイートを備え、洗練されたデザインとゆとりある空間を提供します。さらに、全97戸のレジデンス施設は3〜6ベッドルームのヴィラ様式で設計され、それぞれに専用アメニティを完備。オーナーはホテル内のプライベートラウンジやミーティングスペース、プール、フィットネスエリアを利用できるなど、まさに「暮らすように滞在する」ことを可能に。

世界水準のウェルネス体験

このリゾートの大きな特徴のひとつが「ウェルネス」です。
受賞歴のある『ザ・スパ・アットマンダリンオリエンタル』を中心に、自然に囲まれた静寂の空間でシグネチャースパトリートメントをはじめとする幅広い美容・リラクゼーションプログラムを体験できます。

約5,000平方メートルに及ぶウェルビーイング専用エリアには、男女別プールや屋外瞑想スペース、バーバーやビューティーサロン、3つのスイミングプールが整備される予定となっており、滞在者の心身を整える特別な時間が約束されています。

ゴルフとレジャーのための充実施設

ゴルフ施設は18ホールのチャンピオンシップコースをはじめ、ドライビングレンジ、アカデミー、そしてコースの芝や植栽を管理するアグロノミープログラムまで完備。クラブハウスにはメンバーズラウンジ、プロショップ、スポーツバー、ジム、大型ロッカールームが揃い、世界水準のゴルフライフを楽しめます。

さらに、乗馬体験を提供するエクエストリアンセンターも開設され、屋内外アリーナ、トレーニング施設、厩舎、ショップ、ライディングトレイルまで含む大規模な施設となります。子ども向けには屋内外キッズクラブや託児サービスも用意されており、家族での滞在にも理想的です。

美食と交流を楽しむダイニング＆イベント施設

館内には6つのダイニング施設が誕生予定。マンダリンオリエンタルならではの美食を堪能できる4つのレストラン、クラブハウス内のレストラン、そしてラウンド中に立ち寄れるハーフウェイハウスが設けられます。

また、大宴会場や2つの屋外会場を含むイベントスペースも完備。プライベートな集まりからビジネス会議、大規模な社交イベントまで幅広く対応できる点も魅力です。

CEOコメントが語る未来像

マンダリンオリエンタルのCEOローラン・クライトマン氏は、「この開業は当グループにとって初の本格的なゴルフリゾートであり、ドバイ市場での存在感をさらに高める重要な節目だ」とコメント。
一方、ワスル・グループCEOのヘシャム・アブドラ・アルカシム氏は、「今回のプロジェクトは、ドバイの未来的なライフスタイルを定義するものになる」と強調しました。