
【ゴルフが広げた私の人生】GOLKANO.代表 宮原真里さん〜キャディの立場向上に向けて新たに走り出した想いとは?
Women's even編集部
- 2026年04月08日
ゴルフとの出会いが、人生を大きく動かした——。そう語るのは、キャディ手配会社を経営する宮原真里さん。インタビュー第2回では、ゴルフをきっかけに広がった世界と、そこから生まれた新たな挑戦にフォーカス。「ゴルフを通して頑張る女性を応援したい」という想いから立ち上げた「GOLKANO.」の活動、キャディ手配事業の裏側、そしてその先に見据える“協会設立”という目標について伺いました。
“支える”だけじゃない。ゴルフの一日をつくる仕事、キャディという存在

ゴルフを通して、人と人がつながり、人生が豊かになる――。そんな場をつくりたいという想いからスタートした「GOLKANO.」。イベント企画を皮切りに事業を広げる中で、宮原さんが次に向き合ったのが“キャディ不足”という課題でした。「お世話になっているゴルフ場が困っているなら、何か力になれないか」。その想いから、キャディ手配事業がスタート。ハウスキャディ経験者のネットワークを頼りに、フリーランスのキャディを募り、各ゴルフ場へとつなぐ仕組みを築いていきました。しかし、状況は今もなお人手不足。「だからこそ、自分も現場に立ち続けています」と、宮原さんは語ります。
キャディは“脇役”じゃない。プレーの質を変えるプロフェッショナル

「キャディは単なるサポート役と思われがちですが、プレーヤーの1日をより良いものにするために寄り添い、支える存在でありたいと思っています」。コースを読む力、距離感の共有、プレーヤーの心理を察する力。ただクラブを渡すだけではない、総合的な“人間力”が求められる仕事です。「なぜキャディが不足しているのか。それは、この仕事の本当の価値が伝わりきっていないからだと思うんです」。だからこそ必要なのは“プロ意識”。やりがいを感じ、自分の仕事に誇りを持てる環境づくり。「プレーヤーの潜在的なニーズを読み取り、最高の一日を提供する。そんなホスピタリティを発揮できる存在になれば、キャディという仕事の価値はもっと高まるはず」。将来的には、キャディの育成と評価の仕組みを整えるための“育成協会”の設立も視野に入れているといいます。
“好き”を仕事に。キャディという新しい選択肢

その第一歩として始まったのが、キャディ養成講座です。「昨年10月から、男性向けの講座をスタートしました。定年前後の方が“好きなゴルフを仕事にしたい”という想いで参加してくださっています」。受講者は50代〜70代。10回1クールの講座はすでに2期目に突入するなど、反響は上々。ゴルフに関わりながら働けることに加え、コースを歩くことで健康維持にもつながる。
“楽しみながら続けられる仕事”として注目を集めています。そして4月からは、女性向け講座もスタート予定。「子育て中の方や、副業としても選択肢になるはず。ゴルフを通して、日常では出会えない人とのつながりも生まれます」。キャディという仕事が、“新しい働き方”として広がり始めています。
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クラブを渡すだけではない。空気を読み、流れをつくり、その日のゴルフを支える存在。キャディは、プレーヤーと同じ目線でラウンドをともにする“パートナー”です。そんなプロフェッショナルが増えていくことで、ゴルフという時間は、もっと豊かで、もっと特別なものになるはず。次にラウンドに出たとき、少しだけキャディの存在に目を向けてみたくなる——。そんな変化が、この先のゴルフを変えていくのかもしれません。次回は「キャディが一目を置くプレーヤーとは?」をテーマに語ってもらいます。
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単なる「趣味」ではなく、ライフスタイルとしてゴルフを楽しむ大人の女性ゴルファーを応援。ギア、ファッションはもちろん、美容、旅、クルマなど上質なライフスタイルを提案します。
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