
ネックウォーマー 秋冬の選び方|快適な登山を実現する最新おすすめ5選

FUNQスタッフ
- 2025年10月15日
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快適な秋冬登山は首元の保温から!ネックウォーマーの選び方
「秋冬の山に挑戦したいけど、寒さ対策が不安……」「頂上は風が強くて寒いと聞くけど、何を持っていけばいいの?」
秋冬の登山では、体の冷えがパフォーマンス低下や安全リスクに直結します。特に、太い血管が通る「首」を温めることは、体全体の保温に非常に効果的です。
この記事では、登山初心者の女性が秋冬の山で快適に過ごすための「ネックウォーマー」の選び方を徹底解説。さらに、登山好きの編集部が厳選した最新のおすすめモデルを5つご紹介します。
この記事を読めば、あなたにぴったりの一枚が見つかり、秋冬登山の不安が楽しみに変わるはずです。
選び方のポイント1:素材で選ぶ!「化繊フリース」と「メリノウール」
秋冬用ネックウォーマーの主な素材は「化繊フリース」と「メリノウール」の2種類です。それぞれの特徴を理解して、自分に合ったものを選びましょう。
- 化繊フリース
メリット: 速乾性に優れ、濡れても乾きやすいのが特徴です。比較的安価で、洗濯機で気軽に洗えるなど、お手入れが簡単なのも嬉しいポイント。
デメリット: メリノウールに比べると汗のニオイが残りやすいことや、静電気が起きやすい点が挙げられます。 - メリノウール
メリット: 羊毛の一種で、非常に優れた保温性と吸湿性を持っています。汗をかいても繊維が水分を吸収し、ゆっくりと蒸発させるため、汗冷えしにくいのが最大の魅力です。天然の抗菌・防臭効果も備わっています。
デメリット: 化繊に比べて価格が高く、乾きが遅い傾向があります。保管時は虫食いにも注意が必要です。
選び方のポイント2:厚さで選ぶ!「薄手・中厚手・厚手」の使い分け
素材と合わせて重要なのが生地の「厚さ」です。季節や登る山の標高、運動量に合わせて選びましょう。
- 薄手タイプ
運動量が多く、汗をたくさんかくような登山におすすめです。かさばらないので、予備として持っていくのにも便利。秋口や春先の少し肌寒い時期にも活躍します。 - 中厚手タイプ
保温性と通気性のバランスが良く、最も汎用性が高いタイプです。秋から冬の低山まで幅広く対応できます。 - 厚手タイプ
保温性を最優先したい場合に選びます。風が強い稜線上での休憩中や、気温が氷点下になるような冬の山で非常に頼りになります。
選び方のポイント3:機能性で選ぶ!「防風性」と「ストレッチ性」
より快適性を高めるために、プラスアルファの機能性にも注目しましょう。
- 防風性
稜線や山頂は、想像以上に風が強く、体感温度を大きく下げます。生地の一部に風を通さない防風パネルが使われているモデルは、冷たい風から体を守ってくれます。 - ストレッチ性
伸縮性の高いモデルは、着け心地が良く、頭から被る際の着脱もスムーズです。顔まで引き上げてフェイスマスクとして使う場合も、フィット感が重要になります。
【2025年秋冬】登山好き編集部が厳選!レディースネックウォーマーおすすめ5選
ここからは、選び方のポイントを踏まえ、登山初心者の女性におすすめの最新ネックウォーマーを5モデルご紹介します。
1. Buff (バフ) POLAR PRINTS NEACKWARMER|気分が上がる、おしゃれな高機能フリース
スペイン発祥の多機能ヘッドウェアブランド「Buff」の、保温性に優れたフリースネックウォーマーです。素材には高断熱性を提供する「ポーラーフリース」を採用。暖かさはもちろん、行動中に汗をかいても蒸れにくいのが特徴です。何より豊富なデザインとカラーが魅力で、地味になりがちな秋冬のコーディネートのアクセントになってくれます。
項目 | 詳細 |
ブランド | Buff (バフ) |
商品 | POLAR PRINTS NEACKWARMER |
価格 | ¥4,070(税込) |
公式サイト | https://zett-jpn.jp/buff/buffproducts/products-detail/563552–simbo%20multi |
2. THE NORTH FACE (ザ・ノース・フェイス) マイクロストレッチネックゲイター|薄くて軽い、なのに驚くほど暖かい
身体から発せられる遠赤外線を利用して保温する「光電子®」素材をミックスした、薄手で高機能なモデルです。ストレッチ性が非常に高く、首元に優しくフィット。薄手なので呼吸もしやすく、フェイスマスクとして使っても快適です。「厚手のタイプは苦手だけど、しっかり保温したい」という方に最適な、技術力が光る一枚です。
項目 | 詳細 |
ブランド | THE NORTH FACE (ザ・ノース・フェイス) |
商品 | マイクロストレッチネックゲイター(ユニセックス) |
価格 | ¥3,850(税込) |
公式サイト | https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NN72216 |
3. Icebreaker (アイスブレーカー) メリノ 200 フレクシー シュート|天然のエアコン、メリノウールの実力
上質なメリノウールを100%使用した、中厚手の万能ネックウォーマー。メリノウールが持つ天然の温度調節機能により、寒い時には暖かく、汗をかくと湿気を逃がして快適な状態を保ちます。チクチク感のない滑らかな肌触りは、一度使うと手放せません。カラーバリエーションも充実。天然素材の機能性を体感したい方におすすめです。
項目 | 詳細 |
ブランド | Icebreaker (アイスブレーカー) |
商品 | メリノ 200 フレクシー シュート(ユニセックス) |
価格 | ¥5,500(税込) |
公式サイト | https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/IN82300 |
4. HOUDINI (フーディニ) Activist Neck Gaiter|とろける肌触り、極上の着け心地
極細のメリノウールとテンセルを混紡した生地「Activist Tree Merino™」を使用。ウールの機能性に、テンセルの滑らかな肌触りと透湿性が加わりました。長めのチューブスカーフなので、ネックウォーマー、ヘッドバンド、フェイスガードなどシーンに応じて使い分けが可能。機能性はもちろん、着けていることを忘れるほどの快適性を求める方にぜひ試してほしい一枚です。
項目 | 詳細 |
ブランド | HOUDINI (フーディニ) |
商品 | Activist Neck Gaiter |
価格 | ¥6,600(税込) |
公式サイト | https://www.full-marks.com/houdini/item/ho_33054.html |
5. Patagonia (パタゴニア) マイクロD・ゲイター|快適さをキープしながら、安心の暖かさ
リサイクル・ポリエステル100%のマイクロデニール・フリースを二重に使い、抜群の暖かさと柔らかさ、吸湿発散性を実現したモデルです。締め付け感のない優しい着け心地で、長時間の使用でもストレスがありません。登山だけでなく普段使いまで、これ一つで秋冬シーズンを乗り切れます。最初の1枚にふさわしい、安心感のある製品です。
項目 | 詳細 |
ブランド | Patagonia (パタゴニア) |
商品 | マイクロD・ゲイター |
価格 | ¥4,400(税込) |
公式サイト | https://www.patagonia.jp/product/micro-d-fleece-gaiter/28891.html |
ネックウォーマー選びのよくある質問
ここでは、ネックウォーマーを選ぶ際に多くの人が抱く疑問について、Q&A形式でお答えします。
Q1. 登山にネックウォーマーは本当に必要ですか?マフラーやタオルではダメ?
A1. 結論として、登山には専用のネックウォーマーが必須です。マフラーは裾が木の枝に引っかかったり、ほどけてしまったりする危険性があります。また、綿素材のタオルは汗を吸うと乾きにくく、気化熱で体温を奪う「汗冷え」の大きな原因となり、非常に危険です。その点、登山用のネックウォーマーは、体にフィットして安全性が高く、汗をかいても乾きやすい素材で作られているため、安全・快適に登山を楽しめます。
Q2. メリノウールはチクチクしませんか?
A2. 登山用に開発された高品質なメリノウールは、ほとんどチクチクしません。ウールがチクチクする原因は、繊維の太さにあります。繊維の先端が肌を刺激することで、かゆみなどを感じます。しかし、アウトドアウェアに使われるメリノウールは、繊維が非常に細いため、肌への刺激がほとんどありません。それでも肌が特に敏感で心配な方は、他の繊維と混紡されたモデルから試してみるのも良いでしょう。
Q3. ネックウォーマー(特にメリノウール)のお手入れ方法は?
A3. 基本は「中性洗剤で手洗い」が最もおすすめです。メリノウールは天然の防臭効果があるため、毎回洗濯する必要はありません。汗をかいた後は、風通しの良い日陰でしっかり乾かすだけでも十分です。洗濯機を使用する場合は、必ず洗濯ネットに入れ、ウールが洗える中性洗剤(おしゃれ着洗い用洗剤など)を使い、「手洗いコース」や「ドライコース」などの弱水流で洗いましょう。乾燥機の使用は縮みの原因になるため絶対に避けてください。
まとめ
今回は、登山初心者の女性向けに、秋冬用ネックウォーマーの選び方とおすすめモデル5選をご紹介しました。
- ポイント1:素材で選ぶ
手軽な「化繊フリース」か、高機能な「メリノウール」か。 - ポイント2:厚さで選ぶ
初心者は汎用性の高い「中厚手」がおすすめ。 - ポイント3:機能性で選ぶ
「防風性」や「ストレッチ性」など、目的に合わせてプラスアルファの機能を。
ネックウォーマーは、ただの防寒具ではありません。安全で快適な登山をサポートしてくれる、頼もしい相棒です。
ぜひこの記事を参考にあなたにぴったりの一枚を見つけて、美しい秋冬の山を思いっきり楽しんでください!
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