BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo
  • タビノリ

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

雪山登山のゴーグル選び方|安全な視界を確保する最新おすすめ10選【2026年版】

白銀の世界が広がる雪山登山は、息をのむような絶景と隣り合わせに、過酷な環境が待ち受けています。強烈な紫外線、吹き荒れる風雪、そして視界を奪うホワイトアウト。これらの危険から身を守り、安全に行動するために欠かせないギアが「ゴーグル」です。「スキー用の古いゴーグルでも大丈夫?」「種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからない」そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。登山におけるゴーグルは、滑走がメインのスキー・スノーボードとは異なり、「ハイクアップ時の発汗対策」や「変わりやすい天候への対応力」が求められます。

本記事では、アウトドアギアのトレンドに精通した筆者が、2026年最新モデルの中から「登山に最適化されたゴーグル」を厳選しました。

【監修】スタイリスト 東 美穂

本記事は、アウトドア専門誌『ランドネ』などでも活躍し、登山歴10年以上のスタイリスト東美穂さんの監修のもとで作成しました。豊富な経験を活かし、登山に必要なウェアや道具のアイテム選びを解説します。

失敗しない登山用ゴーグルの選び方3つのポイント

雪山登山で後悔しないためには、以下の3つの基準で選ぶことが重要です。

1. 換気機能(ベンチレーション)の高さ

登山では、氷点下の環境でもハイクアップ(登行)中に大量の汗をかきます。この湿気がゴーグル内部に溜まるとレンズが曇り、視界が遮られて遭難のリスクが高まります。
そのため、レンズをフレームから浮かせて換気できる機能や、空気の循環効率が高いモデルを選ぶことが非常に重要です。ワンタッチで換気ができるシステムは、手袋をしたままでも操作しやすく、近年の登山用ゴーグルの主流となっています。

2. 調光レンズ(フォトクロミック)の有無

山の天気は変わりやすく、樹林帯の薄暗い場所から、直射日光が降り注ぐ稜線まで、明るさが劇的に変化します。
「調光レンズ」は、紫外線の量に合わせてレンズの色の濃さが自動で変化する技術です。レンズを交換する手間が省け、早朝から夕方まで一枚のレンズで対応できるため、荷物を減らしたい登山者にとって大きなメリットとなります。

3. フィット感(ジャパンフィット)

どれほど高機能なレンズでも、顔とゴーグルの間に隙間があれば、そこから呼気が入り込み、瞬く間に曇ってしまいます。特に鼻の高さや頬骨の形状は、欧米人と日本人で大きく異なります。
日本人の骨格に合わせて設計された「ジャパンフィット」や「アジアンフィット」のモデルを選ぶことは、快適性と防曇性能を最大限に引き出すための必須条件といえるでしょう。

編集部が厳選!登山におすすめの最新ゴーグル10選

ここからは、2026年1月時点で入手可能な最新モデルの中から、登山に特におすすめしたい10選をご紹介します。

1. SWANS(スワンズ) RIDGELINE

ワンタッチで換気完了!眼鏡ユーザーにも優しい日本の最高傑作
日本の老舗メーカー山本光学が誇る、登山用ゴーグルの決定版です。最大の特徴は、フレーム下部のレバーを操作するだけでレンズがポップアップする「A-BLOWシステム」。ハイクアップ中にゴーグルを外すことなく、内部の湿気を一瞬で換気できます。
また、ワイドな視界と大型のフレーム設計により、多くの眼鏡に対応している点も魅力。日本人の頭部形状を知り尽くしたフィット感は、長時間の山行でもストレスを感じさせません。

項目 詳細
ブランド SWANS(スワンズ)
商品 RIDGELINE(リッジライン)
参考価格 ¥34,100(税込)

2. DICE(ダイス) BANK

換気システム×全天候型レンズが生む最強の信頼性
SWANSと同じく山本光学が手掛けるDICEの「BANK」は、両サイドのパーツを跳ね上げるだけで瞬時に換気ができる「A-BLOWシステム」を搭載しています。
特筆すべきは、降雪・降雨・曇天など、日本の悪天候に特化して開発された「フォトクロミック(調光)・ウルトラレンズ」の性能です。薄暗い樹林帯から眩しい雪稜まで、自然な視界をキープしてくれるため、地形の凹凸がはっきりと認識できます。

項目 詳細
ブランド DICE(ダイス)
商品 BANK(バンク)
参考価格 ¥36,300(税込)

3. SMITH(スミス) Squad MAG

平面レンズのスタイリッシュさと機能美の融合
平面レンズを採用し、スタイリッシュな見た目で人気のモデル。SMITH独自の「クロマポップレンズ」は、雪面の凹凸やギャップを鮮明に映し出し、安全な歩行をサポートします。
「MAG系列」の特徴であるマグネット式のレンズ交換システムにより、天候が急変した際でも、手袋をしたまま素早くスペアレンズ(付属している場合が多い)へ交換が可能です。軽さと視界の良さを両立したい方におすすめです。

項目 詳細
ブランド SMITH(スミス)
商品 Squad MAG(スカッド マグ)
参考価格 ¥52,800(税込)

4. OAKLEY(オークリー) Flight Deck M

戦闘機パイロットの視界を再現した、曇りに強い中型フィットモデル
ワンサイズでは全てのお顔に対応できないと考えたOakleyは、人気のFlight Deck(フライトデック)ファミリーに、中型フィットのサイズを加えました。 戦闘パイロットのヘルメットバイザーにヒントを得た、Flight Deck(フライトデック) Mは視界の範囲を最高レベルまで広げ、どんなチャンスも見逃すことがありません。

多くのヘルメットにピッタリと適応するように造られているため、ご自分のスタイルに合うヘルメットをチョイスできます。 OakleyのRidgelock‐リッジロックテクノロジーですばやく簡単にレンズ交換でき、厳しい気象条件でもゴーグル内にしみこまないよう、レンズを完璧に密着させます。

項目 詳細
ブランド OAKLEY(オークリー)
商品 Flight Deck M(フライトデッキ M)
参考価格 ¥34,430(税込)

5. OAKLEY(オークリー) Line Miner L

顔に密着するフィット感とワイドな周辺視野
平面レンズでありながら、レンズを極限まで顔に近づける設計により、驚くほど広い周辺視野を確保したモデルです。スクエアな形状はヘルメットとの互換性が高く、見た目もクラシックで硬派な印象を与えます。
Prizmレンズの性能はもちろん、比較的リーズナブルな価格設定も魅力。耐久性が高く、バックカントリーからゲレンデまでタフに使い倒せる一本です。

項目 詳細
ブランド OAKLEY(オークリー)
商品 Line Miner L(ラインマイナー L)Sage Kotsenburg Sig
参考価格 ¥24,640(税込)

6. Julbo(ジュルボ) LIGHTYEAR

「登りながら着けられる」通気性最強のアルパインモデル
フランスのアルピニズムブランドJulboが放つ、名作Aerospaceの後継モデルです。独自の「SuperFlow Proシステム」により、レンズ全体をフレームから数ミリ前方に浮かせることが可能。
他社の換気システムと比較しても開口部が大きく、ハイクアップ中でもゴーグル内部の空気が常に循環します。高機能な「REACTIV調光レンズ」を搭載しており、夜明け前から日中までこれ一本で対応可能です。

項目 詳細
ブランド Julbo(ジュルボ)
商品 LIGHTYEAR(ライトイヤー)
参考価格 ¥46,200(税込)

7. POC(ポック) FOVEA CLARITY

北欧デザインとカールツァイスレンズの融合
スウェーデンの安全保護具ブランドPOCの定番モデル。光学機器の老舗「カールツァイス」と共同開発したClarityレンズは、コントラストと鮮明度を極限まで高めています。
球面の大きなレンズは視界が広く、フレーム上部のベンチレーション(通気口)が効率的に配置されているため、曇りにくいのが特徴。洗練されたデザインは、ウェアとのコーディネートを楽しみたい登山者にも好評です。

項目 詳細
ブランド POC(ポック)
商品 FOVEA CLARITY(フォーヴィア クラリティ)
参考価格 ¥33,000(税込)

8. Anon(アノン) M4 Toric

マグネットフェイスマスクで「完全防備」を実現
Burtonの姉妹ブランドAnonのハイエンドモデル。最大の特徴は「MFI(マグネット式一体型)」技術です。付属のフェイスマスクがゴーグル下部にマグネットで隙間なく連結するため、寒風を遮断しつつ、呼気がゴーグル内に入るのを防ぎます。
レンズ交換もマグネット式で簡単。「トーリック(球面と平面のハイブリッド)」レンズは、歪みが少なく自然な視界を提供します。

項目 詳細
ブランド Anon(アノン)
商品 M4 Toric(エムフォー トーリック)
参考価格 ¥49,500(税込)

9. DRAGON(ドラゴン) PXV

死角なし!パノラマ視界を実現する独自レンズ
人間の視野角(約200度)をカバーすると言われる、独自の「パノテックレンズ」を採用。レンズを顔のカーブに合わせて大きく湾曲させることで、フレームの縁が視界に入りにくい設計になっています。
この広い視界は、障害物の多い樹林帯や、周囲の状況確認が必要な雪山で大きなアドバンテージとなります。日本人の平たい顔にもフィットするジャパンフィット仕様です。

項目 詳細
ブランド DRAGON(ドラゴン)
商品 PXV(ピーエックスブイ)
参考価格 ¥34,650(税込)

10. SMITH(スミス) I/O MAG

ヘルメットとの相性抜群、曇りに強い球面の王道
SMITHのアイコン的存在であるI/Oシリーズのマグネット搭載モデル。Squad MAGが平面レンズなのに対し、こちらは球面レンズを採用しており、レンズ内容積が大きいため曇りにくいのが特徴です。
ヘルメットのベンチレーションと連動するように設計された空気の流れは秀逸。フィット感が柔らかく、長時間の縦走でも顔への負担が少ないため、多くのガイドやプロ登山家に愛用されています。

項目 詳細
ブランド SMITH(スミス)
商品 I/O MAG(アイオー マグ)
参考価格 ¥59,400(税込)

登山用ゴーグル選びのよくある質問(Q&A)

ここでは、雪山登山用のゴーグルを購入する際によくある疑問にお答えします。

Q1. 雪山登山ではサングラスだけでは不十分ですか?

A. 森林限界を超える場合や、厳冬期はゴーグルが必須です。
樹林帯のハイクアップなど、風が弱く発汗が多い場面ではサングラスが快適ですが、稜線に出て強風に晒されると、横からの風雪で目が開けられなくなります。また、低温下ではサングラスの隙間から入る風で涙が出て視界不良になることも。サングラスとゴーグル、両方を携行し、状況に応じて使い分けるのが基本です。

Q2. 登山用ゴーグルの相場はどれくらいですか?

A. 安全性を考慮すると、2万円〜4万円台が目安です。
数千円の安価なモデルも存在しますが、レンズの曇り止め性能や耐久性、歪みの少なさにおいて大きな差があります。特に「ダブルレンズ(断熱効果)」や「調光レンズ」などの機能を備えた信頼できるブランドの製品を選ぶと、2万円以上の価格帯になることが一般的です。命に関わる視界を確保するギアですので、投資する価値は十分にあります。

Q3. レンズの色は何色がおすすめですか?

A. ピンク系やオレンジ系、または調光レンズがおすすめです。
晴天用の「黒・グレー系」は、悪天候時に暗すぎて地形が見えなくなるリスクがあります。日本の雪山は天候が変わりやすいため、幅広い明るさに対応できる「可視光線透過率(VLT)」が30〜50%程度のピンクやオレンジ系が万能です。予算が許せば、環境に合わせて色が変化する「調光レンズ」を選ぶのが最も失敗が少ないでしょう。

Q4. ゴーグルが曇ってしまった時の対処法は?

A. 決して内側を擦らず、乾燥させることが重要です。
ゴーグルの内側には曇り止めコーティングが施されています。濡れている状態で布や手袋で擦ると、コーティングが剥がれて機能が失われてしまいます。曇った場合は、換気機能を使って空気を通すか、予備のゴーグルに交換し、ウェアのポケットや山小屋などの暖かい場所で自然乾燥させてください。

Q5. 眼鏡をかけたままでも装着できますか?

A. 「眼鏡対応」と記載されたモデルなら可能です。
今回紹介した「RIDGELINE」や「BANK」などは、眼鏡用のスリット(溝)や、レンズ内容積を広く取った設計になっており、眼鏡の上から装着可能です。ただし、眼鏡の形状(特に大きなフレーム)によっては干渉する場合があるため、可能な限り自身の眼鏡を持参して試着することをおすすめします。

ゴーグルは過酷な雪山で「視界」を守る重要性アイテム

雪山登山におけるゴーグル選びは、単なるファッションではなく、安全な登山を支える重要な要素です。

  1. 換気機能: ハイクアップ時の汗処理ができる「換気システム」搭載モデルを選ぶ。
  2. レンズ性能: 天候変化に対応できる「調光レンズ」や「高コントラストレンズ」を重視する。
  3. フィット感: 曇りを防ぐため、日本人の顔に合う「ジャパンフィット」を確認する。

今回ご紹介した10選は、どれも過酷な環境下でテストされ、多くの登山者に信頼されているモデルばかりです。ご自身の登山スタイルや顔の形に合った最適な一本を見つけて、白銀の世界を安全に楽しんでください。

監修者プロフィール

東 美穂(スタイリスト)

ファッション誌やウェブメディアを中心に活躍するスタイリスト。アウトドア専門誌『ランドネ』では、登山やアウトドアに必要なアイテム選びや、自然を快適に楽しむための知見を活かした記事を担当している。

山歩きが好きになったきっかけは、釣り場を求めてGoogleマップを片手に道なき道を歩き、岩場や沢を自ら開拓してきた体験。森林や苔、ガレ場、稜線など多彩な表情をのんびり楽しめる山を好み、現在もお気に入りの山を探しながら歩き続けている。

キャンプ・釣り・スノーボードなど幅広いアウトドアを実践し、実体験に基づいた「機能性と使いやすさを重視した登山アイテムの選び方」が多くの読者に支持されています。

SHARE

PROFILE

FUNQスタッフ

FUNQスタッフ

「好き、を生きよう」を地で行く、FUNQスタッフ。 初心者から上級者まで、知りたい情報をわかりやすくお届けしています。

FUNQスタッフの記事一覧

「好き、を生きよう」を地で行く、FUNQスタッフ。 初心者から上級者まで、知りたい情報をわかりやすくお届けしています。

FUNQスタッフの記事一覧

No more pages to load