
スーパー登山部が、白馬山荘で奏でる音楽と足音|スカルパ/モヒート

ランドネ 編集部
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北アルプス・白馬岳直下の山小屋、白馬山荘。標高2,832mに立ち、登山者の疲れを癒やすこの場所が、5日間にわたりライブ会場へと姿を変えた。音楽を届けたのは「スーパー登山部」。山とともに音を奏でる彼らの足元を支えていたのは、スカルパのモヒートだった。稜線に沈む夕陽、深まる夜、登山者の拍手。山小屋だからこそ生まれた特別な夜――。
スーパー登山部とは?
(左から)梶祥太郎(Ba)、小田智之(Key)、いしはまゆう(Gt)、Hina(Vo)、深谷雄一(Dr)
2023年に結成され、名古屋を拠点に活動。ポップスやジャズ、レゲエまで多彩なサウンドを織り交ぜ、山での体験や自然の情景を音楽で表現している。2024年にホールワンマンツアーや白馬山荘でのライブを成功させ、2025年5月には御在所岳山頂で約1000人を集めた音楽フェス「GOZA TOP FES 2025」を主催。
https://superclimbingclub.com/
白馬山荘でのライブのきっかけは、メンバーの小田さんが2年前に白馬山荘を訪れたときのこと。レストラン「スカイプラザ」に置かれていた「ご自由に弾いてください」と書いてあった電子ピアノを弾いてみると、居合わせた登山者から次々とリクエストを寄せられ、即興ライブのような時間が生まれた。
スタッフとも会話が弾み、「またこんな時間をつくれたらいいですね」という言葉が、後のライブ実現へのきっかけになったという。
当時はまだスーパー登山部として楽曲も発表していなかった時期。しかしその出会いから縁がつながり、昨年ついに初めての白馬山荘ライブが実現。天候リスクに備え、わずか1日の公演のために15日近く日程を確保して挑んだ。
そして今年は5日間連続での開催に挑戦。ライブを目指して山へと登ってくる人もいれば、白馬山荘に泊まり合わせた登山者が思いがけず聞くことも。まさに「山で聴く音楽」という特別な時間が生まれていた。
その足元にあったのが、スカルパの「モヒート」だ。普段からスカルパを愛用しているという彼らに、アウトドアシューズブランド「スカルパ」のスタッフが「ぜひライブで履いてほしい」と声をかけ、今回の共演が実現した。
音楽と自然が完全に溶け合った夜
開演時間になると、白馬三山の稜線が夕陽に照らされる「スカイプラザ」に登山者たちが集まった。目の前に立つメンバーとの距離は、わずか数メートル。ランプの柔らかな光と、窓の外に残る夕暮れの余韻が、素朴ながらも贅沢なステージを形づくっていた。
1曲目が鳴り響くと、旅の疲れを癒すように、その音色は木の壁や天井に柔らかく反響する。Hinaさんの透明感ある歌声が、静けさをまとった夜の空気と溶け合い、空間全体がひとつの楽器になったようだった。都会のライブハウスでは決して味わえない、音楽と自然が一体となる臨場感がそこにはあった。
窓の外では雲が流れ、稜線が夕陽に照らされて少しずつ姿を現す。音楽と自然が重なり合い、空間全体がひとつの楽器になったようだった。
曲間で、小田さんが「こうしてみなさんと同じ場所で音楽を分かち合えることが、本当に幸せです」と語りかけると、観客からは温かな拍手が湧き起こる。YAMAPとのコラボレーションから生まれた「山歩」、そして山の日である8月11日にリリースされたばかりの新曲「燕」も披露され、特別な夜は更けていった。
メンバーが語るスカルパ「モヒート」の魅力
そんな特別な夜。彼らの足元を彩ったシューズについて、
「軽やかで、心も体も自然と動ける」― Hinaさん
「登山中はスカルパのミッドカットシューズで歩いていましたが、ライブに向けてモヒートに履き替えると、その軽やかさとフィット感がすぐに伝わってきました。足を入れた瞬間に分かるくらい、すごくフィットするんです。とくに土踏まずのアーチに沿ってくれる感覚が心地よくて、長時間立っていても本当にラク。とても軽いので、リズムに合わせて自然と体が動きますし、足元に不安がないから、安心して歌に集中できました」
「デザインも機能も、僕らのスタイルにマッチする」― 小田さん
「まず、見た目がかっこいい。上質なレザーの質感や、僕が履いた赤のカラーは高級感があって、ステージ衣装にも、山の風景にも、そしてもちろん街にも自然になじみます。ローカットで軽いからペダル操作もしやすいですし、靴ひもがつま先近くまであるクライミングシューズ由来のデザインなので、自分の足に合わせてフィット感を細かく調整できる。これもすばらしいですね」
ステージで演奏する姿はもちろん、ライブ前後の移動や山小屋ですごす時間も含めて、モヒートは自然に彼らの一部となっていた。
スーパー登山部が音楽とともに見据える未来
「山のうえで音楽をやることは、山の魅力と音楽の魅力を合わせたひとつの形態。僕らにとっても面白いし、それを共感してくれるお客さんがいるのがうれしい。この活動を続けながら、唯一無二の頂を見つけていきたい」と小田さんは話す。
山でも街でも、音楽でも。スカルパのモヒートは、そのどこにも寄り添う一足。白馬山荘に響いた美しい音楽と、そこに刻まれたたしかな足音は、これからもまだ見ぬ新しい道を描き続けていくことだろう。
山と街をシームレスにつなぐローカットシューズ・モヒート
クライミングシューズに強みをもつスカルパが、その技術を活かして開発した「モヒート」。アウトドアとタウンユースの両方を想定してつくられている。旅先で履き替える手間なく、日常の延長で、自然の中へ足を向けることができる。特筆すべきは、8色展開という、スカルパでは最多級の豊富なカラーバリエーション。自分の好みに合わせて、個性を活かしたスタイルが楽しめる。
スカルパ/ モヒート
¥28,050
サイズ展開:EU36〜46
カラー展開:アーモンド、アロエ、エアーブルー、レッドアイビスカス、ペトロール、ブラック、オーシャン、シャーク
重量:片足約350g(EU42)
スカルパとは?
1938年にイタリア北部・アゾロ村で誕生したブランド。イタリア語で「靴」を意味する社名が示すとおり、シューズ作りにまっすぐに向き合ってきた。アルパインから、クライミング、トレッキング、トレラン、タウンまで多彩な用途のモデルを展開。シューズ類は購入から2年間の製品保証が付くなどアフターケアも手厚い。履くほどに足に馴染み、自分だけの一足として育っていくのが魅力。
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ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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