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一般公開で行われた宇都宮ジャパンカップ記者発表会 ブリッツェンの新スポンサーも明らかに

日本で唯一の「UCIプロツアー」にカテゴライズされるレースにして、アジア最高位のワンデーレース、宇都宮ジャパンカップサイクルロードレースの記者発表会が9月17日に東京都内で行われ、一般観覧者も招いて大会の詳細を正式に公開。開催期間中のプログラムのほか、出場チームの予定メンバーを発表。開催まで1カ月となり、今年の大会に向けた機運が高まってきている。

出場予定選手が公開に ツールで大活躍のミランが来日

東京都渋谷区「SUBARU STAR SQUARE」にて行われた発表会には、出場予定のUCIワールドチームのジャージや使用バイクがディスプレイされたほか、ホームチーム・宇都宮ブリッツェンのチームカー、大会公式グッズなどがディスプレイ。今回は一般公開が実現とあり、多くのレースファンが会場に駆け付けた。

宇都宮ジャパンカップに出場予定のUCIワールドチームのジャージとバイクが会場に展示された © Syunsuke FUKUMITSU

主催代表としてステージ登壇した佐藤栄一・宇都宮市長は「今年の開催を喜びながら、未来につながる大会にしたい」とあいさつ。新たなイベントプログラムの設定にも触れ、「前夜祭からさまざまな仕掛けを考えている。期待してほしい」とも。

この発表会に先立って明らかになっていた出場チームだが、今回は各チームの出場予定選手が公開に。ゲストとしてステージに上がった栗村修氏(ツアー・オブ・ジャパン組織委員会委員長)の解説のもと、注目選手や期待される戦いぶりが紹介された。

司会のアリーさん(左)とゲストの栗村修氏による出場チーム・選手紹介 © Syunsuke FUKUMITSU

日本人選手として唯一のUCIワールドチーム所属選手である留目夕陽(EFエデュケーション・イージーポスト)や、今年も活躍が楽しみな新城幸也(ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ)らが出場見込みであるほか、今年のツール・ド・フランスでポイント賞を獲得したジョナタン・ミラン(リドル・トレック)も来日予定に名を連ねる。チームとしてクリテリウムの5連覇がかかるリドル・トレックは、当然ながらミランがキーマンに。「ミランのクリテリウム優勝確率は98%」と栗村氏の大胆予想も飛び出した。

今シーズンで3年のピリオドが終わるUCIチームランキングにも触れ、出場チームのうちアンテルマルシェ・ワンティとコフィディスが上位18チームに付与される来季以降のUCIワールドチーム登録の当落線上に位置する点を栗村氏は指摘。宇都宮ジャパンカップが同ランキング確定に向けた大一番になりそうだとした。

今年も宇都宮ブリッツェンがスペシャルジャージで走る 新スポンサーも

発表会の後半ではホームチーム・宇都宮ブリッツェンから廣瀬佳正GM、鈴木真理監督、谷順成・岡篤志両選手が登場。毎年恒例となっているジャパンカップスペシャルジャージの紹介では、餃子の皮がモチーフとなっていることが説明された。

ホームチーム・宇都宮ブリッツェンがステージ登壇 © Syunsuke FUKUMITSU

また、国内大手自動車部品メーカーのAstemo(アステモ)社がタイトルスポンサーに就任し、宇都宮ジャパンカップから「Astemo宇都宮ブリッツェン」として戦うことも明らかに。谷、岡ともに「日本人選手として上位入りを目指したい」、鈴木監督からも「上位入りできるチームを作ることができている。今シーズンの集大成として臨みたい」と意気込みが語られた。

宇都宮ジャパンカップ使用のスペシャルジャージが紹介される © Syunsuke FUKUMITSU

イベントの締めには、抽選会が行われるなど一般観覧者向けのお楽しみも行われた。

宇都宮ジャパンカップサイクルロードレースは10月17日から19日までの3日間で開催。17日は宇都宮市・オリオンスクエアでチームプレゼンテーション、18日は同市の目抜き通りでのクリテリウム、そしてメインイベントのロードレースは19日に宇都宮市森林公園周回コースで催される。

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PROFILE

福光俊介

福光俊介

サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

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サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

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