
極寒の雪上からグラベルエベレスティングまでBOMBTRACKと僕の冒険
Bicycle Club編集部
- SPONSORED
僕がBOMBTRACK:HOOK EXTと共にした数千km。
その旅路のなかで、僕は幾度となくこのバイクに助けられてきた。
印象的な旅のエピソードと共に、BOMBTRACKのバイクの性能・魅力を振り返っていきたい。
プロフィール
S.K.
ブログ「ぼっちと孤高の分かれ道」管理人。ロングライド・アドベンチャーツーリングを楽しむ。北海道一周キャンプTT:2400km/ 8日、グラベルエベレスティング、冬北海道キャンプ計2600kmなどを経験。

冬季北海道650㎞ キャンプツーリング
僕は、ここにはない〝何か〞を求めていた。行ったことがない場所、見たことがない景色、自分の身体とバイクの限界を超えた、日常では感じられない何か……。
そんな僕に、B o m b t r ackのHOOK EXTは、ぴったりのバイクだった。
日本で最も厳しいツーリング環境はなんだろうか? アルプスの山岳地帯か、あるいは灼熱の関東平野かもしれない。様々な土地・季節が思い浮かぶが、僕は冬の北海道こそふさわしいと思う。
新雪、圧雪、ときにガリガリのアイスバーンとなる路面。そしてときにマイナス20℃を下回る気温…。命をも簡単に奪う環境で、僕はHOOK EXTを駆り650㎞/6日間のキャンプツーリングへと出かけた。
過酷な環境を走りぬくため、装備も重く嵩張る。それでも、HOOK EXTの積載力なら問題なし。100㎞以上を無補給で走ることもあるが、そのためのお湯や食料だって余裕で積み込めた。

そして、特筆すべきはHOOKEXTの〝走りの良さ〞だ。いかにも鈍重そうなこのバイクだが、その実、走りはシャキシャキとしており良い意味で踏みごたえがある。コロンバス製クロモリパイプの極太ダウンチューブは高い剛性を誇り、オフロードの衝撃や装備重量の負荷に負けず、踏むとスッと前に進むのだ。いやむしろ、積載時にこそ最適な剛性バランスとなり、快適な走行性能を発揮すると言ってもよい。
氷点下2桁の世界で、雪上というオフロードを毎日100㎞以上走り続ける旅路は、決して楽ではない。それでも、HOOK EXTの非常に高い〝旅性能〞に助けられ、快適に冬の北海道を堪能できた。こんな環境でも、一切バイクに不安を覚えることなくツーリングに集中できるバイクは、きっと稀有な存在だろう。

グラベル エベレスティングへの挑戦
Bombtrackはいわば冒険のために生まれたブランドだが、その性能はさまざまな極限状態で発揮される。もう一つのチャレンジは、グラベルでのエベレスティング。エベレスティングとは、エベレストと同じ獲得標高8848mを超えるまで、ひとつの峠を何度も往復するチャレンジだ。
気の遠くなるような狂気のチャレンジだが、このとき苦楽を共にしたのBombtrackのHOOK EXT。車重が重いクロモリバイクは不利な面も否めないが、反応の良さや走破性の高さは、存分にその性能を発揮してくれた。クリアタイムは25時間39分。獲得標高8921m/距離282㎞となった。

僕がBombtrackのバイクで経験してきた冒険は数知れない。優れた積載力と走行性能で、どんな環境にだって挑戦できる。
自宅でバイクをメンテナンスしながら、車体に刻まれた傷を眺めて旅路を思い出す。そうしているうちに、次のルートやパッキングが頭に浮かんできてうずうずする―。Bombtrackのバイクは、乗り手を冒険へと誘う不思議な魔力があるバイクだ。


**********
Bicycle Club最新号のご購入はAmazonをチェック
- BRAND :
- Bicycle Club
- CREDIT :
-
S.K.=文/写真
S.K.=TEXT & PHOTO
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。





















