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佐藤水菜、平塚で2年ぶりガールズグランプリ制覇!世界チャンピオンの実力を証明

2025年12月29日、平塚競輪場で開催された「ガールズグランプリ」で、佐藤水菜選手が2年ぶり2度目の優勝を果たした。年間グランプリスラムという偉業を達成し、国内トップの座を再び証明した形だ。さらに今年は、UCIトラック世界選手権女子ケイリンでアルカンシェル(世界王者ジャージ)を獲得し、日本女子トラック競技の歴史に新たなページを刻んだ。

平塚で見せた「自力勝負」の決断

佐藤はグランプリ当日、アップ前に「自力で勝負する」と決意。誘導を回避し、残り1周で先頭に立つと、風を受けながらも最後まで踏み切りゴールした。「白線が目の前に来た瞬間に勝利を確信した」と語るその走りは、ケイリン本来のダイナミズムを体現していた。

世界で証明したスプリント力

2025年のUCIトラック世界選手権(サンティアゴ)では、英国のエマ・フィヌキンら強豪を相手に、残り1周半からの加速で完全勝利。日本人女子選手として史上初のケイリン連覇を達成し、再びアルカンシェルを纏った。「挑戦者の気持ちで走った」と語る一方で、「世界王者としての責任を感じる」と、その重みも口にした。

技術的な進化と今後の課題

佐藤の強みはトップスピードだけでなく、誘導退避後の加速タイミングと持続力にある。今回のレースでは、ホームからバックにかけての踏み直しが際立ち、ギア選択とトルク発揮のバランスが完璧だった。今後は、オリンピックポイント争いに向けて、国際大会での経験値をさらに積むことが課題となる。

次なるターゲット

1月のガールズケイリン伊東追加斡旋を皮切りに、3月のパース・ワールドカップで世界基準の走りを再び披露する予定だ。「今年以上の成果を」と語る佐藤水菜の挑戦は、国内外のトラック競技ファンにとって最大の注目ポイントとなる。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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