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U23王者・野嵜然新が圧巻の独走、安藤沙弥がWE1制覇|アッシュガーレ presents シクロクロス千葉25-26

2026年のシクロクロスシーンが千葉ポートパークで幕を開けた。海風と砂が選手を試す「アッシュガーレ presents シクロクロス千葉25-26」が開催され、ME1はU23全日本王者の野嵜然新(drawer THE RACING)が独走勝利。WE1は安藤沙弥(SHIDO-WORKS)が制した。ガールズケイリン選手による異種目参戦や、世界戦を見据えた若手王者の挑戦など、トピック満載の一日をレポートする。

海風と砂が織りなす「都市型CX」 新年を彩る熱戦

千葉ポートパークの名物である砂浜区間。都市型CXながらタフなコースレイアウトだ

2026年1月4日、正月三が日が明けたばかりの週末、千葉県千葉市中央区の千葉ポートパークにて「アッシュガーレ presents シクロクロス千葉25-26」が開催された。千葉駅からもアクセス容易な「都市型CX」として定着している本大会。会場は芝、タイル、そして海岸線特有の重い砂が織りなす約1.5kmのテクニカルコースだ。

新年最初のAJOCC(アジョック)シリーズとあって、会場には「走り初め」を楽しむホビーレーサーから全日本選手権を経て次なるステップを見据えるトップライダーまで多くの選手が集結。さらに引退したばかりの小野寺 玲(現、宇都宮ブリッツェン チームPRアンバサダー)がME2に参加するなど東京湾から吹き付ける潮風はやや強かったものの、晴天の下、各カテゴリーで熱戦が繰り広げられた。

もはや千葉名物となった小俣雄風太さんのMC風景

ME1:U23全日本王者・野嵜然新がトラブルを跳ね返す独走劇

午後のメインレースとして行われた男子エリート(ME1)。最大の注目は、先の全日本選手権U23カテゴリーを制した野嵜然新(drawer THE RACING)だ。

スタートの号砲と共に飛び出したのはやはり野嵜だった。ホールショットを奪うと、そのまま後続を引き離す独走態勢に入る。千葉ポートパーク名物の深い砂セクションや、キャンバーを含むテクニカルな芝区間でも、王者の走りは他を寄せ付けない。

「全日本選手権から少し間が空いたので、まずはレースリズムを取り戻すことを意識した」と語る野嵜。この日は新機材のテストも兼ねていたというが、レース中にはバイクトラブルに見舞われる場面も。しかし、「攻めの姿勢を崩さないこと」をテーマに掲げた野嵜は、トラブルを抱えながらもペースを緩めることなく周回を重ねていく。

終わってみれば2位の野中秀樹(フィールドサイクル)に1分21秒の大差をつける圧勝。「召集されればU23一年目の挑戦となる。順位よりも、今できる戦いを最後までやり遂げたい」と、目前に迫る世界選手権へ向けて確かな手応えを掴む新年最初の勝利となった。3位には佐々木啄人(W.V.OTA)が入っている。

また、同時開催された千葉県選手権では、折橋孝治(MiNERVA-asahi)がトップでフィニッシュし、県王者のタイトルを獲得した。

WE1:強豪不在のチャンスを掴んだ安藤沙弥

女子エリート(WE1)は、SHIDO-WORKSの安藤沙弥が制した。この日、エントリーリストには石川七海や小林碧といった強豪選手の名もあったが、彼女らは世界選手権に向けた強化の一環として男子カテゴリー(ME2)への出走を選択(後述)。

強力なライバルが不在の展開となったが、安藤は自身の走りに集中した。「砂のコースが得意で好き」と語る通り、難所の砂浜区間を乗車でクリアするなどアドバンテージを稼ぎ、後続の鈴木友佳子(SNEL)らを振り切ってフィニッシュ。

レース後、安藤は「強豪がME2に回ったので棚ぼた感はあります(笑)」と謙遜しながらも、「2026年最初のレースを優勝で飾れて幸先が良い」と笑顔を見せた。

Topics:世界への挑戦、ガールズケイリンからの刺客

ME2で世界戦シミュレーションを行った石川七海と小林碧

世界選手権への派遣を見据え、より高強度かつ混戦でのレース環境を求めてME2(男子エリート2)クラスに特例で出走したのが、石川七海(八千代松陰高等学校)と、ジュニア全日本チャンピオンの小林碧(AX cyclocross team)の二人だ。

二人は最後尾からスタートし、男子選手を追い上げるという、世界大会での「後方スタートからの追い上げ」を想定したシミュレーションを実施した。「先行する男子選手をパスしていく展開は良い練習になった(石川)」「メカトラもあったが、後方から順位を上げるのは良い刺激(小林)」と、欧州遠征を見据えて、実戦ならではの感覚を養ったようだ。

ガールズケイリン五味田奈穂が表彰台へ

WE2+WE3で力走を見せた五味田奈穂(Oyster Racing)

WE2+WE3クラスでは、ガールズケイリン選手としてバンクで戦うが3位に入賞した。「クリテリウム等はリスクが高くて躊躇するが、シクロクロスは芝や砂で転倒リスクが比較的低い」と、オフトレーニングの一環として参戦。

「不安定な路面での走行はバランス能力や接触への耐性が養われ、競輪にも非常に有効」と語り、WE2+WE3カテゴリーで見事表彰台を獲得した。「知らない人でも応援してくれる温かい雰囲気が最高」と、本業のバンクとは違う都市型CXの空気を満喫していた。

CK1:家族で掴んだ表彰台の頂点

キッズカテゴリーのCK1では、中村穣一朗くん(イナーメ信濃山形)が優勝。昨年は順位を上げられず苦しんだが、この大会を目標に親子で一年間練習を重ねてきたという。「練習の成果を証明できる場があるのがモチベーション(父・中村龍太郎)」と語る中村家。次なる目標はお台場でのレースだ。

余談:編集長・山口の「痛恨のミス」

バイシクルクラブ編集長・山口はMM50クラスに出走。先月の「店長選手権」での雪辱を果たすべくキャノンデール・スーパーXで意気揚々とスタートラインに立ったものの、レース序盤でまさかの変速不能に陥った。原因は痛恨の「Di2バッテリー充電忘れ」。

「スーパーXが楽しすぎて、正月にはタイヤをロード用に履き替えて箱根へヒルクライムにでかけたんです。で、充電するのを忘れてました」と言い訳。固定ギアでレースに挑む羽目になり、「機材管理もレースの一部」という基本を痛感する新年となった。汚名返上の舞台は次戦のお台場へと持ち越しとなるとか…

リザルト

ME1

1位 野嵜 然新(drawer THE RACING) 1:00:03
2位 野中 秀樹(フィールドサイクル) +01:21
3位 佐々木 啄人(W.V.OTA) +01:38

千葉県選手権

1位 折橋 孝治(MiNERVA-asahi) 1:03:20
2位 宮﨑 晃(午後4時座銀の人達) +00:58
3位 石川 正道(CSJTT轍屋) +02:54

WE1

1位 安藤 沙弥(SHIDO-WORKS) 35:54
2位 鈴木 友佳子(SNEL) +00:08
3位 網野 聡美(ウィンディー筑波シクロクロスチーム) +00:42

WE2+WE3

1位 奥山 真彩(横浜本牧レーシング) 29:31
2位 皆木 海音(AVENTURA CYCLING) +01:08
3位 蠣崎 奈穂(Oyster Racing) +02:13

ME2

1位 内田 灯矢(午後4時座銀の人達) 37:51
2位 小野寺 玲  +01:31
3位 小澤 航(さまよえる黄色い弾丸) +01:54

ME3

1位 古谷 朋一(湾岸サイクリング・ユナイテッド) 27:09
2位 風間 大和(TEAM EURASIA-IRC TIRE) +00:02
3位 平塚 吉光(#13cRR) +00:06

ME4-A

1位 菅野 佑樹(トレックミニバスレーシング) 28:59
2位 相田 博幸(FLEET) +00:02
3位 相原 達大(MFX) +00:07

ME4-B

1位 Morgant Vincent(Le Velo Club de Tokyo) 27:25
2位 小林 優太 +00:02
3位 工藤 海 +01:02

MU17

1位 安藤 誠一郎(北桑田高校) 25:58
2位 角田 直央(Fine Nova LAB) +01:09
3位 水澤 龍之介(ブラウブリッツェン) +03:43

MU15

1位 大関 麟太郎(弱虫ペダルサイクリングチーム) 27:27
2位 森田 圭 +01:47
3位 山口 登新(#-PRIMERA-) +03:30

MM35

1位 今西 大地(パラティアムTOKYO) 27:42
2位 越智 進太郎(農林中央金庫) +02:05

MM40

1位 高野 淳(TEAM YOUCAN) 25:43
2位 白坂 僚(笹原サイクル) +04:29
3位 渡邊 真和(笹原サイクル) +05:59

MM45

1位 菊地 健一(SNEL) 26:53
2位 江下 健太郎(じてんしゃPit Pro 埼玉日高) +00:18
3位 金村 健(MIVRO) +00:43

MM50

1位 中島 由裕 26:23
2位 賀来 成能(AX cyclocross team) +00:17
3位 森 久(FRIETEN) +00:40

MM55

1位 山本 誠一(DEVOTION) 27:12
2位 紫藤 仁(ARCCレーシングチーム) +00:34
3位 角田 淳志(ROUGH STONES) +01:35

MM60

1位 吉池 司(Racing CUBE) 30:01
2位 鶴沢 和彦(インバスター) +00:12
3位 豊坂 秀樹(TCI) +00:21

MM65

1位 長 裕(ボルケーノレーシング) 31:32
2位 郡山 智(Hangover) +00:34
3位 安西 勉(RIDAI レーシング) -1 LAP

CK3

1位 小澤 郁篤(さまよえる黄色い弾丸) 12:39
2位 渋谷 一(drawer THE CYCLING CLUB) +00:50
3位 大和田 煌仁(Team DANETiGA) +00:57

CK2

1位 横田 和晴(イオンバイクJr.レーシング) 14:32
2位 森田 旬 +00:28
3位 江越 龍也(VAPOR CX TEAM) +00:39

CK1

1位 中村 穣一朗(イナーメ信濃山形) 14:27
2位 石井 湊(バイシクルアカデミー) +00:42
3位 那須 希遥(TEAM辻浦) +00:54

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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