
Red/Force/Rivalに150mmのショートクランク追加、TT・トライアスロン用油圧ディスクブレーキ発表|SRAM
Bicycle Club編集部
- 2026年01月13日
スラムが2026年モデルとなる新製品群を一挙に発表した。長らく「S-900 HRD」が担っていたTT/トライアスロン用油圧ディスクブレーキが、最新のコンポーネントグレードに合わせて「Red」「Force」「Rival」の3グレードへと刷新。さらにRed AXSクランクには昨今のトレンドを反映した150mm/155mmのショートクランクが追加されたほか、周辺アクセサリーのアップデートも行われている。
3グレード展開となった最新エアロディスクブレーキ「Aero Disc Brake」

タイムトライアルおよびトライアスロンバイクのコクピットにおいて、スラムの油圧ディスクブレーキレバーと言えば、2017年に登場した「S-900 HRD」が長らく唯一の選択肢だった。今回のモデルチェンジにより、このカテゴリーがついにロードコンポーネントと同様の「Red」「Force」「Rival」という3つのグレードに分化し、最新の「E1」世代のデザイン言語を取り入れて生まれ変わった。


新型レバーは、空気抵抗を低減するエアロダイナミクス形状を突き詰めつつ、指先一つで意のままの減速を可能にするコントロール性を追求している。
上位グレードとなるRedとForceのレバーブレードには、グリップ性を高めるテクスチャード・カーボンを採用。汗をかいた手や雨天時でも確実な操作を可能にする。また、全グレード共通で「リーチアジャスト機構」を搭載しており、さまざまな手のサイズに合わせてフィット感を調整できるほか、初期セットアップを容易にする「Stealth-a-majig」コネクターも採用されている。
組み合わせられるキャリパーは、最新のロード用E1キャリパーと共通のものだ。これらは前世代(S-900 HRD等)と比較してピストンの中心位置がより外側へと配置されており、ローターの外周部に効率よく力が掛かることで制動力を向上させている。なお、RedとForceのキャリパーには、メンテナンス性を高める「Bleeding Edge」ポートが搭載され、気泡の混入を防ぎつつ素早いブリーディング作業が可能だ。

SRAM Red Aero Disc Brake E1
価格:56,050円(税込/片側)

SRAM Force Aero Disc Brake E1
価格:45,700円(税込/片側)

SRAM Rival Aero Disc Brake E1
価格:38,730円(税込/片側)

ヨナス・ヴィンゲゴーもテストした150mm/155mmショートクランクが登場
Red AXSパワーメーターおよびクランクセットのラインアップに、新たに150mmと155mmという極端に短いクランク長が追加された。

近年、股関節の窮屈さを解消し、より深いエアロポジションとペダリング効率を両立させるためにクランク長を短くするトレンドが加速している。昨年のツール・ド・フランスなどで、チーム ヴィスマ・リースアバイクのヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク)が極端に短いクランクをテストしていたことが話題となったが、それが正式に製品化された形だ。
これによりRedクランクは、150mmから175mmまで(150/155/160/165/167.5/170/172.5/175mm)という、計8サイズもの幅広い選択肢を持つことになった。
新しいショートクランクは、前世代モデルよりも29gの軽量化を実現。スパイダー一体型チェーンリングに対応する8ボルトインターフェースを採用し、標準的なDUBスピンドルに加え、グラベルバイク等で需要の高いDUB Wideスピンドルも用意される。身長の低いライダーのフィッティングはもちろん、タイムトライアルやトライアスロンで極限のポジションを追求するシリアスレーサーにとって朗報と言えるだろう。
SRAM Red AXS Crank Arm Assembly DUB E1
価格:70,750円(税込)

- 追加クランク長:150mm、155mm
- バリエーション:Standard DUB、DUB Wide
USB-C充電器への刷新とシルバーカラーのUDH
細かいながらも見逃せないアップデートとして、eTap/AXSバッテリー用充電器のインターフェース変更がある。

2015年の初代Red eTap登場以来、長らくmicro-USB規格が採用されていた充電器が、ついにUSB-Cポートへとアップデートされた。これにより最新のスマートフォンやデバイスとケーブルを共有しやすくなる。充電速度も向上しており、約60分でバッテリーのフル充電が可能だ。なお、環境配慮の観点からパッケージに充電用ケーブルは同梱されない仕様となる。
SRAM eTap Battery Charger (USB-C)
価格:10,640円(税込)


- タイプ:1ポート
- ※4ポートタイプ(21,340円)もラインアップ
また、多くのMTBやE-MTB、そして最新のグラベルバイクで採用が進む「UDH(ユニバーサル・ディレイラー・ハンガー)」には、新たにシルバーボルト仕様が登場。従来はブラックのみだったが、バイクのカラーコーディネートに合わせてボルトとワッシャーの色を選べるようになった。
各製品のデリバリーは2026年2月を予定している。
SRAM Universal Derailleur Hanger
価格:3,190円(税込)
カラー:シルバーボルト
問:メニーズ https://manys.work/
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