
ロット・アンテルマルシェの26年チームバイク発表 全日本TT王者・今村駿介も駆る真紅のバイク|ORBEA
Bicycle Club編集部
- 2026年01月15日
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スペインのバスク地方に拠点を置くオルベアが、2026年シーズンよりワールドツアーチームへ昇格した「Lotto-Intermarché(ロット・アンテルマルシェ)」の使用機材を発表した。チームカラーであるキャンディレッドと、軽量化を突き詰めた「カーボン・ロウ」フィニッシュを組み合わせたニューカラーが登場。育成チームに所属する今村駿介も同バイクで世界への挑戦を続ける。
歴史的アライアンスによる新チームの始動

2026年、世界のロードレースシーンにおいて大きなニュースとなったロットとアンテルマルシェという2つの巨大組織による歴史的なアライアンス。この合併により誕生し、今季よりワールドツアーチームへと昇格を果たした新生「ロット・アンテルマルシェ」の足元を支えるのが、引き続きパートナーシップを結ぶオルベアだ。
ワールドツアーのカレンダーという最も過酷な環境下で、オルベアは軽量オールラウンダーの「Orca(オルカ)」、エアロロードの「Orca Aero(オルカエアロ)」、そしてTTバイクの「Ordu(オルドゥ)」という3つの主力モデルを供給する。
今村駿介も駆る、勝利のための機材

日本のファンにとって見逃せないのが、このロット・アンテルマルシェの育成チーム(デベロップメントチーム)にあたる「ロット・ワンティ」に、現タイムトライアル全日本チャンピオンである今村駿介が在籍している点だ。
世界トップクラスの選手を輩出し続ける名門育成チームの一員として、今村はトップチームと同じオルベアの機材を駆り欧州のレースを転戦する。特に全日本王者として挑むタイムトライアルでは、今回発表された新型デザインの「Ordu」が彼の強力な武器となるはずだ。
伝統の赤と「カーボン・ロウ」の融合

今回発表されたチームバイクのデザインは、チームの新たな門出を象徴するものとなっている。
ロードレースおよび女子チーム、そして今村らが走る育成カテゴリーで使用されるOrcaとOrca Aeroには、ロットチームの象徴であり伝統的な「Candy Red Gloss(キャンディレッド・グロス)」を採用。
そこに組み合わされるのが、あえてカーボン素材を露出させた「Carbon Raw Gloss(カーボン・ロウ・グロス)」だ。トップチューブやフォークなどに配されたホワイトのOrbeaロゴが、鮮やかなレッドとダークなカーボンのコントラストを引き締めている。
特筆すべきはこの「Carbon Raw(カーボン・ロウ)」フィニッシュの恩恵だ。これは単なるデザイン処理ではない。塗装を行わず、透明な保護層のみで仕上げることでカーボンファイバーの地肌を見せるこの手法により、素材本来の美しさを際立たせると同時に、フレームあたり最大100gもの軽量化を実現しているという。なお、このフィニッシュはカラーオーダーシステム「MyO」でも選択可能となる予定だ。
ワールドツアーを戦う3つの武器
Orca(オルカ)

重量わずか6.7kgに仕上げられたOrcaは、ワールドツアーにおける最難関の山岳ステージを攻略するために設計された。反応性に優れたジオメトリーと新設計のエアロダイナミック・コックピットにより、軽量性と高剛性を両立。急勾配の登坂でもアグレッシブな走りを可能にする。
Orca Aero(オルカエアロ)

クラシックレースや平坦ステージ、そしてアップダウンの激しいコースで主戦場となるのがOrca Aeroだ。卓越した空力性能はもちろん、高い剛性とハンドリング性能により、高速域での長時間の巡航を安定して維持することができる。
Ordu(オルドゥ)
タイムトライアルで使用されるOrduには、ロードモデルとは異なり全体に「Carbon Raw Matt」フィニッシュが採用された。艶を抑えたスパルタンな外観は、パワーと精密性を表現。空力、重量、剛性のバランスに優れ、今村駿介のTTにおける走りを支えることになる。

これらのバイクはすべて、スペイン・バスク地方マリャビアにあるオルベア本社で設計、塗装、組み立てが行われている。ロット・アンテルマルシェのパフォーマンスチームやメカニックと緊密に連携し、ワールドツアーレベルの厳格な基準をクリアして送り出される。
「パフォーマンスはチームワーク、イノベーション、そして情熱から生まれる」という共通の信念を持つオルベアとロット・アンテルマルシェ。今村駿介を含む選手たちの活躍と共に、真紅のオルベアがプロトンで存在感を放つシーズンになりそうだ。
なお、各モデルの市販情報については、詳細が決定次第アナウンスされる予定だ。
問:オルベアジャパン https://www.orbea.com/jp-ja/
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