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グラベルホイール「Terra Aero CLX」「Terra CLX III」発表 究極の空力と軽さを追求|SPECIALIZED

グラベルレースの劇的な高速化という新たな潮流に対し、スペシャライズド傘下のRoval(ロヴァール)から2つの明確な回答が提示された。圧倒的な空力性能を突き詰めた「Terra Aero CLX」と、1,079gという驚異的な軽さとコンプライアンスを誇る「Terra CLX III」だ。極端な形状進化を遂げた新作ホイールの詳細と、その開発ストーリーに迫る。

グラベルレースの高速化が求める「新たな正解」

近年のグラベルレースはプロ化・競技化が急速に進み、レーススピードは驚くべきペースで上昇している。これまでワールドツアーのロードレースでのみ語られていたレベルの「空力性能(エアロダイナミクス)」が、グラベルにおいても勝敗を分ける決定的な要素となってきたのだ。

より太いタイヤを装着し、荒れた路面を高強度で駆け抜けながらも、もはや空気抵抗の影響が無視できないスピード域での戦い。ロヴァールの開発チームは「ライダーが立ち向かう抵抗のほとんどは風である」と断言し、まったく新しいグラベルホイールの開発に着手した。そこで導き出されたのが、用途に応じた2つの究極の選択肢「Terra Aero CLX」と「Terra CLX III」だ。

Terra Aero CLX:常識破りの「切り落とされた」エアロプロファイル

グラベル最速のホイールを生み出すべく、Terra Aero CLXの開発チームは300種以上のリム形状をCFD(数値流体力学)で検証した。

ロード用エアロホイールの手法をそのままグラベル用の太いタイヤ(40〜50mm幅)に当てはめると、リムハイトは80〜90mmと非常に深く重たいものになってしまい、横風の影響も受けやすくなる。そこでRovalのエンジニアが思いついたのが「70mmハイトのエアロ翼型を、50mmの位置でバッサリと切り落とす」という、かつてないクレイジーなアイデアだった。

Chopped Aero Speed(チョップド・エアロ・スピード)形状の誕生

「後縁(フラットバック)を広げれば広げるほど速くなった」と空力担当エンジニアは語る。新採用の「Chopped Aero Speed形状」は、後縁を大胆に切り落とした独特のエアロ断面を持つ。これにより、フロント50mm、リア45mmという扱いやすいミドルディープハイトでありながら、実質70mmハイトに匹敵する圧倒的な空力性能と軽量化のバランスを実現させた。

外幅38.5mmという超ワイドなリムプロファイルはハイボリュームタイヤ(35〜60mm推奨)のショルダーと自然なラインを描き、タイヤとリムの接合部で発生する気流の乱れと剥離を最小限に抑え込む。風洞実験施設「Win Tunnel」でのテストでは、前作Terra CLX II(Tracer 45cタイヤ装着時)と比較して、実に5.84Wもの空気抵抗削減を記録した。

Terra Aero CLX

価格(税込):フロント¥193,600 / リア¥290,400

  • 用途:グラベルレース(高速・平坦・エアロ優先)
  • リム:カーボンクリンチャー(フックあり)、フロントハイト50mm / リアハイト45mm、外幅38.5mm / 内幅27mm、ビードフック幅5.38mm
  • スポーク:ARRIS製 Rovalコンポジットエアロスポーク(Tiエンドピース) F18H / R24H
  • ハブ:Roval Low Flange Road Hub(DT Sinc セラミックベアリング / DT Swiss Ratchet EXP 36T)
  • 適合タイヤ:35mm-60mm(チューブレス互換)
  • 重量:1,340g(前後セット、テープとバルブ込み)

詳細はこちら

Terra CLX III:重量1,079g、圧倒的な軽さとコンプライアンス

荒れた路面や厳しい起伏が続く過酷な地形、あるいは細かなアタックが繰り返されるレース展開において真価を発揮するのが、もう一つの顔である「Terra CLX III」だ。

多要因の構造形状最適化モデリングにより200種ものリムプロファイルを生成し、導き出された最適解。その最大の特徴は、前後セットでわずか「1,079g(リムテープ・バルブ込み)」という、クラス最軽量を誇る圧倒的な軽さだ。リムハイトは25.5mmに抑えられ、ヒルクライムでの軽快さは群を抜く。

さらに、横方向のコンプライアンス(しなやかさ)は前作から21.52%も向上。単に軽いだけでなく、サスペンションのように路面からの衝撃をいなし、トラクションを逃さない。長時間の冒険的な週末ライドでも、ライダーの疲労を劇的に軽減してくれるはずだ。

Terra CLX III

価格(税込):フロント¥180,400 / リア¥270,600

  • 用途:グラベルレースとライド(軽量・登り・コンプライアンス優先)
  • リム:カーボンクリンチャー(フックあり)、前後ハイト25.5mm、外幅38mm / 内幅27mm、ビードフック幅4.9mm
  • スポーク:ARRIS製 Rovalコンポジットエアロスポーク(Tiエンドピース) F21H / R24H
  • ハブ:Roval Low Flange Road Hub(DT Sinc セラミックベアリング / DT Swiss Ratchet EXP 36T)
  • 適合タイヤ:35mm-60mm(チューブレス互換)
  • 重量:1,079g(前後セット、テープとバルブ込み)

革新的なARRIS製コンポジットスポークと強靭な耐パンク性能

性格の異なる2つのホイールだが、勝利のための共通の革新テクノロジーが投入されている。

一つは、両モデルに採用されたARRIS社製Rovalコンポジットスポークだ。独自のサーモプラスチック製コンポジットにチタン製ヘッドを組み合わせることで、従来のスチールスポークと比較して20%以上高い強度を誇りながら、劇的な軽量化を果たしている。最適化されたねじり剛性が、しなやかな路面追従性の要となっている。

そしてもう一つが、レーサーたちが口を揃えて絶賛する耐パンク性能の向上だ。「どんなに速くても、ゴールまで辿り着けなければ意味がない」という信念のもと、リムのエッジ部分に極太の「FlatStopビードフック」を採用(Aeroで最大5.38mm、IIIで最大4.86mm幅)。過酷な段差でのリム打ちパンクに至るまでに必要なエネルギーを、前作比で91%も増大させた。

事実、トップ選手のマット・ビアーズは実戦のベルジャンワッフルライドでとんでもない段差にヒットしたものの、「後ろの3〜4人は同じ場所でパンクしたのに、僕だけ無事だった。もうこのホイール無しではやっていけない」と絶対の信頼を寄せる。
また、ソフィア・ゴメスも、初めてAeroホイールをテストした直後に「お願いだから次の世界選手権で使わせて!」と開発チームに直訴したという。

ただの空力、ただの軽さにとどまらず、タフなグラベルを「ノートラブルで速く走り切る」ためのトータルパッケージ。ロヴァールが新たに放つTerraシリーズは、グラベルホイールの基準を完全に塗り替えるマイルストーンとなるだろう。

Rovalアップグレードプログラムを実施中

スペシャライズドでは、新車購入時にRovalのホイールおよびコックピットを15%オフの特別価格で手に入れられる「Rovalアップグレードプログラム」を5月15日(金)まで実施している。今回発表された「Terra Aero CLX」「Terra CLX III」も本プログラムの対象。最新の足回りを手に入れて、グラベルシーズンをスタートさせる絶好のチャンスだ。

詳細はこちら

問:スペシャライズド・ジャパン https://www.specialized.com/jp/ja/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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