
雪のしらびそ小屋のいいとこ取り。雪景色もリスも厚切りトーストも
宇宙HIKE
- 2026年04月26日
まだ雪残る3月始めの八ヶ岳。しらびそ小屋に宿泊するスノーハイクツアーに参加してきました。稲子湯から入山し、しらびそ小屋で1泊。翌日中山峠を越えて、黒百合ヒュッテを経て渋の湯へ下山という王道コース。
雪の中山峠越えはなかなかの難所でしたし、初めての八ヶ岳東側は意外にも雪深く、軽アイゼンで結構足をとられました。お話したいことはたくさんありますが、今回は初めて泊まったしらびそ小屋で、雪の季節だからこその景色、しらびそ小屋だからこその風景を目の当たりにするたびにうれしくなってたくさん撮影してきました。
行ったことがある方も行ったことがない方も、思いを馳せていただければと思います。
目の前にそびえる、天狗岳が神々しい

ようやくたどり着いたしらびそ小屋。看板を見て感動、凍って歩けるみどり池に感動、そしてしらびそ小屋を見守るかのようにそびえる天狗岳にまた感動。ようやくここに来られたという実感が感動に拍車をかけます。撮影が楽しく、時間を忘れるほどでした。




そして日も暮れてきて。紅く染まる空に映える天狗岳がまたすばらしい。

しらびそ小屋の朝は忙しい

朝の準備で寝床から水場へ向かう際、窓の模様に心奪われました。窓霜です。寒い場所だからこそ見られる現象ですが、自然が作り出したものとはとても思えない造形で、気温が上がれば溶けて消えてしまうし、またできてもおなじ模様にはならない儚さ。
何枚も撮ってしまいました。


その後、朝食前に外に出て、朝の天狗岳を仰ぎ見ます。



だんだんと朝日がみどり池に届いていきます。そろそろ朝食の時間なのですが、その前に……。
本当に間近で会えました!


こんなに至近距離でリスを見るのは初めてです。話には聞いていましたが、まさかここまで近くで肉眼でしっかりと見ることができるとは思いもよらなかったので、朝食前から興奮が止まりません。そしてリスだけじゃなく、小鳥もたくさん訪れます。ただ動きが早いので、なかなかピントが合わず……。

コガラだそうです。近くもいいけど、遠くから見守るのもよかったです。

朝食も絶景


そして、しらびそ小屋で楽しみにしていたもののひとつ、朝食の厚切りトースト。うわさどおり耳まで柔らかく、ぜいたくな朝を実感するひとときでした。このためだけにもう一度泊まりに行きたいです。
過酷な中山峠を登り切って見えた世界

名残惜しいですがしらびそ小屋をあとにして、このツアーの山場である中山峠に向かいます。ほぼ直登でしたが、ガイドさんのおかげで登り切ることができました。本当に感謝しきれないほどです。息切れするほど必死で登り切ったら、目の前に広がる八ヶ岳ブルーに映える霧氷があまりにも見事すぎて、言葉になりません。


まだゴールではないですが、ここまで来られたことがあまりにもうれしく、今後の山行に少し自信がもてたような気がします。その後は、黒百合ヒュッテを経由し、渋の湯へ無事下山できました。ガイドさん、同行したみなさん、ありがとうございました!
最後に、じつは夕食後、星を見るのに外に出ました。あまり星座に詳しくない私でも肉眼ではっきりとオリオン座と北斗七星を確認でき、オリオン座の恒星ペテルギウスも見ることができました。ただ残念なことに、私にはまだ星をカメラで撮影する技術はなく、試してみても真っ暗な画像となってしまいましたので、次回までの課題にしようと思います。
なので、今年の無雪期にもう一度行かないと!と心に決めました。そのときは違う星座になるので、勉強します。そしてもちろん雪の季節ももう一度。
【今回のルート】
1日目:稲子湯〜しらびそ小屋(泊)
2日目:しらびそ小屋〜中山峠〜黒百合ヒュッテ〜渋の湯
写真&テキスト◎Miwako Taguchi(宇宙HIKE)
https://www.instagram.com/mocoblancmiwako?igsh=MWd2c2xhbjk1eDI2aQ%3D%3D&utm_source=qr
SHARE
PROFILE
宇宙HIKE
Photographer 松本茜主催、山と写真のコミュニティー。 宇宙を旅するように山へ登り、旅や写真を使って「自分」にフォーカスする。 ユーモア溢れるメンバーが集まり、日々楽しみながらいろんなフィールドで活動を続けている。
Photographer 松本茜主催、山と写真のコミュニティー。 宇宙を旅するように山へ登り、旅や写真を使って「自分」にフォーカスする。 ユーモア溢れるメンバーが集まり、日々楽しみながらいろんなフィールドで活動を続けている。



















