
オリンピアンが選ぶ一本は?ストリーツ海飛がタイトリスト フィッティングセンターへ
シミズ
- 2026年07月01日
千葉県木更津市のザ・カントリークラブ・ジャパン総合練習場の一画に2025年7月にオープンした「タイトリスト フィッティングセンター」。ゴルフクラブフィッティングの総本山である「タイトリスト パフォーマンス インスティチュート(TPI)」同様のフィッティングプロセスを日本でも提供するために誕生したタイトリスト最高峰のアウトドアフィッティング施設に、東京2020オリンピック フェンシング日本代表・ストリーツ海飛選手が訪問。東京オリンピック後に友人の勧めで始めたゴルフにドハマりしているという彼のドライバーフィッティングに同行した。

トップアスリートが実感したクラブフィッティングの重要性
タイトリストクラブのフィッティングを開始する前に、熟練のフィッターがマイクラブのスペックを確認してカウンセリングを実施。ウォーミングアップを兼ねて実際にボールを打ってもらいながらミスショットの傾向などもチェック。弾道計測器が計測した数値を分析しつつ、ベストなセッティングを導き出す準備を行う。
身体が充分に動くようになった状態で、いざ本格的なフィッティングがスタート。まずは最新モデル「GTS」ドライバ―3モデルの中から、「GTS2(ロフト角10°)」のヘッドにマイクラブに装着されているシャフトと同じスペックの「24 VENTUS BLUE 6X」を装着してフィッティング開始。
ミスショットの傾向として見られた左へ巻き込むフック弾道が数球出た後、それを嫌って右へのスライス弾道も出たため、シャフトは変えずにヘッドを「GTS3(ロフト角10°)」にチェンジ。
先程までバラついていた打点がフェースセンターに集中し、「かなり振りやすくなりました!」という言葉通り、弾道もストレート~ややドローで安定。「GTS2」で3,300rpmだったスピン量は2,800rpm前後の適正な数値に収まり、計5球の計測でランも含めたトータル飛距離は295yd~305yd。「GTS2」に比べ10yd近く飛距離が伸びる結果に。
続いてヘッドを「GTS4(ロフト角10°)」にチェンジ。振りやすさは上々とのことで、計5球の計測で最長飛距離は313.0yd。しかしながら打点のバラつきが顕著で、左右に散らばるミスショットも3球。最長飛距離を計測した1球を除いた平均飛距離は286ydと「GTS3」の平均飛距離を下回る結果となった。
ここまでの数値を見て、「スピン量を安定させたい」「打ち出し角を調整しながらランを増やしたい」というフィッターが次に用意したのは、ロフト角9°の「GTS3」。ヘッドをチェンジして3球打ったところで数値をチェックすると、打ち出し角は約2°低くなり、スピン量は約2,700rpm。打点がヒール目になり、ボールスピード(初速)が下がってしまったため、先に試打したロフト角10°の「GTS3」にヘッドを戻し、ライ角は標準のままロフト角がマイナス0.75°になるスリーブポジション「D1」で数値をチェック。デフォルトの「A1」ポジションに比べ、スピン量が約200rpm減。弾道、飛距離も安定した数値となったところでヘッドは「GTS3」に決定。
ヘッドを決定してからシャフトの選択へ
「どのヘッドがマッチするか」を決定するのがフィッティングの流れと語るフィッターが次に行うのがシャフトフィッティング。施設内壁面のラックにびっしりと並んだカスタムシャフトの中からベストなマッチングを導き出す。
ウォーミングアップの段階で、キャディバッグに収まっていたマイクラブ用シャフト3モデルを打ってもらっていたこともあり、「24 VENTUS BLUE 6X」の次に「GTS3」のヘッドに「D1」ポジションで装着したシャフトは、スペックを上げた「24 VENTUS BLUE 7X」。
数球打ったところで数値を見ると結果は歴然。「ポテンシャルを余さず発揮するのはこのスペック」というフィッターの読み通り、スピン量は2,500rpm前後で安定。5球での平均飛距離も304ydと好数値を計測。
屋外に場所を移してラウンドに近いシチュエーションで弾道と数値をチェック。
本人、フィッターともに満足のいく結果に思わず笑みがこぼれる。
早くラウンドに行きたくなる充実のクラブフィッティング
本格的なクラブフィッティングを終えたばかりのストリーツ海飛選手に率直な気持ちを伺うと、「早くラウンドに行きたくなりますね。実際にコースで試してみたいです!」とモチベーションがかなりアップした様子。「このセッティングだと左のミスを怖がらずに、しっかりとボールを叩くことができます。気持ちよく振り抜いて、こんなに弾道が安定するとは思っていませんでした」と結果に大満足。その後も「GTS」フェアウェイウッドのヘッドを手にフィッターの話を熱心に聞く姿に、さらに高まったゴルフ熱とアスリートの探求心を感じた。
今回のフィッティングで決定したドライバ―スペックは「GTS3(ロフト角10°)」、装着シャフト「24 VENTUS BLUE 7X」、スリーブポジション「D1」。
ストリーツ海飛
1994年イギリス系アメリカ人の父と日本人の母の間に、神奈川県横浜市に生まれる。 7歳で家族と共に米国に移住し、8歳でフェンシング(種目サーブル)を始める。16歳で全米ジュニア選手権優勝。19歳の時にフェシング全米大学生チャンピオンとなる。東京2020オリンピックをめざし2018年に帰国。 2017年、2019年全日本選手権優勝、2018年準優勝。2021年東京2020オリンピック個人/団体出場。2022年全日本選手権、3度目の優勝。現役選手として国内外の大会に出場中。
タイトリスト フィッティングセンター
最新の弾道計測器を備えた屋内の打撃スペースから、300ydを超えるスケールを持った屋外フィールドに向かってフルショットが可能。実際に飛んでいるゴルフボールの弾道をチェックしながら、最先端のフィッティングプログラムを提供し、広大なフィールドと最新設備がそろった環境でドライバーからウェッジまでスコアアップへ導く理想のセッティングを提案する。
ザ・カントリークラブ・ジャパン総合練習場内
タイトリスト最高峰のインドアフィッティングも
神奈川県藤沢市の「タイトリスト フィッティングスタジオ」でも、タイトリスト最高峰のゴルフクラブ インドアフィッティング環境が整っている。精密な弾道計測器を完備し、プロV1・プロV1x ゴルフボールを使用しながら、タイトリストフィッティングスペシャリストとマンツーマンで、ベストなセッティングを提案する。
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