
グッドデザイン賞を受賞した自転車関連アイテム7選! 編集部が六本木「G展2026」で見つけた注目モビリティ
Bicycle Club編集部
- 2026年10月31日
公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」。その2026年度の受賞デザインを一堂に集めた受賞展「G展・2026年度グッドデザイン賞受賞展」(GOOD DESIGN EXHIBITION 2026)が、2026年10月31日(土)から11月4日(水)まで、東京・六本木の東京ミッドタウンで開催されている。今年で70回目を迎えた同賞の全受賞デザインが並ぶなか、eBIKE LIFE編集部が気になったのは、やっぱり自転車とその周辺のモビリティ。ロードバイクから電動アシスト、折りたたみ、はては電動一輪車や空気入れまで、編集部がピックアップした7アイテムを紹介しよう。
注目される自転車・電動モビリティ本体

ブリヂストンサイクル「ANCHOR RE6」(ロードバイク)
価格:149,000円(税込/CLARIS MODEL)

ブリヂストンのスポーツブランド「アンカー」が、ロードバイクデビューにぴったりの一台として開発したアルミエントリーロード。上位モデルで培った空力性能と快適性を落とし込んだアルミフレーム+カーボンフォークを採用し、カムテール形状の断面でスポーツバイクらしい機能美を確保しながら、アップライトな乗車姿勢で初心者でも扱いやすい。タイヤクリアランスは40c相当で、キャリアやフェンダーなど各種オプションに対応する拡張性も魅力。通勤・通学からツーリングまで幅広く遊べる懐の広さを、15万円以下で実現している。ダウンチューブには山の稜線をモチーフにした「RIDGE PATTERN」のグラデーションをあしらい、街並みや服装にもなじむデザインに仕上げた。

SPEC
| 受賞企業 | ブリヂストンサイクル株式会社 |
|---|---|
| カテゴリー | アルミエントリーロードバイク |
| フレーム素材 | アルミフレーム+カーボンフォーク |
| 完成車重量 | 11.1kg(CLARIS MODEL) |
| フレームサイズ | 470mm |
| タイヤクリアランス | 40c相当 |
| 発売 | 2026年2月 |
| 詳細 | https://www.bscycle.co.jp/anchor/re/ |
パナソニック サイクルテック「MU(エムユー)」(特定小型原動機付自転車)
価格:234,000円(税込)

2023年の道路交通法改正で新設された「特定小型原動機付自転車」。急速に普及する一方で、整備・修理体制やアフターサービスへの不安が課題となっているこのカテゴリーに、自転車メーカーならではの「暮らし起点の設計」で挑んだのがパナソニックの「MU」だ。最大の特徴は、電動アシスト自転車で広く流通しているドライブユニットやバッテリーなどの部品を数多く活用している点。身近な自転車店で整備・修理がしやすく、長く安心して乗り続けられる。乗り慣れた自転車に近い乗車姿勢とまたぎやすいU形フレーム、歩道モードと車道モードが分かりやすい手元スイッチなど、初めてでも直感的に扱える設計とした。着座型・大径タイヤ&サドルで、電動キックボードよりも敷居が低いのもポイント。
SPEC
| 受賞企業 | パナソニック サイクルテック株式会社 |
|---|---|
| カテゴリー | 特定小型原動機付自転車 |
| 品番 | BE-TMU011 |
| 車輌寸法 | 全長1,610×全幅585mm |
| 車輌重量 | 24kg |
| フレーム/タイヤ | U形/20型 |
| バッテリー | リチウムイオン 25.2V-16Ah(21セル) |
| 走行距離 | 約40km(アシスト基準)/約47km(特定小型基準) |
| 乗車適応身長 | 141cm以上 |
| 発売 | 2025年12月1日 |
| 詳細 | https://cycle.panasonic.com/special/mu/ |
Pacific Cycles「E-BIRDY」(電動フルサス折りたたみ自転車)
価格:4,600USD(MSRP/税・輸入関税別)

折りたたみ自転車の名作「BIRDY」を手がける台湾・Pacific Cyclesが、象徴的なフルサスペンション構造に軽量な電動システムを融合させた次世代の電動折りたたみ自転車。30年以上のBIRDY開発の蓄積を生かし、剛性・システム統合性・折りたたみ時のクリアランス・エルゴノミクスを高めた新設計のハイドロフォーム成形「Hシリーズ」フレームを採用する。駆動には軽量な「Mahle SmartBike」システムを組み合わせ、3つの走行モードによるスムーズな電動アシストと最大55kmの航続距離を実現。約15kgという軽さと前後サスペンションによる快適な乗り心地を両立し、着脱式1.1kgのバッテリーはモバイルバッテリーとしても使える。都市移動のための、コンパクトで洗練された一台だ。

SPEC
| 受賞企業 | Pacific Cycles, Inc.(台湾) |
|---|---|
| カテゴリー | 電動フルサスペンション折りたたみ自転車 |
| 車体重量 | 約15kg |
| 航続距離 | 最大55km |
| バッテリー | 着脱式1.1kg(モバイルバッテリー兼用) |
| 駆動システム | Mahle SmartBike(3走行モード) |
| フレーム | ハイドロフォーム成形 Hシリーズ |
| 利用開始 | 2026年3月 |
| 詳細 | https://www.pacific-cycles.com/en/e-birdy-m |
glafit「UFR-01」(電動アシスト自転車)
価格:297,000円(税込/現時点での販売予定価格)

「移動を、日常を少し楽しくする体験に」という思想を掲げるglafitが、電動アシスト自転車に展開した一台。過剰な装飾や部品色のバラつきを抑え、ペダルやブレーキレバー、スポークのニップルまでブラックで統一することで、ストリートスポーツらしいムードを保ちながら街や普段着にもなじむデザインに仕上げた。走行性能も本格派で、0.5kWのインホイールモーターに外装7段変速、前後サスペンション、前後ディスクブレーキを組み合わせ、坂道や路面の凹凸でも安心。1充電で約100km走行でき、折りたたみ機構やNFCカードキーによる開錠機能、起動アニメーションなど、所有する喜びを感じられる仕掛けも盛り込んでいる。クラウドファンディングでの展開を予定。
SPEC
| 受賞企業 | glafit株式会社 |
|---|---|
| カテゴリー | 電動アシスト自転車(20インチ・アルミ) |
| 車体寸法 | 全長1,650×全幅530×全高1,160mm |
| 重量 | 26.6kg |
| モーター | 0.5kW インホイールモーター |
| バッテリー | 36V・13.6Ah(着脱式) |
| 変速/サスペンション | 外装7段/前後サスペンション |
| ブレーキ | 前後ディスクブレーキ |
| 航続距離 | 1充電約100km |
| 主な機能 | 折りたたみ機構、NFCカードキー、液晶ディスプレイ |
| 発売予定 | 2026年12月 |
INMOTION「P6」(レーシング電動一輪車)
価格:オープンプライス

こちらは自転車とは一線を画す、ハイパフォーマンスな電動一輪車(EUC)。深圳のINMOTIONが手がける「P6」は、世界初を謳う235Vの高電圧アーキテクチャを採用し、最高速度150km/h、出力20kW、バッテリー容量4200Whというスペックを誇る。自動車グレードのバッテリー、次世代SiC「Raptor S」コントローラー、アクティブ冷却、90mmの油圧サスペンションを搭載し、北米・欧州・アジアのライダーからのフィードバックを重ねて煮詰めた。アプリ「RideConnect」でGPS・OTA・盗難防止・加減速やコーナリングのチューニングにも対応。本体IPX6/バッテリーIPX7の防水性能を備える、エンスージアスト&レーサー向けのモンスターマシンだ。
SPEC
| 受賞企業 | INMOTION Technologies Co., Ltd.(中国・深圳) |
|---|---|
| カテゴリー | レーシング電動一輪車(EUC) |
| 電圧 | 235V(高電圧アーキテクチャ) |
| 最高速度 | 150km/h |
| 出力 | 20kW |
| バッテリー容量 | 4200Wh |
| サスペンション | 90mm 油圧サスペンション |
| 防水性能 | 本体IPX6/バッテリーIPX7 |
| 主な機能 | SiC Raptor Sコントローラー、アクティブ冷却、RideConnect(GPS/OTA/盗難防止) |
| 発売 | 2025年10月 |
| 詳細 | https://inmotionworld.com/ |
自転車まわりのギア・アクセサリー
Xiaomi「Mijia 小型ポータブル電動空気入れ」(インフレーター)
価格:129CNY(約2,700円)

Shanghai HOTO Technologyが設計し、XIAOMIが展開する手のひらサイズの携帯型電動空気入れ。オートバイ・自転車・スクーター・ボール・カスタムの5つの空気入れモードを搭載し、自転車乗りの携行ギアとしても心強い。マイクロベゼルディスプレイで視認性を高め、3C(コンピューター・通信・家電)製品を思わせる洗練されたデザインが特徴だ。狭い場所でも扱いやすいL字型ホース、夜間の安全性を高める内蔵ライトとSOSモードも備える。コンパクトながら放熱性と空気入れ効率のバランスを突き詰めた一台。
SPEC
| 受賞企業 | Shanghai HOTO Technology Co., Ltd.(事業主体:XIAOMI) |
|---|---|
| カテゴリー | 携帯型電動空気入れ(インフレーター) |
| 空気入れモード | 5モード(オートバイ/自転車/スクーター/ボール/カスタム) |
| ディスプレイ | マイクロベゼルディスプレイ |
| 主な機能 | L字型ホース、内蔵ライト、SOSモード |
| 発売 | 2025年9月 |
FLEXTAIL「TINY TIRE PUMP 200」(電動空気入れ+テールライト)
価格:70〜90USD

「軽量ミニマル」を志向するサイクリストに向けた、電動空気入れとテールライトを一体化させたユニークなアイテム。手のひらサイズながら最大130PSIの空気圧に対応し、タイヤ3本を楽にインフレート可能。高輝度LEDを採用したテールライトは複数の点灯モードを備え、IPX4の防水性能を持つ。モジュール式のクイックリリース設計により、空気入れとして使うか、サドル下のテールライトとして使うかを簡単に切り替えられる。空気入れとライトを別々に持つ煩わしさを解消し、荷物を増やさずに安全性と備えを両立する発想が光る。
SPEC
| 受賞企業 | Shanghai Flextail Technology Co., Ltd. |
|---|---|
| カテゴリー | 電動空気入れ+テールライト一体型 |
| 最大空気圧 | 130PSI |
| ライト | 高輝度LED(複数点灯モード) |
| 防水性能 | IPX4 |
| 構造 | モジュール式クイックリリース |
| 発売 | 2025年5月5日 |
| 詳細 | https://www.flextail.com/products/tiny-tire-pump-asc |
開催概要

G展・2026年度グッドデザイン賞受賞展(GOOD DESIGN EXHIBITION 2026)
会期:2026年10月31日(土)〜11月4日(水)
会場:東京ミッドタウン(東京・六本木)
主催:公益財団法人日本デザイン振興会
※2026年度は第70回。展示内容・詳細は公式サイトで最新情報をご確認ください。
公式:https://www.g-mark.org/
- BRAND :
- eBikeLife
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PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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