
バスで上って楽々サイクリング! 鳥取県大山エリアでサイクルバスの試験運行を開始

Bicycle Club編集部
- 2025年09月03日
自転車を解体せずそのまま車内に持ち込み、路線バスで移動できる「サイクルバス」。10月から鳥取県大山エリアにて試験運行が開始される。
利便性向上と新たな観光体験の創出「鳥取だいせんサイクルバス」運行開始
鳥取県では、大山エリアにおけるサイクリングの利便性向上と新たな観光体験の創出を目的として、自転車をそのまま積載できる「サイクルバス」の試験運行を実施する。
本事業は、鳥取県と日本交通株式会社が連携し、初心者から上級者まで誰もが気軽に大山エリアのサイクリングを楽しむことができる新たな取り組みとなっている。
運行概要
実施区間:大山町内路線(大山口駅~大山寺)※途中停留所での乗降不可
運行期間:令和7年10月11日(土)~11月30日(日)※土・日・祝日のみ運行(計19日間予定)
運行便数:1日7便【大山口駅発4便、大山寺発3便(※下山便)】
運行ダイヤ:
(大山口駅発)7:35、10:00、15:10、16:50
(大山寺発)10:50、15:45、17:30
定員:各便2名・2台
利用料金:1名1台:1,500円(乗車料金+自転車積込料金を含む)
予約方法:JR西日本観光ナビ「tabiwa by WESTER」で、9月末頃予約開始予定
利用方法:
- 利用日前日15:00までの予約
- 自転車固定用ベルトを準備した上で、出発5分前までの集合
- 乗車前にデジタルチケット提示
- バス車内前方右側への自転車設置と固定
- 乗車中は隣席着席、自転車に手を添えること
- 降車時は一般乗客下車後、中扉から降車
「サイクルバス」のメリット
路線バスでは自転車の持ち込み(輪行を含む)が不可能だが、本サービスにおいては自転車をそのまま積み込むことができ、大山エリアへも気軽にアクセスが可能。また登坂区間をバスで移動できるため、初心者や体力に不安のある方でも安心してサイクリングを楽しめる。大山観光拠点エリア(標高約700m)まで一気にアクセスでき、ダウンヒル中心のルートで絶景と観光地巡りを満喫できる。
問:輝く鳥取創造本部観光交流局観光戦略課サイクルツーリズム振興室 https://www.tottori-guide.jp/cycling/
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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