ジョナタン・ミラン、さいたまクリテリウム初出場決定！ 東京五輪金メダリストが埼玉を駆ける

2025年11月9日（日）にさいたま新都心駅周辺で開催される「J:COM presents 2025 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」に、今年のツール・ド・フランスでポイント賞（マイヨ・ヴェール）を獲得したイタリアのスーパースター、ジョナタン・ミラン（リドル・トレック）が初出場することが決定した。東京オリンピックの金メダリストでもある若きスプリンターが、日本のファンの前でその世界トップクラスの走りを初披露する。

ロードとトラックの“二刀流”、世界を席巻する24歳

24歳のジョナタン・ミランは、現代のロードレース界を象徴する、ロードとトラックの“二刀流”選手として輝かしい実績を誇る。

ロードレースでは、今年のツール・ド・フランスで区間2勝を挙げる圧巻のスプリントを見せ、自身初となるポイント賞（マイヨ・ヴェール）を獲得。世界三大ツールの一つ「ジロ・デ・イタリア」でも2023年、2024年と2年連続でポイント賞に輝いている、まさに現役最強クラスのスプリンターだ。

トラック競技での活躍も目覚ましく、2021年の東京2020オリンピックではチームパシュートで金メダルを獲得。記憶に新しい2024年のパリオリンピックでも同種目で銅メダルを獲得している。さらに、2024年のトラック世界選手権では個人パシュートで世界記録を樹立し優勝するなど、その才能はとどまるところを知らない。

「スプリントを披露できるのが待ちきれない」

輝かしい実績を引っ提げ、さいたまクリテリウムへの初出場が決まったミランは、「日本の皆さんはじめまして！今年のツール・ド・フランスでグリーン・ジャージを獲得して、今回初めてツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに出場できることを本当に楽しみにしています」と、喜びのコメントを寄せた。

さらに、「さいたまの熱い自転車ファンの皆さんの前でスプリントを披露できるのが待ちきれません。東京オリンピックの後、日本のファンの皆さんと直接会える機会がなかったので、11月9日に皆さんにお会いできることをとても楽しみにしています。チャオ！」と、日本のファンとの交流を心待ちにしている様子を語った。

その他の出場選手は今後、決定次第発表される。ツール・ド・フランスの興奮をそのままに、世界のトップ選手たちが繰り広げる高速バトル。そこに現役最強スプリンターの一人であるミラン選手が加わることで、今年のさいたまクリテリウムは例年以上に白熱した戦いとなることは間違いないだろう。

問：さいたまスポーツコミッション　https://saitama-criterium.jp/