フラッグシップウォッチ「fēnix 8 Pro」発表スマホ不要の通信機能、MicroLED搭載モデルも｜GARMIN

Bicycle Club編集部

2025年09月17日

GPS機器とデータ活用のプロフェッショナル、ガーミンジャパンは、同社のフラッグシップ・マルチスポーツGPSウォッチ「fēnix」シリーズの最新モデル『fēnix 8 Pro』および『fēnix 8 Pro MicroLED』を発表した。最大の特徴は、Garminのウォッチとして初めて衛星通信技術「inReach」を搭載し、スマートフォンがなくても単体で通話やメッセージ送受信が可能になった点。さらに、スマートウォッチとしては世界初となる高輝度MicroLEDディスプレイ搭載モデルもラインナップし、究極のハイパフォーマンスを追求する。

スマホ不要の絶対的安心感、inReachテクノロジーを初搭載

新型『fēnix 8 Pro』シリーズは、Garminが誇る衛星通信技術「inReach」を搭載することで、低消費電力のLTE-Mネットワークへの接続が可能になった。これにより、スマートフォンの電波が届かない山岳地帯や海上などでも、ウォッチ単体で以下のコミュニケーション機能が利用できる（※別途サブスクリプション契約が必要）

音声通話・メッセージ送受信：ウォッチから直接、音声通話やテキスト、30秒のボイスメッセージの送受信が可能。
LiveTrack & SOS要請：リアルタイムで位置情報を家族や仲間と共有できるほか、万が一の際にはウォッチから直接SOSを発信。24時間365日対応のGarmin応答センターを通じて、迅速に救助組織へ通報される。
天気情報：LTE経由で最新の天気情報を取得でき、アウトドア活動中の安全確保に貢献。

この機能により、ビジネスシーンから過酷なアドベンチャーまで、あらゆる状況下で「つながる安心感」を究極のレベルで提供する。

世界初！直射日光下でも圧巻の視認性を誇るMicroLEDディスプレイ

上位モデルの『fēnix 8 Pro MicroLED』には、スマートウォッチとして世界で初めて「MicroLEDディスプレイ」が搭載された。40万個以上の微細なLEDチップを高精度に配列することで、最大4,500ニトという驚異的な輝度を実現。直射日光が降り注ぐ真夏の屋外でも、あらゆる角度からでも、地図やデータを鮮明かつクリアに表示する。AMOLEDディスプレイ搭載の通常モデル『fēnix 8 Pro』もラインナップし、ユーザーは自身のニーズに合わせて選択可能だ。

Garminの粋を集めた究極のスペックと機能

「fēnix」シリーズは、Garminのフラッグシップとして常に最新技術が投入される。新型『fēnix 8 Pro』も例外ではない。

堅牢性とデザイン：ダイヤモンドライクカーボン（DLC）コーティングを施したチタンやサファイアクリスタルといったプレミアムな素材を使用し、米国国防総省のMIL規格に準拠したタフネス設計を実現。
高精度計測：GNSSマルチバンド対応のGPSや第5世代光学式心拍計、血中酸素トラッキングなどを搭載し、あらゆるアクティビティを正確に記録。
多彩な機能：心電図（ECG）アプリへの対応、100種類以上のスポーツアプリ、内蔵MAP、Suica対応のGarmin Pay、音楽機能、LEDフラッシュライト、スピーカー＆マイクによる音声操作など、Garminが持つほぼ全てのスマートウォッチ機能を網羅している。

これだけの高機能・高スペックを備えながら、スマートウォッチモードで最大約27日間（fēnix 8 Pro）という驚異的なバッテリー性能も維持している。